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Ma: Space Between Here and There  異空間の調和

メルボルンを拠点に活躍している、日本人アーティストYuria Okamuraさんの作品展(開催中~2月16日まで)に先立ちオープニングレセプションが1月19日(木)、ジャパン・ファウンデーション・ギャラリーにて行われた。

現在25歳のYuriaさんは2009年にファイン・アートの学位を取得し、2010年にはメルボルンのRMIT Universityの特別クラスで学び、数々の賞やスカラーシップを受けている今注目を集めているアーティスト。

初となる今回の個展では、異なる空間にあるMa(間)とZazen(座禅)をフィジカルかつスピリチュアルな視点で表現した絵画が並ぶ。ひとつひとつの小さな空間には枯山水、お寺、日本の昔話に出てくる動物たちを繊細に描写。日本の伝統的な建造物や庭園のデザインをイメージして作られた作品も多く、日本人アーティストならではの世界が楽しめる。

「リアリティとフィジカルの対比を楽しみながら日常の喧騒や忙しさを少しでも忘れてほしい」とYuriaさん。一つの作品を完成させるまでに少しでもイメージと異なれば何度も何度も試行錯誤を繰り返し、約1週間かかる魂のこもった作品に出会える。

 

小さな空間ひとつひとつに様々なストーリーが描かれている

日本の庭園が描かれた作品

底面に描かれた模様が鏡し出される

伝統的な建築物をイメージして作られた作品

いくつもの空間が調和

淡い色でスピリチュアルな世界とフィジカルな世界を表現

繊細な作品とは反対ににぎやかな音楽の中で制作するというYuria Okamuraさん

挨拶するジャパン・ファンデーション中島豊所長

会場には多くの関係者が駆けつけた

Ma: Space Between Here and There

日時:1月20日(金)~2月16日(木) 期間中の月~金 11:00-16:00 ※パブリックホリデーは休館

会場:Japan Foundation Gallery (Level 1, Chifley Plaza, 2 Chifley Square)

料金:無料

詳細はウェブにて→www.jpf.org.au

 

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