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シドニー・名古屋交換留学プログラムの高校生12名がシドニー市役所を表敬訪問!

 

姉妹都市であるシドニー市と名古屋市が行う交換留学プログラムの一環でシドニーを訪れた名古屋市の高校生12名が、8月1日(火)にシドニー市役所を表敬訪問した。

 

名古屋市(公立)の高校生100人を超える希望者の中から面接や選抜試験を経て選ばれた12名の一団は、7月25日(火)から8月3日(木)の日程でシドニーに滞在し、ホームステイや現地校入学を体験。この日は市役所歓迎レセプションに臨んだ。

 

レセプションではシドニー市を代表し、ロバート・コック(Robert Kok) 市議会議員が、自身と日本とのつながりをまじえながら挨拶、生徒たちに歓迎の意を表し、和やかな雰囲気でスタート。

 

 

続いて竹若敬三シドニー総領事が登壇。「10代の時の思い出は一生のものになるから、今を大事にしてほしいです。そして海外の人に歴史について聞かれる機会があると思うので、日本の歴史をもっと学んでいってください」と温かいエールが送られた。

 

 

シドニー・名古屋姉妹都市委員会のデイビッド・ブッチャー(David Butcher) 会長は「また戻ってきたかったら、どうぞ戻ってきてください」などとユーモアを交えて語った。

 

今回の団長を務めた山田高校の髙瀬校長は「この貴重なプログラムがこれからもずっと続くことを願います」と話した。

 

学生の代表として挨拶に立った酒向美里さんは、「あたたかいホスピタリティを感じ、本当に素晴らしい体験をさせていただくことができました。ブルーマウンテンズの大自然の中で見るたくさんの流れ星、日本ではなかなか経験のできない乗馬。そして現地学校に参加させていただき、学生と交流することはとてもワクワクするものでした。これらの経験を通して私たちは、唯一無二の地球に住んでいると改めて感じることができました。帰国したらみんなにこの貴重な経験を話したいと思います」と堂々とスピーチした。

 

 

スピーチのあとにはコック市議会議員から髙瀬校長に記念品が贈呈された。また学生たちによるソーラン節が披露され、息があった踊りが出席者たちをうならせた。途中で世界中で大流行したピコ太郎に扮した学生が登場し、会場が笑いに包まれる場面も。

 

どの学生も出席者と臆することなく、自信を持って英語でコミュニケーションをとっていたことが印象的だった。

 

このプログラムを通じて彼らが得た経験は、学生たちの未来を選択する上での重要な指針になったに違いない。

 

取材・文:鈴木利衣子(編集部)

 

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