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シドニー発豪ドル見通し (2013年11月18日)

 

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”シドニー発豪ドル見通し”(毎週月曜アップデート)
(米ドル円日足)

(豪ドル米ドル日足)

(豪ドル円日足)

Joe Tsuda のプロフィール

東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在Junax Capital,AT FUND,Sydneyでファンドマネージャーを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。

豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。

趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ

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今週の主な予定、イベント

11/18(月)地区連銀総裁講演(NY、フィラデルフィア、ミネアポリス)

19(火)独11月ZEW景況感指数、日・EU定期首脳協議、バーナンキFRB議長講演、地区連銀総裁講演(シカゴ)

20(水)日本10月貿易収支、英中銀議事録、FOMC議事録、米10月指標(小売売上高、CPI、中古住宅販売)、地区連銀総裁講演(NY、セントルイス)

21(木)日銀金融政策決定会合(黒田総裁会見)、中国11月HSBC製造業PMI、米10月PPI、中国・EU首脳会議、ドラギECB総裁講演、米新規失業保険申請件数、地区連銀総裁講演(セントルイス、リッチモンド)

22(金)日銀月報、独11月ifo景況感指数、カンザスシティー連銀総裁講演

 

マーケットの焦点

キーワード:米量的緩和縮小の行方、バーナンキFRB議長講演、FOMC議事録、日銀会合

先週は木曜日のイエレン次期FRB議長指名承認公聴会に焦点が当たりました。

イエレン氏はハト派として知られますが、強い10月雇用統計を受けて、同氏のスタンスが変わるとの思惑や、タカ派メンバーとの調整、更には緩和策に否定的な共和党議員への説得難航など種々思惑が入り乱れましたが、結局前日に公表された発言原稿通りに緩和継続の方針が示され、公聴会自体は波乱なく無事通過しました。

市場では安ど感からリスク選好的な動きが活発化し、NYダウは金曜日に15,962.98ドルの史上高値を付け、また日経平均も15,200円台に上昇しています。

このリスク選好の動きに加えて”BUY ON FACT”のドル円買い戻しが活発化し、ドル円は約2カ月ぶりに100円の大台乗せとなり、ユーロ円135円台、ポンド円161円台など、円クロスも総じて値を上げました。

ハト派のイエレン新議長就任(来年2月)はほぼ確実視されますが、一方10月の強い雇用統計で緩和縮小(Tapering)が12月に早まるという見方も依然あり、今週も米経済指標ならびに米国金融政策の行方が市場の焦点となります。

その意味では19日のバーナンキ議長の講演や、20日のFOMC議事録(10/29-30分)、更には多く予定される地区連銀総裁講演を注視する必要があります。

20-21日には日銀政策会合が開かれますが、9月のコアCPI(前年比+0.7%)や円安傾向を受けて、異次元緩和政策の維持が決定される見込みです。

また先週発表された日本のQ3GDPは、4四半期連続プラスとはなったものの、前期比年率が前期の+3.8%から+1.9%に減速しており、この点についての黒田総裁の見解を聞きたいところです。

ドル円は2カ月ぶりに100円に乗りましたが、ヘッジファンド系は年末の米企業の本国送金や、12月Taperingの思惑から98-99円を行使価格に設定したドルコールオプション(ドルを買う権利)を仕込み中と言われ、しかも102-103円レベルにドル円が上昇した場合に98-99円の買う権利が消滅する、いわゆる”ノックアウトオプション”付きであるため、ドル買い需要がある一方で、102円台へのドルの上昇を阻止する動きも予想され、相場のかく乱要因となる可能性があります。

ドル円の100円乗せは今年4回目であり、100円を心理的なレベルと捉える向きは減少しており、今回100円台に定着すると言うよりは、100円を上下に行き来する展開が予想されます。

 

豪ドルマーケット

先週の相場レンジ AUDUSD 0.9270-0.9390  AUDYEN 92.31-94.00

今週の予想レンジAUDUSD 0.9250-0.9450  AUDYEN 92.50-95.50

今週の豪ドルは底堅い展開でしょう

先週の豪ドルは前週発表された10月雇用統計が冴えなかったことや、RBA四半期金融政策報告書で”必要なら追加利下げ”、”輸出は豪ドル高によって抑制される”と再び豪ドル高けん制がなされたことから軟調推移しました。

発表された10月NAB企業信頼感/景況感はやや不冴えで、一方11月のWESTPAC消費者信頼感は強い数字となり、相場への影響はマチマチでした。

ただイエレン新議長公聴会後にリスク選好色が強まり、ドル円が100円台に上昇したことから豪ドル円も94円近辺に上昇し、豪ドルドルも92セント台では押し目買いが入っって93セント台後半に反発しています。

今週は豪州国内指標で目立ったものはなく、21日に発表される中国HSBC製造業PMI(速報値)や米国の金融政策の行方を眺める展開となります。

年末が近づきますが例年、12月後半まで豪州資源会社による来年度の輸出予約カバーの豪ドル買いが活発化し、豪ドルは年末にかけて堅調推移することが予想されます。

また今回も92セント台、92円台で下げ止まりが確認されれば、本邦投資家の豪ドル買い需要が再び高まる可能性もあります。

 

それでは Have a nice week in advance!!!

Junax Capital, Sydney

Joe Tsuda

 

☆豪ドルトレーディングにはFXマガジン「Joeの豪ドル道場」をお勧めします。

http://www.fxmagazine.jp/magazine_direct.php?uid=3Gl8j

サンプル例を添付させて頂きます。

「11 July_2012.pdf」をダウンロード

☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当)

http://www.central-tanshifx.com/

☆外為どっどコム社の動画担当(毎週金曜日)

http://www.gaitame.com/gaitame/

 

ご注意!

本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、

それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

 

 

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1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

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☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
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