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シドニー日本人学校、開校記念日(5月15日)に40周年を祝う!

 
シドニー日本人学校では、同校開校記念日の5月15日(金)午前10時より、全校児童生徒、教職員、保護者が、在シドニー総領事館 粗 信仁総領事をはじめととする来賓を迎え、アセンブリーホールで開校40周年を祝った。
 
新見泰博校長は式辞の中で同校の開校当時の写真や、節目の10年毎に撮影されてきた航空写真を写しながら、その当時のエピソードや、児童・生徒・学校関係者の思いを紹介した。また、今月撮影されたばかりの全校児童生徒による「40」の人文字の航空写真を前に、同校を支える日本人会、保護者、地域の人々に感謝しつつ、新たな歴史を築いていこうと児童生徒に呼びかけた。
 
 
来賓からは、児童生徒に現在の日本人学校ができるまでの歴史の紹介や、日本とオーストラリア、さらに世界をつなぐ人になってほしいという励ましがあった。日本人学級小学部、国際学級、そして中学部の代表児童生徒からは、40周年の節目をみんなといっしょに迎えられる幸せを感じながら、40年の歴史に負けない新たな1ページを刻んでいこうという決意が述べられた。
 
式典の最後には、10年前に同校の児童・生徒・職員によってつくられた「好き」という曲や「校歌」を全員で歌い、式典の幕を閉じた。

 

式典後、記念講演として奇しくも成田・シドニー線就航40周年を迎える日本航空が行っている「そらいく」出前講座が小学3年から中学3年を対象に行われた。これはシドニー日本商工会議所が実施している「総合学習サポート事業」の一環として、今回観光・運輸・通信部会のJALシドニー支店長藤田克己氏(シドニー日本会副会長・同校の学校理事)を介して実現したもの。

講師を務めた同社のボーイング777現役機長の加藤義己氏と同講座コーディネーターの吉田建夫氏から、航空機の製造過程や航空機内部など児童生徒にとって興味をそそる映像の他に、同社が取り組んでいる地球温暖化防止策について紹介された。講演の最後には多くの児童生徒から質問が出され1時半の講演時間は瞬く間に過ぎた。

 

 なお、シドニー日本人学校では、今後40周年記念の一環として、5月30日(土)にスポーツ・デー、6月12日(金)にキンディー・オープンモーニングを行い、一般の方々の参加も歓迎している。問い合わせはB.祐子(yuko.ballinger@sjs.nsw.edu.au)まで
 
 

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