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Butterfly Poem

 

どうしても叶えて欲しいお願いが有る時、きっと「願いが叶いますように。」と、

一生懸命祈りますよね。

神様の存在を信じていようが、信じまいが、大抵の人が祈ると思うのです。

でも、その祈りが叶えられないことも多々あります。

そんな時、「こんなに心からお祈りしたのに、どうして神様は聞いてくれないの!」って思うでしょう?

その理由、私はこんな風に思うのです。

私は、一つの宗教を信じているわけでは有りませんが、でも神様。。。と言うか、

目に見えない大きな力=は確かに存在していると信じています。

存在しているだけではなく、私たちを守ってくれている大きな力。。。。というか。。。。

その大きな力(神様?)は、やっぱりいつも私たちに必要なことを与えてくれていると思うのです。

負けることも、失う事も、どんなネガティブなことも。。。。それは、

私に必要だから起こっているって。

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BUTTERFLY POEM

 

ある日小さな繭に穴が開いた。その穴から抜け出そうと、

何かが一生懸命にもがいているのを見ている男がいた。

突然、もがいていたものが、諦める様に動くのを止めた。まるで、「もうこれ以上動けない。」とでも言っているかのようだった。そこで、その男は蝶が中から出てこれる様、手助けをしようとしてその繭にハサミで切込みを入れた.すると、いとも簡単に中から一羽の蝶が抜け出してきた。

その羽は萎えて、とても弱弱しく見えた。

でも男は、蝶が羽を開いて今にも飛ぶだろうと、わくわくしながら待っていた。ところが、蝶は羽を広げることが出来なかった。勿論飛ぶこともできなかった。その蝶は、弱弱しい羽を引きずって、地面を這い回ることしか出来なかった。

 

 

男は、蝶を助けるつもりで繭に切り込みを入れた。でも、蝶が自分の力でその繭から抜け出す、もがくことで、体からある種の液体が出て、それが羽に回り、飛ぶための用意をするなんてことは知る余地も無かった。人生では、「もがき苦しむ」ことが必要なこともある。

 もし、何も障害がなければ健康な心の持ち主ではいられない。そして、障害がなければ、この蝶のように弱弱しく、大空を舞うこともできなくなる

 

私は、神に「強い精神を下さい。」とお願いした。

しかし、神が私に与えたのは、強くなるための「障害」だった。

 

私は、神に「智恵を授けてください。」とお願いした。

しかし、神が私に与えたのは、解決しなければならない「問題」だった。

 

私は、神に「どうか豊かさを与えてください。」とお願いした。

しかし、神が私に与えたのは、豊かになるために使わなければならない

「頭」と「肉体」だった。

 

私は、神に「どうか勇気を与えてください。」とお願いした。

しかし、神が私に与えたのはそのために越えなければならない様々な困難だった。

 

私は、神に「どうか愛を下さい。」とお願いした。

しかし、神が私に与えたのは、助けを求める多くの人々だった。

 

私は、いろいろ神にお願いをした。

そして、その度に与えられたのは、「機会」だった。

 

私が頼んだものは、一つもくれなかった。

でも、私が望むものを手に入れるために必要なものを

神は、全て私に与えてくれた。

 

 

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