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ビール飲んでステーキにチップス、太るわけです。

今日は「世界対がんデー」(World Cancer Day)ということです。毎年2月4日にがんに対する意識を高め、予防に努めましょうということで、国際対がん連合が2005年に制定しました。

この日は世界各地で対がんキャンペーンを繰り広げ、がんを予防するために、以下のことを守ろうと訴えています。これによって、主要ながんの3分の1は防げます。

*豊富な種類とバランスのとれた健康的な食事

*健康的な体重管理で肥満を避ける

*体を動かし、運動する習慣をつける

*飲酒は飲み過ぎない適度な量にとどめる

また、次のことも大事です。できるだけ守りたいですね。

*禁煙し、特に周りに煙草の煙を与えない

*日光を浴びすぎない

*がんの原因になるようなことをしない

がんなんて人ごとだと思っていませんか? 毎年、世界では1270万人ががんにかかり、760万人が亡くなっています。今日だけは、世界対がんデーのサイトにアクセスしてみませんか。

特に女性の方は、日常的に乳がんチェックを行うようにしてくださいね。クリック→Cheeky Check Up

がんの3分の1は予防によって防ぐことができ、また3分の1は早期発見で防ぐことができます。

特にオーストラリアでは、がんの発生や生活習慣病の原因となる肥満が大きな問題となっています。過去20年間でおよそ2倍にまで肥満率が増えています。世界でも米国、英国に次いで、オーストラリアは肥満大国になっています。

ファストフードや24時間オープンのコンビニなど、いつでも飲食できる環境が大きく影響し、私たちは常に食べ過ぎの状態にいるんですね。同時に便利な社会環境の出現で、慢性的な運動不足になっています。

つまり、エネルギー摂取量が増大しているのにもかかわらず、エネルギー消費量は減少しているんです。加えて毎日の食事が高カロリーで高脂肪、これで肥満にならないわけがありません。

街を歩いていて、随分と肥満ぎみの人を見かけますね。その一方、ランニングしたり、公園でエクササイズをしたりする人も多くいます。健康に留意する人が増えているのも確かですが、かといってダイエットのし過ぎも問題です。

過度なダイエットは脂肪細胞を減らしすぎて、必要な物質の分泌が減少して、これはこれでがんの発生につながるんです。よく肥満指数としてBMIという数字を使いますが、これは体重(kg)を身長(m)の二乗で割った数のことで、Body Mass Indexと言います。世界保健機構(WHO)では、25以上を太り過ぎ30以上を肥満としています。

で、BMIとがんの関係を見ると、肥満でも、痩せすぎでも、がんによる死亡率が高くなっています。特に、男性は肥満傾向に、女性はダイエットによる痩せすぎの傾向にあります。みなさん注意しましょうね。

いま、特に問題になっているのが、子どもの肥満です。いわゆる肥満児対策が、主要国の政府の主要政策にまでなっています。かつてはスポーツ大国とまで呼ばれたオーストラリアですが、最近は子どもたちの運動不足が懸念されています。

ゲームやインターネット環境に取り囲まれた生活で、高カロリーなファストフードの間食など、肥満に直結する環境が充実しています。

しっかりとお子さんに目を向けて、一緒に運動する習慣を身につけましょう。

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