| ”シドニー発豪ドル見通し”(毎週月曜アップデート) | ||
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Joe Tsuda のプロフィール
東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。
1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。
現在Junax Capital
豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。
趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ
今週の主な予定、イベント
5/1(月)米3月個人所得収支、米4月IMS製造業景況指数、レイバーデー祝日で欧州、中国、香港は休場
2(火)黒田総裁講演、RBA理事会、中国4月財新製造業PMI、米4月自動車販売
3(水)日本憲法記念日休場、米4月ADP雇用者数/ISM非製造業景況指数、米FOMC、仏大統領選テレビ討論会
4(木)日本みどりの日休場、豪州3月貿易収支、中国4月財新非製造業PMI、ドラギ総裁講演、米3月製造業受注、米新規失業保険申請件数
5(金)日本こどもの日休場、米4月雇用統計、FRB当局講演(イエレン議長、フィッシャー副議長、シカゴ連銀総裁、ボンストン連銀総裁、SF連銀総裁)
7(日)仏大統領選決選投票
<マーケットの焦点>
キーワード:仏大統領選(5/7)、北朝鮮情勢、米国4月雇用統計、Brexit交渉開始、欧州情勢(仏大統領選、イタリア銀行不安、ギリシャ債務問題)、日欧米金融政策、中国の信用不安・人民元安、原油価格
先週は前週末の仏大統領選で中道のマクロン候補の優勢が確認されたことから主要国の株価は上昇し市場ではリスク選好の動きが活発化しました。
ただ銀行セクターの不正取り締まり強化が発表された中国の上海総合指数と原油安を反映してカナダの株価は下落しています。一方商品相場は原油安などにより冴えない展開でした。
為替相場ではマクロン優勢を受けてユーロ中心にポンドなど欧州通貨が上昇し、一方リスク選好の動きからドル円も111円台の高値を維持しました。
トランプ政権は26日に法人減税(35%→15%)を柱とする税制改革案を発表しました。企業の競争力と雇用創出を目指しますが、税収悪化もやむなしとする減税先行であり、今後議会の支持を得られるか不明です。また29日(土)にトランプ大統領は就任後100日を迎え実績を強調しメディア批判を繰り返しました。雇用を取り戻し米国を再び偉大な国家にすることを目指すトランプ政権ですが、この100日であまり実績が上がっていないことをメディアは指摘しています。
また発表された米国Q1GDP(前期比年率)は+0.7%(予想+1.1%、前回+2.1%)と予想を下回りましたが、市場に大きな影響がありませんでした。
今週は日本がゴールデンウィークとなり市場の活性度は落ちることが予想されます。ただイベントは相変わらず多く、焦点は7日(日)の仏大統領選決選投票、3日(水)のFOMC、5日(金)の米4月雇用統計などです。また週末にミサイル実験を行った北朝鮮情勢やトランプ政権の政策発表なども注目されるところです。
7月の仏大統領選では引き続きマクロン候補がルペン候補を60%-40%程度でリードしており、マクロン候補の優勢は変わりません。ただ直前の“隠れルペン支持者”の動向や、再び“大どんでん返し”の可能性も皆無とは言えません。また極右が第二党となっているという現状自体、独や伊の選挙への影響が注視されるところです。
したがってマクロン大統領が誕生しても、市場既に織り込み済でありリスク選好の動きが更に広まる可能性は少ないと思います。
むしろ北朝鮮や中東(IS)の地政学的リスクやトランプ政策への懐疑的な見方などリスク要因も依然として多く、リスク選好的な現状も長くは続かないように思います。
今週は米FOMCや4月米雇用統計などの米国発重要イベントもありますがFOMCでは、年内2回の利上げに肯定的な見解が見て取れるか注目です。また3月の米NFPRの非常に弱い数字(+98千人)で、4月は反発を予想する向きもいますが、そもそも完全雇用に近づく中で、NFPRが漸減傾向にあっても不思議ではないと思います。
<豪ドル相場>
先週のレンジ:AUDUSD 0.7492-0.7592 AUDYEN 82.73-84.03
今週の予想レンジ: AUDUSD 0.7400-0.7600 AUDYEN 82.00-85.00
今週の豪ドルは:引き続き上値が重い展開でしょう
先週豪ドルは仏大統領選の結果を受けたリスク選好の動きで76セント台手前、84円台前半まで一時上昇しましたが、発表されたQ1CPIが予想ほどジャンプアップしなかったことからRBAの年内利上げ観測が更に後退し、75セント割れ、83円割れまで反落しました。
引き続き原油や鉄鉱石価格が軟調であり、RBAの年内利上げ観測もほぼ消滅ということで豪ドルは上値が重い展開が予想されます。
一方ユーロやポンド主導でドルの軟調地合が更に進めば“豪ドルは米ドルの受け皿”で豪ドルは対ドルでサポートされる可能性があります。
ただドル円が再度軟調に転じれば豪ドル円は下値をテストする可能性が残ります。
欧州政局や地政学的懸念などからリスク許容度が減少する局面も豪ドルにとって要注意でしょう。
Have a nice week in advance !!!
Junax Capital, Sydney
Joe Tsuda
http://www.fxmagazine.jp/magazine_direct.php?uid=3Gl8j
サンプル例を添付させて頂きます。
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☆外為どっどコム社の動画担当(毎週金曜日)
http://www.gaitame.com/gaitame/
☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。
東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。
1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。
現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ
☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。
☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/
☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
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