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第12回ジャパン・フィルム・フェスティバル

毎年恒例となったジャパンファウンデーション主催のジャパン・フィルム・フェスティバル(Japan Film Festival)。今回で12回目を迎える同映画祭が2008年12月2日から9日まで、ジョージ・ストリートにあるGreater Union Cinemasにて開催される。

それに先駆け11月10日(月)午前9時より、同映画館内にあるGold Class Cinemasにて、メディア向けの試写会が開催された。

上映された映画は、2005年に劇場用長編デビュー作「運命じゃない人」がカンヌ映画祭で4つの賞を受賞、また日本国内の映画界でも高い評価を受けた内田けんじ監督が手掛ける最新作「After School(アフタースクール)」。

社会に出てそれぞれ違う世界で生きる中学校時代の同級生3人と、謎の探偵が繰り広げるサスペンスに満ちたストーリー展開で、最後まで読めない結末に誰もが騙される、パズルのように複雑に練り込まれた脚本が見事。

主演の大泉洋をはじめ、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、伊武雅刀、山本圭といった実力派俳優たちが見せる抜群の演技も必見の価値あり。

      ©2008"After School"Production Committee

同作品は初日のオープニング・フィルムでもあり、12月2日の午後8時からGreater Union Cinemasにて上映される。

こ のほか、第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した「Departures(おくりびと)」をはじめ、「Memories of Matsuko(嫌われ松子の一生)」、「Memories of Tomorrow(明日の記憶)」、「Always 2-sunset on Third Street(続・ALWAYS三丁目の夕日)」など、8日間にわたり魅力的な18作品が上映される。

チケットは大人14ド ル、コンセッション12ドル、ジャパンファウンデーション・メンバーズ10ドル、5フィルム・パス55ドル(オープニングおよびクロージング・フィルムを 除く)で、11月10日からGreater Union JFF BOX Office(02-9273-7431)にて販売中。

なお、シドニーに先駆けメルボルンでも、11月27日から12月1日まで同映画祭が開催される。

第12回ジャパン・フィルム・フェスティバルの詳細はこちらから。

www.jpf.org.au

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