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ジャカランダ

ジャカランダ

今、あちらこちらでジャカランダのきれいな花が咲いていますね。

この写真は、我が家の庭のジュカランダです。

一仕事終え、バルコニーからこのジャカランダを眺めている時は、一日でも最も平和な時間です。

ジャカランダのこの「うす紫」は、癒しの色ですね。この色が目に、

そして胸に飛び込んできた瞬間に心が穏やかになります。

私には、この「うす紫」色を見るといつも思い出す結婚式の思い出があります。数年前でした。ここシドニーでお式を挙げられた、お若いカップルがいらっしゃいました。(なんと、ご新郎のお母様と私と年が同じだったのにもびっくりしましたが。。。。。)まだ20台前半のお若いカップルでしたが、日本からいらしたご家族の旅行代金は、全てお二人が負担されたのだそうです。なので、式の後のパーティには、お金は掛けられず、教会のホールでの簡単なパーティーを希望されました。

でも、教会のホールと言うのは、何とも味気ないのです。お客様は、総勢30名ぐらいいらしたでしょうか。お食事は、クラウズネストの「札幌」レストランにケータリングをお願いしました。少ない予算だったのですが、とっても立派なお食事を用意して下さいました。後は、シドニーに在住の、ご新郎のお母様のお隣に住む女性が、手作りのお料理を数品持ってきてくださいました。

でも、それがとっても素敵なパーティーだったのです。とても和気藹々として、沢山の方がスピーチをして下さいました。本当に手作りのパーティー、そんな感じ.。。。音楽は我が家からCDを何枚か持って行き、バックグラウンドミュージックに。そして、教会のホールの折りたたみのイスでは、何とも味気ないので、私は白いカバーを20数枚縫いました。我が家にはミシンがないので、夜テレビを見ながら、手でチクチク。。。。。それに、うす紫色のリボンを掛けて、造花でしたが、リボンの結び目にうす紫色のお花を添えました。ケーキカット用のテーブルにも、うす紫の花びらをちりばめました。何だかまだ少し寂しかったので、メタリックパープル(メタリックのうす紫)の風船をいくつも膨らませて、床に置きました。これらを、私からのプレゼントにしました。教会の寂しいホールに、何とかパーティーらしい形が付きましたよ!

あの時もやっぱり思いました。お金の問題では無いのです。。。。。。「心」の問題なのです。あのパーティーは、いらして下さった沢山の方たちの暖かい気持ちとが有ったから、本当に素敵なパーティーができたのだなあ。。。。。と。

私はジャカランダのうす紫を見るたびに、あの結婚式を思い出します。

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