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SNSの有効活用?

インターネット社会になって久しいですが、いまはSNS(Social Networking Service)がトレンドです。ある調査によると、オーストラリア人は、世界でも最も多く、ネットワークやブログにアクセスしている人種だそうです。ホントかな?

毎週、ネットワークやブログにアクセスする時間は平均7時間17分。あなたはどうですか? 一人平均217もコンタクト先を持っているようです。14〜19歳では353コンタクトです。まさにネット社会ですね。当然、ネットでのお友達が断然多いわけです。

SNSといってもいくつもありますが、オーストラリアではFacebookが一番人気です。オーストラリアの人口の51%以上、約1,100万人が利用しています。YouTubeも同じユーザー数ですが、Twitterは180万人と少ないです。その他、Blogspot(350万)、Linkedin(180万)、WordPress(150万)、Google+(120万)、Flicker(92万)、MySpace(52万)、Instagram(25万)などとなっています。

Facebookユーザーは世界中で毎日平均、4億8,300万人が利用しています。言語も70カ国語が用意されています。写真は毎日、2億5,000万枚アップされています。ものすごい情報量ですね。

インターネットは匿名性が問題だとされ、ネット社会における信憑性のない情報の氾濫が指摘されてきました。ところが、SNSではかなり個人情報がアップされ、お友達同士の情報交換に一役買っています。いまでは毎日、ネットでチャットするのが当たり前、生活の一部になっています。

もちろん、どんな便利なものにも、善悪、長短、両面があり、使い方次第では危険なものにもなってしまいます。

先日ニュースになった「SNSでオーストラリア初の逮捕者」という事件は、そんなネット社会の危険性を露(あらわ)にしてくれました。

この事件は、彼女にふられた男(20)が腹いせに、その彼女のヌード写真をFacebookにアップして訴えられ、懲役6カ月の判決を受けたというものです。男は、「自分は彼女に傷つけられた。彼女を傷つける方法はこれしかなかった」といっているようですが、世界でトレンドのテクノロジーは、瞬時に世界中にアクセスしてしまうという便利さと危険性を併せ持っています。

このような事件は世界中で起きていて、オーストラリアでは昨年、17歳の少女が有名フットボールチームの選手との性的な写真を自身のFacebook上にアップして裁判沙汰になり、論議を呼びました。

私も遅ればせながら、時代に取り残されないようにと、先日、Facebookにアカウントをオープンしましたが、「お友達コール」に驚いてしまいました。お友達の皆さんは、顔写真はもちろん、生年月日や出身地、出身校、血液型などなど、個人情報のオンパレードではないですか!

そんなこと気にもしないで、気軽にネットを楽しんでいるのでしょうが、こんな事件が起きると、「お友達」をしっかり選ばないといけないと思ったわけです。(そんなわけで、お友達コールをほとんど無視しております。スミマセン)

生まれたときからネット社会に生きている世代にとっては、SNSがコミュニケーションツールとして便利に発達していくのかもしれませんが、旧人類の私にとっては、なんだか不安で、いまだに「いいね!」をクリックできないでいます。

(水越)

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