Picture: ©︎ Sydney Film Festival

今年で第71回を迎えるシドニー最大の映画祭「Sydney Film Festival 2024」が、6月5日（水）から16日（日）にわたって、シドニー各地にある映画館で開催！

今年はワールドプレミア28作品、オーストラリアプレミア133作品を含む、69カ国197作品が上映されます。内容は著名な国際映画祭受賞作を含む92本の長編劇映画と、重要な現代的問題に取り組む54本のドキュメンタリーで構成され、カンヌ国際映画祭に出品されたばかりの作品や、著名なドキュメンタリー作家から新進のドキュメンタリー作家まで、珠玉の作品が揃い踏み。期間中にはヨーロッパ中の女性監督たちによる多様で力強い物語を称える「EUROPE! Voices of Women in Film」や、世界の先住民の映画製作において世界最大の賞金を授与する「First Nations Award」など、さまざまなコンペティションの授賞式＆上映会も開催されます。

旗艦会場であるState Theatreをはじめ、シドニーのCBD、ニュータウン、クレモーン、ランドウィックなどにある各映画館、NSW州立図書館で、普段シネコンでは見られない作品も多くラインナップ。オープニングナイトには、オーストラリアを代表するロック・バンド、Midnight Oilの45年にわたるキャリアをたどる『Midnight Oil: The Hardest Line』のワールドプレミアで幕を開けます。毎年恒例「Sydney Film Prize」の受賞者は、6月16日（日）の映画祭クロージングナイト・ガラで発表予定。

30年ぶりにカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたインド映画、パヤル・カパディア監督の『All We Imagine As Light』、ガイ・ピアース主演の濃密なドラマ『The Convert』、トム・ハーディ主演の『The Bikeriders』、そして最近の上位受賞作： ベルリン映画祭金熊賞受賞作『Dahomey』、サンダンス映画祭審査員大賞受賞作『Sujo』、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されたエマ・ストーン主演の最新作『Kinds of Kindness』、オージー産のボクシングドラマ『Kid Snow』のワールドプレミアなど、どこを切り抜いてもワクワクするプログラム。

映画祭でお馴染みのレッドカーペットイベントやワールドプレミア上映、映画人らとのトークショーやパーティーなどの限定イベントも盛りだくさん！ キャスト、スタッフとともに、ドラマシリーズを大画面で鑑賞できるまたとない機会も用意されています。

上映スケジュールをチェックして、今年もシドニー映画祭を思いきり楽しみましょう！

上映スケジュールはこちら

【シドニー映画祭2024 映画館】

• State Theatre
• The Hub, Lower Town Hall
• Sydney Town Hall
• Event Cinemas George Street
• Dendy Newtown
• Palace Central Cinemas
• Palace Norton Street
• Hayden Orpheum Picture Palace Cremorne
• Ritz Cinemas Randwick
• Art Gallery of NSW
• State Library of NSW
• City Recital Hall
• IMAX Sydney