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オーストラリアへ海外進出:就労ビザの取得

日本の企業がオーストラリアに子会社を設立し、社員を現地に長期間派遣する場合には、「長期就労ビザ(サブクラス457)」の取得が一般的です。このビザは企業の駐在員や新規の支店・支社開設などを目的とする長期滞在者などに適用され、最長4年間滞在が可能です。

 

申請方法は、オーストラリアに設立した子会社がスポンサーになる場合はオーストラリア国内の移民局へ、日本の親会社がスポンサーになる場合は大使館などの政府機関事務所へ申請をします。

申請の手続きは以下の3段階に分かれます。これらは同時に行うこともできます。

STEP1:スポンサーシップ申請

雇用主がビザのスポンサーになるための審査で、ビザ申請者の雇用主が行う申請です。雇用主のビジネスが合法的、健全なものであることに加え、給与などオーストラリア市民と同等の雇用条件の維持すること、スポンサーとしての記録の保持や関係政府機関への情報提供などスポンサーとして行うべき義務などが求められます。一度スポンサーシップの承認が下りると3年間有効です。

STEP2−ノミネーションの申請

ビザ申請者の雇用主は、書式(Form 1196 N)にビザ申請者が就く予定の職種・職位を決定します。申請対象となる職種・職位は、政府が別途定めるリスト(http://www.immi.gov.au/skilled/_pdf/sol-schedule1-2.pdf)に該当するものでなければなりません。 また、スポンサーである雇用主は、申請する職種・職位に対して市場給与レート(market salary rates)に準じる給与を支払う義務が生じます。ノミネーションの許可は12カ月間有効です。

STEP3−サブクラス457ビザの申請

ビザ申請者に対する審査です。ビザ申請は、オーストラリアに派遣される社員(本人)が行います。ビザの申請者に同行する配偶者や扶養家族がいる場合は、同時に申請することができます。

申請者は、以下の基準を満たす必要があります。

  • 大使館指定医による健康診断と結核(Tuberculosis)の罹病の確認のため胸部X線検査などを受けること

  • 入国時には一定の条件を満たす健康保険に加入していること、国際英語試験システム(IELTS:International English Language Testing System)でスコア5.0をクリアしていること

  • 性格に問題がないこと

  • 該当する職務の遂行技能を有していること

ビザ取得にかかる期間

オーストラリアからオンラインで申請をすると数日でビザが取得できることがある一方で、日本から大使館へ申請する場合は数か月かかることもあります。また、結核などの病歴がある場合は長くなる可能性もあります。ビジネスプランに合わせて余裕をもって申請手続きを始めてください。

ビザ申請費用

  • スポンサーシップ 420ドル

  • ノミネーション 85ドル

  • ビザ申請 455ドル

    この他、通常IELTS受験費用、健康診断費用、警察証明書申請費用などがかかる場合があります。

各種申請用紙や関連情報はオーストラリア政府移民局のURLから入手できます。

関係機関 リンク先

オーストラリア大使館 ビザ査証課 http://www.australia.or.jp/visa/

オーストラリア政府 移民局(Department of Immigration and Citizenship): http://www.immi.gov.au/

長期就労ビザ(サブクラス457)ブックレット http://www.immi.gov.au/allforms/booklets/books9.pdf

Employer Sponsored Workers: http://www.immi.gov.au/skilled/skilled-workers/sbs/

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