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第8回 プロサッカー選手 森安洋文さん 2

シドニーFCには以前、三浦選手そして監督としてはピエール・リトバルスキー氏が所属していましたが、チームに対してどのような印象をお持ちですか?

オーストラリアのクラブの中で一番有名なチームですし、カズさんの後輩になるので、すごく光栄だと思います。(チームメンバーは)みんなフレンドリーで、とても和みやすく、優しく接してくれるので、雰囲気はとてもいいですね。シドニーFCはカズさんがいたから知っていましたが、もしいなかったらその存在は知らなかったと思います。 外国人同士ということで韓国人のビュン選手とは良く話します。ステファン(・ケラー=スイス)ともちょくちょく話します。(今後)もう一人外国人選手が入る予定です。

初めてプロ選手になりましたが、プロ1年目の目標についてお聞かせください。

やはり1試合でも多く試合に出場して、チームが勝てるように貢献できればいいのかと思います。プロになったという実感はまだ特にないのですが、今まで通り落ち着いて、毎日練習からもがんばっていければいいかなと思います。

AリーグからJ1を目指すということも視野にいれていますか?

そうですね。そういう機会があれば狙ってみたいなとは思います。

森安選手から見た日本とオーストラリアのサッカーの違いを教えてください。

日本ではそんなに高いレベルでサッカーをしていないので、比べるのは難しいと思いますが、レベルの差はそうないのかなと思います。AリーグはJ1に比べたらやはり落ちると思いますけど、(Aリーグのチームが)J2と試合してもいい試合をすると思いますし、勝てると思います。(プレースタイルは)チームによると思います。監督の考えひとつですし、今(シドニーFC)の監督さんはボールを繋ぐ意識を強く持っているので、ロングボールを蹴ってガツガツ行けという感じではないです。だから自分が好むサッカースタイルなのかなと思います。

シドニーにきてから、オフの日はどのように過ごしていますか?

それが、特に何もしていないという状況です(笑)。ここ6週間はずっとトライアルのことで頭がいっぱいで、特に外にも行かずに練習が終わったら休んで次の日に備えるという感じでした。たまにシティに行って日本食を食べたりするぐらいでした。

Aリーグでは(アウェイ)試合でオーストラリアのいろいろな所に行けるからいい経験になると思います。楽しみですし、すべてのことが新鮮に感じます。

ワーキングホリデー・メーカーとしてオーストラリアにやって来て、夢をかなえた森安選手ですが、同じようにワーキングホリデー制度を通じてやってくる日本の若者にアドバイスがあればお願いします。

みんな夢を持っていると思います。僕は『諦めない姿勢』が大事だということを、今回痛烈に感じました。自分に『できる、できる』と言い聞かせてやってきたので、実際にできてよかったと思っています。『目的を持って最後までやり遂げる』、『できる』、という風に信念を持ってやれば、いつかは報われるのではないかなと思います。僕もこういったことは信じてはいなかったのですが、今回この体験をしたら信じざるを得なくなったなと思います。

 

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