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こだわりの「ウェディングカー」

先日、「こだわり」について書きました。

決して「こだわらないように。」と言ったわけではなくて、必要の無いことにこだわり過ぎて、それがストレスになることがあるので、気をつけてください!ということを言いたかったのです。

こだわる必要のない事も沢山有りますけれど、こだわりたいことも沢山有りますよね!そこで今日は、私がとても気に入っている「ウェエディングカー」をご紹介します。

  

写真の車は「ROLLS ROYCE」

色は、OLD ENGLISH WHITE (オフホワイト)と黒とシルバーのコンビがあります。黒とシルバーの方は、英国の「エリザベス女王」が来豪した際にお乗りになった、由緒ある車です。そして、白い方は、ニコールキッドマンが乗った。。。。いえ、正確に言うと「乗れなかった車」なんです。

オーナーのリーさんの話によると、ニコールは、この白いロールスロイスを予約したのだけれど、自宅の車庫に入らず、泣く泣く一回り小さい「ベントレー」にしたそうです。

私がお薦めしたい理由は、車が素敵なことは勿論の事ですけれど、オーナー兼ドライバーのリーさんの人柄がとても良いのです。私がウェディングをプランする時に、重きを置いているのは「人」と「心」です。どんなに素敵なレストランでも、店員さんの感じが悪かったら、行きたくないですよね。そして、どんなに良い商品を扱っていても、その商品を扱う「人」との「心」が通じ合えなかったら、上手く行かないのです。

ここオーストラリアで仕事をしていて、気になる事の一つは。。。。。。オーストラリア人の気質でしょうか、時間にルーズなところなのです。勿論全員がルーズというわけではありません。特に、私たち日本人の場合、少なくとも約束の10分前には行く。。。。と言うのは特別なことではありませんよね。でも、オーストラリアには、どうもそこのところがとてもルーズな人が多いようです。5分遅れてきても、「あら、たった5分遅れただけよ。」なんて言われてしまいます。お友達との約束だったら、何てことないのですが、仕事。。。。となると、困ります。時間より少しでも前に来てくれないと。。。。。勿論、不意なアクシデントということは、いつでも有り得ますし、予期せぬアクシデントは仕方のないことです。リーさんは、いつもちゃんと時間より早く来てくれますので、私もとても安心して仕事ができます。

  

そしてそのリーさん、お式の最中は、教会の後ろの席からいつもカップルを温か~い眼差しで見つめてくれています。ウェディングカーのドライバーさんだから、時間通りに来て、無事にお二人を目的地に運んでくれれば、本来お役目終了なのですが、そうしたちょっとした彼の「人柄」が、大切な日に花を添えてくれています。

 英国のエリザベス女王がお乗りになった車。

 

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