
オーストラリアで生活するなかで、以前より体重が増えた、健康診断で血糖値やコレステロール値を指摘された、お腹まわりが気になってきた、と感じることはありませんか?
体重の変化には、食事や運動だけでなく、遺伝的な要因、健康状態、服用中の薬、睡眠、ストレス、仕事や生活環境など、さまざまな要素が関係しています。そのため、体重が気になったときは、単に減量を目指すのではなく、現在の健康状態を把握し、自分に合った対応を考えることが大切です。
オーストラリア保健省も、体重は複数の要因が影響する複雑な問題として説明しており、体重について心配がある場合や、健康的な体重の維持が難しい場合には、医師への相談を勧めています。
この記事では、オーストラリア保健省の情報をもとに、体重に影響する要因やBMI・腹囲の見方、体重管理についてGP(一般開業医)に相談するメリットをご紹介します。
シドニー中心部にある「ワールドシティメディカル・デンタル」では、GPに健康上の悩みを相談できます。体重の変化が気になっている方は、日頃の健康状態を見直すきっかけにしてみてください。

体重が増えると、食べ過ぎや運動不足を原因として考える方もいるでしょう。確かに、食事から摂取するエネルギーと身体活動などで消費するエネルギーのバランスは、体重に関係する重要な要素です。
しかし、オーストラリア保健省は、体重にはさまざまな要因が影響すると説明しています。食事や運動だけに注目するのではなく、生活環境や健康状態も含めて考えることが大切です。
1. 遺伝的な要因や文化的背景
体重や身体の特徴には、遺伝的な要因が関係する場合があります。また、文化的背景によって、食習慣や健康的な体重に対する考え方が異なることも。
2. 病気や障害などの健康状態
健康状態によっては、身体活動の量や食事の取り方などに影響が出ることがあります。体重の変化に加えて、身体の不調や日常生活の変化がある場合は、医師に相談してみましょう。
3. 服用中の薬
薬の種類によっては、食欲が増したり、代謝に影響したりすることがあります。薬を飲み始めてから体重が変化した場合は、自己判断で服用を中止せず、医師に相談することが重要です。
4. 睡眠不足や勤務形態
睡眠が十分に取れないことや、シフト勤務によって睡眠・食事の時間が不規則になることも、体重に影響する要因として挙げられています。仕事や勉強で忙しく、生活リズムが乱れがちな方は、食事の内容だけでなく、睡眠時間や日々のスケジュールも振り返ってみましょう。
5. 生活環境や時間的な制約
住んでいる地域や職場の環境、健康的な食品の入手しやすさ、調理や運動に使える時間なども、日々の生活習慣に影響します。例えば、仕事が忙しく自炊の時間が取れない、外食や手軽な食品を利用する機会が多い、運動する時間を確保しにくいといった事情も考えられます。
このように、体重の変化は意志の強さや努力だけで説明できるものではありません。
オーストラリアでの生活に慣れる過程で食事や活動量が変化した方も、体重だけを見て自分を責めるのではなく、生活全体を振り返ることから始めてみましょう。
また、食事や運動の習慣を見直すことは大切ですが、体重の変化には複数の要因が関係している場合があります。オーストラリア保健省も、体重が心配な場合や、健康的な体重の維持が難しい場合には、医師に相談することを勧めています。
体重が増えたからといって、必ずしも病気が原因とは限りません。一方で、健康状態や服用中の薬などが関係している可能性もあるため、気になることがあればGPに相談し、必要な確認や対応を検討することが大切です。

体重が健康に与える影響を考えるとき、参考になる指標の一つがBMI(Body Mass Index/体格指数)。また、お腹まわりの脂肪の蓄積を把握するために、腹囲も健康リスクを考える際の参考になります。
オーストラリア保健省は、BMIと腹囲を組み合わせることで、体重が健康的な範囲にあるか、特定の慢性疾患のリスクがあるかを判断するための情報が得られると説明しています。
BMIは、身長と体重から算出する指標のこと。成人の体重を分類するために国際的に用いられています。
計算式は次のとおりです。
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
例えば、身長1.70m、体重75kgの場合、BMIは約26.0となります。
オーストラリア保健省が示す成人のBMI分類は、次のとおりです。
| BMI | 分類 |
|---|---|
| 18.5未満 | 低体重 |
| 18.5〜24.9 | 健康的な体重の範囲 |
| 25.0〜29.9 | 過体重 |
| 30.0〜34.9 | 肥満クラスI |
| 35.0〜39.9 | 肥満クラスII |
| 40.0以上 | 肥満クラスIII |
ただし、BMIは健康状態を完全に示す指標ではありません。体脂肪と筋肉量を区別できないため、筋肉量の多い方などでは、BMIだけでは身体の状態を十分に把握できないことがあります。
また、オーストラリア保健省は、健康的なBMIの範囲が年齢や文化的背景などによって異なる場合があると説明しています。特に、アジア系の人々では一般的な基準より低いBMIの範囲が目安となる場合があります。
BMIの数値だけで健康状態を判断せず、ほかの情報も含めて確認しましょう。
BMIに加えて確認したいのが、腹囲。腹囲は、お腹まわりに蓄積した脂肪の状態を把握するための参考になります。
オーストラリア保健省によると、腹部の脂肪が多い場合、2型糖尿病や心疾患など、一部の慢性疾患のリスクが高くなる可能性があります。
同省が示す成人の腹囲の目安は、次のとおりです。
| 対象 | リスクが高まる目安 | リスクがさらに高まる目安 |
|---|---|---|
| 男性 | 94cm以上 | 102cm以上 |
| 女性 | 80cm以上 | 88cm以上 |
※これらは一般的な目安であり、子どもや妊娠中の方には適用されません。また、腹囲だけで病気の有無を判断できるものでもありません。
腹囲が気になる場合は、BMIや血圧、血糖値など、ほかの健康情報も含めて確認することが重要です。
BMIや腹囲を自分で測定することは、健康状態を振り返るきっかけになります。ただし、数値だけを見て、自己判断で大幅な減量を始める必要はありません。
このような場合は、GPに相談し、現在の健康状態や必要な対応を確認してみましょう。
参考:オーストラリア保健省「BMIと腹囲に関する解説」

オーストラリアで健康について相談したいとき、身近な窓口となるのがGP(一般開業医)。
GPは、症状や健康上の悩みを確認し、必要に応じて検査や治療、専門家への紹介などを検討します。体重管理についても、単に体重を減らすことだけではなく、現在の健康状態や生活習慣を踏まえて相談することができます。
体重が増えた場合、体重そのものだけでなく、いつ頃から変化したのか、ほかに症状があるか、生活習慣に変化があったかなども重要な情報です。
GPに相談することで、現在の状況や既往歴、服用中の薬などを踏まえ、何を確認する必要があるかを整理できます。必要に応じて、血圧測定や血液検査などが検討される場合もあります。どのような検査が必要かは、個々の症状や健康状態によって異なります。
食事や運動、睡眠など、体重に影響する要因は一人ひとり異なります。仕事や勉強が忙しい方、外食が多い方、運動する時間が取りにくい方など、それぞれの生活環境によって、取り組みやすい改善方法も変わります。
GPに現在の生活習慣や困っていることを伝えることで、健康状態に合わせて、どのような点を見直せるか相談できます。必要に応じて、管理栄養士などの専門家への紹介について確認することも可能です。
紹介の可否や具体的な対応は医療機関によって異なるため、事前に確認するとよいでしょう。
体重の変化に健康状態や服用中の薬が関係している可能性がある場合は、その要因について医師に相談することが大切。また、健康状態や慢性疾患のリスクによっては、生活習慣の改善に加えて、追加の検査や治療を検討する場合もあります。
減量を目的とした薬についても、誰にでも適しているわけではありません。必要性や期待できる効果、副作用などを医師が個別に判断する必要があります。まずは現在の健康状態を確認し、どのような対応が適切なのかを相談することから始めましょう。
参考:オーストラリア保健省「体重に影響する要因」

受診前に、気になっていることを簡単に整理しておくと、診察時に状況を伝えやすくなります。
受診前に確認しておきたいポイント
正確な記録がなくても、分かる範囲で問題ありません。例えば、「最近体重が増えた理由を知りたい」「健康診断の結果について相談したい」「生活習慣のどこを見直せばよいか知りたい」など、相談したい内容をメモしておくとよいでしょう。
また、英語での説明に不安がある場合は、「ワールドシティメディカル・デンタル」のように、日本語対応や通訳を利用できる医療機関を選ぶことも一つの方法です。
はい。体重の増加が気になる場合や、健康診断で血糖値・コレステロール値などを指摘された場合は、GPに相談できます。体重だけでなく、健康状態や生活習慣なども含めて確認し、必要に応じて今後の対応を検討できます。
いいえ。体重には、食事や運動だけでなく、遺伝的な要因、健康状態、服用している薬、睡眠、仕事の時間帯、生活環境など、さまざまな要因が関係します。体重が増えたときは、生活習慣だけで判断せず、気になる変化があればGPに相談してみましょう。
BMIは、身長と体重から算出する体格の指標です。健康状態を考える際の目安の一つとして使われますが、筋肉量と体脂肪の違いなどは反映されません。そのため、BMIだけで健康状態を判断することはできず、腹囲やほかの健康指標なども含めて確認することが大切です。
はい。腹囲は、体重やBMIとあわせて健康リスクを把握するための目安の一つです。ただし、腹囲の数値だけで病気を診断することはできません。体重や腹囲の変化が気になる場合は、GPに相談し、自分の健康状態を確認するとよいでしょう。
GPでは、体重の変化や生活習慣、現在の健康状態などについて相談できます。必要に応じて検査や専門家への紹介などが検討される場合もあります。
体重管理の方法は一人ひとりの状態によって異なるため、自己判断だけで進めず、自分に合った対応について相談することが大切です。
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体重の変化や健康診断の結果が気になっていても、どこに相談すればよいのか分からず、そのままにしている方もいるかもしれません。
シドニー中心部にある「ワールドシティメディカル・デンタル」にはGPが常駐しており、体重管理に関する相談をはじめ、日常的な健康上の悩みについて相談できます。シドニー中心部、チャイナタウン近くにある「ワールドシティメディカル・デンタル」は、1階に一般診療(GP)や血液検査などの医療フロア、2階に歯科フロアを備えた日系総合医療センターです。
短期滞在者から長期滞在者まで、シドニーで暮らす日本人のさまざまなライフスタイルに合わせて、週6日診療で、学校や仕事帰り、土曜日にも受診しやすくなっています。また、予約時に申し出ることで、診察当日に日本語通訳を付けることもできます。英語で症状を説明することに不安がある方は、予約時に通訳の利用についてお問い合わせください。
海外旅行保険を利用したキャッシュレス診療や、メディケア対象のGP診療ではバルクビリングによる診療にも対応。OSHC(海外留学生保険)についても、治療内容に応じて保険会社への申請による保険カバーを利用できる場合があります。
体重の変化にはさまざまな要因が関係するため、自己判断だけで原因を決めつけず、気になることを医師に伝え、必要な確認や対応について相談することが大切。体重の変化をきっかけに、日頃の健康状態を見直してみませんか。気になることがあれば、まずはGPへの相談を検討してみましょう。

左:ジェシカ医師、右:ナームン医師
ワールドシティメディカル・デンタルでは、女性医師が常勤するGP(一般開業医)で、日常的な体調不良から各種検査、予防接種、薬の処方まで幅広く相談できます。
GPでは、日常的な体調不良や各種検査、薬の処方、予防接種など幅広い相談に対応。婦人科系の悩みやピルの処方、血液検査、乳がんの診察など、さまざまな健康上の相談も可能です。新型コロナウイルス、インフルエンザ、帯状疱疹、百日咳などの予防接種にも対応しています。
※当日に日本語通訳が必要な方は必ず予約時にお伝えください。
ジェシカ医師は海外からの渡航者の治療経験が豊富で、感染症、婦人科、産前産後ケア、小児科、皮膚科など幅広い分野に精通。
糖尿病をはじめとする生活習慣に関わる健康相談についても、まずはGPに相談することができます。日本語通訳を利用できるため、英語で症状を伝えることに不安がある方にも安心です。
さらに、ジェシカ医師は美容医療も専門。アメリカ美容医学会の臨床インストラクター(ドクターに指導する立場)も務めるレベルの腕前で、皮膚科の技術とあわせて肌の不調やトラブルの原因を解明してくれます。
GPとして週2日(火・金)の診療を担当するナームン医師は、婦人科と精神科を専門としています。
軽手術も得意としており、嚢胞やいぼの切除など、さまざまな症状に対応。体重の変化や肌のトラブルなど、病院に行くほどか迷うような悩みも、GPに相談することで必要な検査や治療につなげることができます。
「体重が増えてしまったけど人に言いにくい」という方も、プライバシーを守りながら適切なアドバイスや、場合によっては治療に導いてくれるGPに相談を。
他にも、「オーストラリアに来てからできてしまった吹き出物をどうにかしたい」という方や「マスクの肌荒れが治らない」というお悩みなど、普段のシドニー生活で困っていることがあればサポートしてくれますよ!

シドニー大学歯学部を卒業し、長年にわたって歯科診療に携わる経験豊富なマシュー歯科医。一般歯科から矯正、インプラントまで幅広い治療に対応し、「ワールドシティメディカル・デンタル」の歯科院長を務めています。
シドニー大学歯学部では臨床講師を務めたほか、オーストラリア歯科医師会のアドバイザーや評議員としても活動。さらに、オステム・インプラントの臨床講師、インビザライン認定プロバイダーとして、歯科医師を対象としたインプラントの研修・講師も数多く担当。特にインプラントや矯正治療を得意分野としており、その技術と経験から、メルボルンやゴールドコーストなど遠方から治療を依頼されることもあります。
また、日本とのつながりも深く、東京医科歯科大学や日本歯科医師会の海外研修会で講師を務めるなど、日本の歯科医療にも精通。海外からオーストラリアを訪れる患者の文化や、海外で歯科治療を受ける際の不安にも理解があります。
専門性の高さを持ちながら、気さくで親しみやすい人柄もマシュー先生の魅力。日本語を交えたコミュニケーションで患者を楽しませてくれる、サービス精神旺盛な先生です。

歯科では、クイーンズランド大学歯学部を卒業し、日本への留学経験もあるクリス先生が診療を担当。流暢な日本語で診察から治療説明まで対応でき、特に歯周治療と根管治療を得意分野としています。
歯周病治療では、症状だけを見るのではなく、一人ひとりのお口の状態に合わせて治療方法を提案。歯科治療に不安や緊張を感じる方にも、丁寧なコミュニケーションを大切にしています。
「歯医者が苦手」「治療が怖い」という方も、まずは気になる症状を相談してみてはいかがでしょうか。
クリス先生の詳しい経歴や専門はこちら。

非常勤歯科医師として診療を担当する末永華子先生(ハナコ先生)は、オーストラリア・日本両国の歯科医師免許を持つ歯科医師。補綴(ほてつ)治療を専門とし、入れ歯やクラウン・ブリッジ、顎関節症などを診療しています。
シドニー大学デンタルスクールの常勤講師、東北大学の非常勤准教授として臨床教育・研究にも携わっており、毎週火曜日に診療を担当しています。
日本語での診療に加え、日本の歯科医院とのやり取りにも対応できるため、日本から治療を引き継いだ方なども相談しやすい環境です。
ハナコ先生の詳しい経歴や専門はこちら。
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歯科検診やホワイトニングから、肌の悩みについての美容相談、予防接種まで幅広く対応する「ワールドシティメディカル・デンタル」。シドニーで健康と美容のケアを考えている方は、この機会にぜひチェックしてみてください。
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シドニーシティ本院
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営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00
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