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「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)18 May 2026

 

18 May 2026

 

◎<ポイント>
―中東紛争長引き原油高、に加えて米中会談、中ロ会談―

今週の予想レンジ:157.50-159.50
先週のレンジ 156.83-158.84
(先週の予想レンジ:154.00-157.00)

・先週は「中東紛争は簡単には解決しない」、との読みは正解だった。原油価格も結果的に100ドル超えに反発した、、
・しかし前回介入の出た157円台で目先短期的ショートに拘った、、(汗)。
べッセント財務長官の来日も“政府・日銀サポート発言”を期待し、ドル円ブルの筆者もまんまと吸い込まれた。
・再度154-155をやって、そこから爆上げ!――面白いシナリオではあったが完全に裏目に出た→158円台までナンピンして158円半ばでストップロス&ドテンロング。
・足元は、相場は”有事のドル買い↑“と”介入&中東和平↓“の綱引きが続いていた。その中で筆者自身長引く中東紛争に嫌気が差し、早期戦争終結・日銀介入・べッセントの後押しに勝手に賭けたのが間違いであった。べッセント・高市対談での米国の円高サポート期待は”肩透かし“。いつものこととはいえ腹立たしいの一言
・おまけに先週の米中会談、今週の中ロ会談と大国外交が続く→結局大国間交渉は「狐と狸の化かし合い」→本音など出ないということだ。
・足元158円台で「160円台手前の防衛ライン」が意識される。、、155-156は買い進んだが、157円台からはショートに拘ったが、己の才能のなさを痛感する次第。
・158円台まで市場に買わせて一気に介入で155円台まで再度押し下げる可能性も否定できない。筆者のように158円台半ばで耐えきれなくなってロングに転換した向きもいるだろう。
・ただ、一言申し上げたいのは、力で155円台に何度も持って行って、結果はそのレベルを踏み台にして158円台に反発しているという事実。
・「政府日銀の力技も、最後にしっぺ返しに会う可能性」が意識される。

◎<豪ドル相場>
先週豪ドルは、中東和平期待を背景に、原油の反落(5月の安値は94ドル台まで)にサポートされて72セント台後半まで上昇。しかし先週後半は原油が100ドル超えに反発する中、ロングのポジション調整が出回って71セント台前半に反落。対円でも114円台後半から113円台前半に下落した。

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.7139-0.7272 AUDYEN  113.15-114.73
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.7100-0.7300  AUDYEN  111.50-114.50)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.7050-0.7250   AUDYEN  112.00-115.00


・先週豪ドルは週初は米ドルの軟調地合を背景に72セント台後半まで上昇したが、週後半は原油価格の100ドル超えや中東和平への失望感から再び「有事のドル買い」が強まる中、ポジション調整の売りが出回り71セント台前半まで下落した。
・対円でも週初は114円台後半に続伸したが、ドル円の158円台への反発を対米ドルでの軟調が相殺する形で一時113円台前半まで反落した。
・5/13に発表されたQ1の賃金指数(AWOTE)(詳しくは明日のセントラル短資FX社のマーケットビュー参照)は前期比で+0.8%(予想・前回+0.8%)、前年比+3.3%(予想・前回+3.4%)とやや軟化したことも週後半の豪ドル軟調につながった。
・ただ今週5/21に発表される4月雇用統計では就業者数は前回の+17.9千人からは+15千人に若干減る予想だが、移民政策を取る豪州では労働力不足や住宅対不足が共にインフレ要因と解釈されており、RBAの5月の利上げにつながった。
・ただ金融引き締め政策の豪州経済への影響が懸念される中、米ドル堅調地合が継続すれば対米ドルでは一段の反落の可能性(70セント台がターゲット)があろう。一方対円では引き続きbuy on dipsがワークすると考える。

―読者各位―
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Joe Tsuda のプロフィール

東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ


☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。

☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/

☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

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