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アート

日本語ガイドツアーも催行!NSW州立美術館のアーチボルド賞展

イベント情報

日付 2026.05.08 〜 2026.08.16
料金 日本語ガイドツアー:無料/展覧会入場料:大人30ドル、学生27ドル、12〜17歳 10ドル 他
エリア Sydney
開催地 Art Gallery of New South Wales, Art Gallery Road, The Domain, Sydney NSW
ウェブサイト https://www.artgallery.nsw.gov.au

Picture: Winner Archibald Prize 2026, Richard Lewer ‘Iluwanti Ken’, synthetic polymer paint on canvas, 198 x 198 cm © the artist, image © Art Gallery of New South Wales, Jenni Carter

シドニーのNSW州立美術館で、2026年アーチボルド賞展が、5月8日(金)から8月16日(日)まで開催されています。それに伴い、6月6日(土)から8月1日(土)までの毎週土曜日には、無料日本語ガイドツアーも開催! 展覧会を巡りながら見どころを日本語で紹介してもらえます。

NSW州立美術館への入場と日本語ガイドツアーは無料ですが、2026年アーチボルド賞展を観るには別途有料チケットが必要です。同展覧会のチケットを事前にご用意いただいて、来館当日に日本語ガイドツアーをぜひお楽しみください。

【有料展覧会】2026年アーチボルド賞展(AWS展)

オーストラリアを代表する3つの公募展、アーチボルド賞展、ウィン賞展、サルマン賞展(通称AWS展)が、今年もNSW州立美術館で8月16日(日)まで開催されています。

1921年に始まり、オーストラリアで最も古く、権威ある肖像画のアーチボルド賞、風景画とフィギュア彫刻を対象としたウィン賞、そして歴史・宗教画、壁画などを対象としたサルマン賞。多様な主題や技法を鑑賞できる、“今のオーストラリアを映し出すアート”を一堂に楽しめる、見逃せない展覧会です。

中でも圧倒的な人気を誇るのが、アーチボルド賞展。毎年テレビや新聞でも大きく取り上げられ、会場には多くの来場者が訪れます。卓越した技術や大胆な表現に驚かされるだけでなく、各界で注目を集める“時の人”がモデルとして登場することでも話題性の高い展覧会。アートを通して、その年のオーストラリア社会を映し出す一大イベントとなっています。

今年のAWS展には応募総数2524点が寄せられ、その中から最終選考に残ったのは137作品。そのうちアーチボルド賞には59作品が展示されています。

注目の2026年度アーチボルド賞受賞者は、ファイナリスト6度目のベテラン・アーティスト、リチャード・ルアー(Richard Lewer)。モデルとなったのは、ピチャンチャラ族の長老であり、伝統的ヒーラー、そしてアーティストのイルワンティ・ケン(Ilwanti Ken)です。

ルアーは、イルワンティ・ケンが暮らすSA州内陸部を訪れ、共に時間を過ごしながら制作を進めました。黄土色の背景には、その土地の熱気と強い光が込められています。小柄な彼女を実物大で描き、鑑賞者と真正面から向き合わせることで、「知識を受け継ぎ、人々を見守る存在」としての威厳を表現したと語っています。彼女の腕に残る絵の具の跡は、まるでつい先ほどまで作品制作に携わっていたかのよう。その姿は現役アーティストとして生きる静かな存在感を放っています。

今年のアーチボルド賞展には、シドニーを拠点に活躍する日本人ファッションデザイナー、五十川明氏をモデルにした作品も登場しています。タイトルは「ナナコロビ ヤオキ(七転八起)」。作品にはモデルご自身の直筆も取り入れられ、日本文化への敬意と人生観が織り込まれた肖像画です。

ウイン賞(オーストラリアの風景画、フィギュア彫刻)、そしてサルマン賞(歴史・宗教画、壁画など)の公募展も同時開催されており、アーティストたちの多様な作品を一堂に楽しむことができます。

日本語ガイドツアーでは、日本語による解説で今のオーストラリアを知ることができるアーチボルド賞展を、より身近に感じられます。

この機会に、ぜひNSW州立美術館で“今のオーストラリア”を感じてみてください。

【2026年アーチボルド賞展】
開催期間:5月8日〜8月16日
展示エリア:Naala Nura(ナーラ・ヌラ南本館)地下2階
チケット:10〜30ドル(オンライン販売中)
※混雑が予想されるので、入場券の購入はお早めに。

【無料日本語ガイドツアー】
開催日:会期中の6月6日〜8月1日の毎土曜日(6月6日、13日、20日、27日、7月4日、11日、18日、25日、8月1日)
ツアー時間:午前11時より約1時間
料金:無料
参加方法:入場券要、予約不要
集合場所:Naala Nura(ナーラ・ヌラ南本館)地下2階 展覧会入り口

詳しくはこちら

【常設展】無料日本語ガイドツアー

また、NSW州立美術館では、無料の常設展をめぐる日本語ツアーも催行されています。

彫刻、絵画から写真やインスタレーション・アートまで、オーストラリア国内および海外からの美術作品が展示されているNSW州立美術館。オーストラリアの歴史が垣間見えるコレクションが収められたグランド・コートをはじめ、昨年の北館(新館)開設と南館(本館)リニューアルを経て、美術品の展示スペースはほぼ倍になり、連日多くの来場者を迎えています。

創設150周年を記念し、美術館の大々的な開発プロジェクト「シドニー・モダン・プロジェクト」の一環としてオープンした新館は、日本の建築家ユニット、妹島和世氏と西沢立衛氏を代表とするSANAAが建築設計デザインを手掛けました。オーストラリア・グリーン・ビルディング協会からグリーンスター6つ星を獲得した国内初の公共美術館で、環境にやさしい建物となっています。

第二次世界大戦中、海軍艦隊に燃料を供給するために建てられ、何十年もの間そのままになっていたオイルタンクも、壮大なアートスペースへと生まれ変わりました。音響も良く、スケールのあるインスタレーションの展示も可能なユニークなスペースです。

オーストラリアのアートを日本語のガイドで巡れるツアーは貴重なので、訪ねてみてはいかがでしょうか?

【Naala Nura(ナーラ・ヌラ 南本館)常設展ツアー】
開始時間:毎週金曜日 11:00
ツアー時間:約45分
料金:無料
参加方法:予約不要。美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。
集合場所:Naala Nura(ナーラ・ヌラ 南本館)インフォメーションデスク付近

【Naala Badu(ナーラ・バドゥ 北新館)常設展ツアー】
開始時間:毎週日曜日 13:00
ツアー時間:約45分
料金:無料
参加方法:予約不要。美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。
集合場所:Naala Badu(ナーラ・バドゥ 北新館)エントランス・パビリオンに集合

※直前に変更される場合もあるので、美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。皆さまのご来館をお待ちしています。

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