「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)1...
15 June 2026 ◎<ポイント> ―160円台続伸に懐疑的な読みは当たったが、、、― 今週の予想レンジ:158.00-161.…
20 July 2026
◎<ポイント>
―依然162円台の保合―
今週の予想レンジ:160.50-163.50
先週のレンジ 161.60-162.54
(先週の予想レンジ:160.00-163.00)
・先週も結果的に161-162円台の“中段保合”。自分の頭に中で“揉み合い”という選択肢はないので、上か下かと問われれば、上(163円ブレイク)と答えざるを得ない、、、
・先週も上下材料が“ごった煮”状態―イラン情勢緊迫化(↑)、米インフレ指標の鈍化(↓)、片山財務相によるGPIFの国内投資比率増加発言(↓)、株・債券・円のトリプル安(↑)→ドル円は161円台~162円台の狭いレンジで荒い展開となった。
・イラン紛争については残念ながら、中東での生活経験のある筆者の予感がここまで当たっている―“核開発をやめさせる”という“格好の人気上昇ネタ”に飛びついた人気凋落のトランプ大統領であるが、核よりはるかに手ごわい”ホルムズ海峡問題“に手こずり、泥沼化しつつある―ことの良し悪しいざ知らず、イスラム国家の基本理念は「目には目を」のハムラビ法典である。
・年後半に差し掛かりドル円の年末までの動きを考えている(詳しくは明日のセントラル短資FX社のマーケットビューで述べたい)。
最近印象的なのは株価が7万2千円台から1万円下がっても、リスク回避の円買いとはならず、むしろ円安に動く現象→これは7万2千円台まで押し上げたのがAI投資の外人買いであったという(円買いの)事実が背後にあるだろう。
・本格的にドルが頭を打つには米インフレ懸念が消滅し、FRBの金融緩和が進む必要があるが、更に決定的な利下げ状況は(そうならないことを祈るが!)、中東紛争の火種が米国本土にも及ぶ事態、つまり第二のSeptember 11であろう。その場合急激な米国売りが起こるだろうが、忘れてならないのは2001年9月において、ドル円は119円台から115円台に急落したが、9月末には119円台を回復し、その後2002年2月には135円台まで反発した事実→テロ関連のドル下げは一時的現象ではないか?
・またトランプ大統領が予想通りに11月の中間選挙で敗北しようが、トランプ敗北=ドル下げとはならないであろう。何故なら足元のドル円上昇はトランプ政権を評価しての上昇では決してないからだ。
| ◎<豪ドル相場> 先週豪ドルは、ユーロの1.14台後半への反発(米ドルの下落)に連れて一時70セント台まで反発した。対円ではドル円の162円台維持との相乗効果で一時113円台後半まで続伸した。 先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6912-0.7021 AUDYEN 111.86-112.84 |
・先週豪ドルは、米国の6月CPIやPPIの鈍化を受けて米ドルが軟調推移する中、一時70セントの大台に乗せたが、同レベルは維持できず69セント台後半に小反落して引けた。
・対円でもドル円の162円台での堅調推移との相乗効果で一時113円台後半まで値を上げて、現在113円台半ばで取引されている。
・豪ドル70セント超えでは引き続き原油価格の再反発を嫌気した投資家筋の売り圧力が強まった。基本的には上記のように米ドルへの好悪材料が交錯しており、豪ドルもかつてのコアレンジであった69~70セント台に落ち着きつつある。
・今週7/23(木)には6月の雇用統計が発表される。5月は前月の-40千人の落ち込みを+40千人で挽回したが、6月予想は+15千人とモデレートな増加予想となっている。RBAによる引き締めの影響は未だ明確な雇用状況悪化につながっていないようであるが、6月及びその後の失業率が予想値4.4%を大幅に上回る事態となれば“黄色信号”であり、結果を注視したい。
・「豪ドルは米ドルの受け皿」であり、引き続き米ドルの対主要通貨でのパフォーマンスが豪ドルのメインレンジを決定しようが、足元では70セント超えは引き続いオーバーバリューの領域であろう。対円ではアップダウンが継続しようがターゲットである115円を早晩示現すると考える。
―読者各位―
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東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。
1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。
現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ
☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。
☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/
☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。
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