法律/ビザ

【ポイント制で永住権】実際何ポイント集めないといけないの?

はじめに

こんにちは!シドニーを拠点に留学・ビザ・移住サポートを行っているQSeamです✈️🌏🇦🇺

「永住権を取得したいけど、自力で申請できるの?」

「スポンサー(雇用主)に頼らずに申請したいけど、方法はあるの?」

当社では日々「オーストラリアで自力で永住権を取得する方法」についてたくさんのご相談をいただいています。

オーストラリアで永住権を目指す際、多くの方が利用するのがポイント制(General Skilled Migration:GSM)です。その中でも「SkillSelect(スキルセレクト)」という制度は、希望する職種やスキルに応じて永住権の申請機会を得るための重要なステップになります。

この記事では、SkillSelectのインビテーションラウンドの仕組みや、最新情報の見方、永住権獲得に向けた戦略などをわかりやすく解説します。

SkillSelectとは?

SkillSelectは、オーストラリア政府が運営するオンラインの移民申請管理システムです。申請者はまず「EOI(Expression of Interest=移民申請の意思表明)」を提出し、希望するビザや職業、スキル、英語力、学歴などを登録します。

登録後、オーストラリア政府が定期的に行うインビテーションラウンド(招待ラウンド)で選ばれた人だけが、正式な永住ビザ申請に進むことができます。

ポイント制の仕組み

SkillSelectの対象となる主なビザは以下のとおりです:

  • Subclass 189:独立技術移民ビザ(永住)

  • Subclass 190:州ノミネート技術移民ビザ(永住)

  • Subclass 491:地方地域臨時技術移民ビザ(一時的)

各ビザの申請には、ポイントテストをクリアする必要があります。最低ポイントは通常65点ですが、人気の職種ではより高いスコア(80点〜90点以上)が求められることも珍しくありません。

ポイントの内訳には以下の項目があります:

  • 年齢

  • 英語力(IELTSやPTEのスコア)

  • 学歴

  • 職歴(オーストラリア内外)

  • オーストラリアでの学習歴など

最新のインビテーションの結果(2025年時点)

下記が最新のインビテーションラウンドの結果:

Visa subclass Total EOIs Invited Tie break date – month and year
Skilled Independent visa (subclass 189) 6,887 08/2025
Skilled Work Regional (Provisional) visa (subclass 491) – Family Sponsored 150 05/2025

今回のインビテーションラウンドに呼ばれた職業のうち、最近の人気のある永住権に繋がる職種の例と最低ポイント:

  • 大工 65ポイント
  • チャイルドケアセンターマネージャー 90ポイント
  • 電気技師(一般)65ポイント
  • ジョイナー 65ポイント

州政府スポンサーのビザの州ごとのビザ発行部数:

Visa subclass ACT NSW NT Qld SA Tas Vic WA
Skilled Nominated visa (subclass 190) 1000 3,000 800 600 3,000 2,100 3,000 3,000
Skilled Work Regional (Provisional) visa (subclass 491) State and Territory Nominated 800 2,000 800 600 800 760 2,000 2,000

傾向と戦略

2025年に入ってからの傾向としては:

  • Subclass 189は発給数が少なめで、非常に高いポイントが求められる

  • 州ノミネート(190)の活用がカギ

  • 地方移住を条件とする491ビザの発給が増加傾向

このようなビザは職種によって最低ラインのポイント数や取らなければならない資格など、どのように戦略を立ててポイントを獲得していくのかが非常に大切になってきます。

特に、190ビザや491ビザでは、各州・地域の独自の条件や職業リストに従って申請する必要があります。そのため、最新の州ノミネーション情報を常にチェックしたり、経験豊富な専門家に相談することが重要です。

成功率を上げるための戦略としては:

  • できるだけ早くEOIを提出すること

    • ポイントが高くても、EOIの提出タイミングが遅いと選ばれにくくなります

  • ポイントの底上げを意識する

    • 英語スコアの改善(IELTS 8.0 or PTE 79+)

    • オーストラリアや日本での学習歴、職歴などを活用

  • 柔軟に戦略を変える

    • 189に固執せず、190や491を併用するのも有効

    • 地方都市への移住や就労を視野に入れる

  • 州ノミネーションの要件に注意

    • 州ごとに求める職業、学歴、居住条件が異なる

まとめ

ポイント制での永住権取得は、多くの戦略とタイミングが求められる非常に競争の激しいプロセスです。特にインビテーションラウンドに関する理解と対応が重要になります。

もし、今後の移民計画に不安がある場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

QSeamを選ぶメリット

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QSeamとは

QSeamは留学とビザを専門としているエージェンシーです。QSeamの強みは政府公認の移民弁護士が在籍しているため、学校に通う留学だけでなく、ビザの申請・延長・永住権の取得まであなたのオーストラリアでのキャリアジャーニーを最後まで全力でサポートします!

 

よくある質問

Q:現在オーストラリアに滞在しています。今保有しているビザの有効期限が切れるどのくらい前から準備をしたらいいですか?

A:ビザのタイプによってはビザ申請時に英語力の証明が求められるものがございます。遅くても3ヶ月前にはビザ申請の書類を準備し始めることをお勧めしております。

 

Q:オフィスに行かずに、オンラインで手続きは可能でしょうか?

A:QSeamでは、すべての手続きがオンラインで完結できます。現地スタッフが、留学相談から複雑なビザ申請まで、EメールやLINE、お電話、オンラインミーティングを通じて対応しています。必要な情報についてはこちらから質問させていただきますので、それにお答えいただくだけで大丈夫です。安心してお任せください。

 

Q:他の留学エージェントとの違いはなんですか?

A:QSeamの強みは移民弁護士が在籍していることです。ですので、留学のサポート以外にもビザの申請や永住権取得のサポートも弊社で全て行うことができます。QSeamはあなたのオーストラリアでの夢実現にむけて最後まで一緒です。

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