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キャンプで親子と学校のつながりを深める

木下尚美さん

シドニーの夏がまだ始まったばかりの11月、私がホームステイをしていたオージーの家族に誘われ近所の公立小学校へキャンプに出かけた。キャンプとBBQで夏の夜を楽しもうという小学校のイベントだった。小学校でキャンプと聞いて 驚いたが、学校へ到着するとすでにたくさんの家族がテント を張っており、青々とした芝生に覆われた校庭はさながら キャンプ場に早変りしていた。校庭の中央では父兄が中心と なりBBQや、ホットドック、デザートにはホイルに包まれた チョコバナナが振舞われていた。BBQの後はみんなでキャンプファイヤーをしたり、子供たちが前に出て歌ったりと、子供を中心として父兄、そして学年を超えた学校全体の交流につながるイベントとなっていた。オーストラリア文化の一つであるBBQで学校の交流を図ろうとはいかにもオージーらしい。キャンプファイヤーを囲んで陽気なオージーたちの笑いがあふれるあたたかい夜となった。

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