【スポーツ】ラグビーワールドカップの日本開催なるか
前回、このコーナーで日本がサッカー・ワールドカップ２０１８年と
２０２２年両大会に同時立候補した話題を書きましたが、今度は
２０１５年と１９年に行われるラグビー（ユニオン）のワールドカップ開催地が、
２８日にダブリンで開かれる国際ラグビーボード（ＩＲＢ）理事会で決定します。
選出方法は、ラグビー・ワールドカップを運営する「Ｗ杯リミテッド（ＲＷＣＬ）」から
推薦を受けている地域が理事会の投票で過半数の承認を受ければ開催決定です。
２０１５年はイングランド、２０１9年は日本が推薦されており、否決されれば、
他に立候補を表明しているイタリア、南アフリカとの決戦になります。
慣例では、２０１５年は北半球、２０１９年は南半球での開催なのですが、
２０１１年大会誘致でニュージーランドに敗れた日本は南半球の扱いになっていて
２度目の挑戦で、誘致実現を目指します。
さて、２０１9年日本開催が有力なラグビーワールドカップですが、
日本のラグビーの聖地と呼ばれる、東京・秩父宮ラグビー場や、
大阪・花園ラグビー場でワールドカップの試合が行われないことが
濃厚なようです。まず秩父宮ラグビー場は収容人員が約２万５000人しかなく、
日本ラグビー協会が
計画する４万５000人を満たせていません。一方、花園ラグビー場はナイター設備がないため、夕方以降の試合が開催できません。
両方とも改修する予定がないために、今の状況では会場候補から
外されることは間違いありませんね。
その他の会場候補は、２００２年にサッカーのワールドカップ決勝を行った神奈川の
日産スタジアムや、東京の国立競技場、大阪の長居陸上競技場、
札幌ドームなど９カ所が候補に挙がっています。
また、香港やシンガポールなど、アジアの国での試合も計画されているそうです
２８日に注目です。
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