オーストラリアでは今、看護師の需要が例年以上に高まっています。
パンデミックにより医療従事者の人手不足がより深刻になったことで、例えば、VIC州では向こう2年間に新たに大学の看護または助産師のコースに入学する学生には奨学金が出るほか、大学院過程で専門分野を学ぶ看護師や正看護師を目指す准看護師、上級看護師(NP)を目指す人もその対象となっています。
もちろん、VIC州以外のオーストラリア全土でも看護師はきわめて重要な職業の一つ。オーストラリアの看護師の資格があれば、高い給与と永住権の取得にも有利になります。今はどこでも看護師を求められる時期なので、多くのサポートを受けながら就労経験も積めるチャンス!
今回は、経験豊富なビザコンサルタントが常駐し、各種ビザ申請までサポートする留学情報センター「エミク」が、今需要の高い「オーストラリアで目指す看護師」について、そのおすすめ看護師コースも併せてご紹介!
オーストラリアの最低時給は21.38ドル(2022年9月時点)ですが、正看護師の最初の給与は約30ドルからスタートすることができる上、勤め始めた年から8年目までは一定期間ごとに時給が上がっていくシステムです。
また、オーストラリアにある病院では、正看護師の中でも役職を持たない新人から「スペシャリスト(専門看護師)」「エディケイター(病棟専属の教育者)」「マネジメント(看護師長)」と、さまざまな役職の看護師が働いています。このような役職に就くことで、8年目以降からもさらなる給与アップが見込めます。
看護師長に就くと約85ドルの時給も実現可能になるため、日本と比べるとかなり高収入。役職に就くためには特定のコースを修了したり資格の取得が必須ですが、アシスタントナース(看護助手)からスタートしたとしても安定した収入でスキルと共に成長していくことができるので、長い目で見ても挑戦する価値のある職業です。
オーストラリアも実力主義の社会。残業はタイムマネジメント能力が低いとして自分の評価を下げてしまいます。また、看護師の中でも仕事が分業化されていることも特徴です。例えば、採血は病理検査アシスタントが担当するため、正看護師は採血をすること自体が認められていません。
前述したようにオーストラリアの看護師には役職がさまざまある他、学生として入ることの多いアシスタントナース(看護助手)をはじめとした細分化された業務を担当する専用のポジションがあります。 各々が担当の範囲内の仕事を終業時間内で終わらせる、もしくは引き継ぐことで、終業時間には帰り支度をすませています。
勤務の前日夜になって急用や体調不良になった場合でも、分業化のおかげで、マネジメント(看護師長)が穴の空いたシフトに適切な看護師をすぐに派遣してくれるため、現場の看護師も患者も、そして自分自身も心配なく休むことができます。
オーストラリアではフルタイムの労働者は「年に有給休暇4週間」と雇用基準で定められています。細かく消化する必要はなく、長期休暇をとって旅行などを楽しむ看護師も少なくありません。また、夜勤を担当する看護師であれば「年に有給休暇6週間」と1カ月以上の有給があります。
オーストラリアで看護師として働いている場合、1年のうち有給をまとめて取得して日本へ一時帰国することも可能です。
オーストラリアの医療従事者は常に不足傾向にあり、特にパンデミック以後は看護師を含めた医療従事者の技術移住受け入れ枠が安定しています。そのため、オーストラリアの看護師として働くことで、各種就労ビザを取得して永住権を目指せる道はグッと広がりました。
看護師から目指せるオーストラリアの永住権には、申請するビザの種類がいくつかあります。
申請するビザによって求められる条件も変わってきますが、いずれの場合においても、オーストラリアで看護師として働くためにはオーストラリア国内にある学校の看護師コースにて修学して資格を取得後、看護師として登録をすることが必要です。
看護師はパンデミック以前からオーストラリアで人手不足の職業。 その看護師の需要がさらに高まる今、移民政策においても看護師のスキルが見直され、オーストラリアの永住権取得においても歓迎される職種となっています。
そんな看護師の資格ですが、オーストラリアの看護師コースや学校の方向性を決める前に、オーストラリア国内にさまざまある看護コースの種類と学校を事前に知った上で自分に合ったものを選べるようにしておきましょう。
ワーホリや学生ビザといった滞在ビザの種類や、卒業するまでの期間と予算、これまでの看護に関する経験、取得したい資格のレベル、将来どこで就職を希望するかなど、人によって適切な看護コースは異なります。
半年間という短期間にも関わらず、80時間の医療現場での実習もあるアシスタントナースを目指すコース。実習先は私立または公立病院や、リハビリテーションセンター、介護施設やメンタルヘルス施設など。もちろん、看護師に必要な座学も用意されています。また、CertificateからDiplomaに単位を移行することも可。
日本の専門学校卒業に相当するコースで、卒業後は准看護師として働くことができます。 大学・大学院と比較して期間が短く、総費用を半分以下に抑えられるため、多くの学生に好まれています。病院での実習もあり、より実践的な知識と経験を身につけられます。Diplomaの単位は大学に移行することも可。
オーストラリアでは学位や職歴を必要としない修士課程の選択肢はあまり重要視されず、正看護師においても学士からの資格が求められます。オーストラリアの大学・大学院を卒業してIELTS 7(各バンド7)相当の英語力の条件を満たしていると、オーストラリア国内で正看護師として働けるようになります。また、卒業後には2年〜4年の卒業ビザの申請も可能になり、取得すればフルタイムでの就労が許可されるため、オーストラリアの就労ビザや永住権の取得を目指すことができます。
オーストラリアの大学・大学院入学は、同じ国内の専門学校と比べると厳しい入学条件と高めの授業料ですが、英語の入学条件が統一され、以下のいずれかのスコアの英語力があると入学できるようになりました。
オーストラリアの大学の通常の学部課程は通常3年。正看護師または関連する経歴を持つ方に適していて、単位移行申請をすると、さらにコース期間を短縮することができます。
3年間の通常コースを2年間に短縮したコース。より時間短縮をしたい方、英語力が十分な方に適していて、短期間で正看護師の資格を取得できる集中コースとなります。 ただし、毎年定員が限られているので早めに応募の準備をしましょう。他の学部や修士課程を修了した学生でも、志望動機が評価されれば挑戦することができます。
他の学士学部を修了している学生が対象のコース。入学条件を満たした学生は、わずか2年でプログラムを修了することができ、時間と費用の面で通常の看護学士号よりも費用対効果が高くなります。
学士号を取得していても、看護師関連または看護関連以外のバックグラウンドがある場合、修士課程に直接入学することで就学期間や授業料を抑えられます。また、学士号よりも上の資格を取得することができます。
※大学出願前に上記の英語カテゴリーが出願先の学校と合致するかどうか、まずは「エミク」にご確認ください。
ワーキングホリデーを利用して医療系の資格取得+お仕事経験のプログラム。英語、看護、実習のすべてがパッケージングされたコースで、ワーホリビザでもオーストラリアのローカルの看護師として就労経験を積める魅力的なコースです。英語プラスアルファの経験として大きなチャンスである上、世界中どこでも通用する看護スキルを身につけることができます。
オーストラリアで正看護師として働くために求められる英語力や学歴は高く、准看護師や看護助手から正看護師を目指したり、正看護師からその上の役職を目指したりと、スタート地点も人それぞれ。もちろん、看護資格のない状態から始めることも時間と費用は要しますが、不可能ではありません。
留学エージェントの「エミク」では、オーストラリア政府公認のビザコンサルタントとして20年の経験を持つ日本人と、オーストラリア政府公認のビザコンサルタントとして30年の経験を持つオーストラリア人が常駐しています。そのため、語学学校・専門学校・大学の留学サポートはもちろん、永住権や各種ビザに関するアドバイスから申請サポート、パンデミックビザ申請代行にも対応しています。
看護師の資格を取得するために、語学学校を組み合わせたプランなど、英語や看護のレベルに合わせてプランニングすることもOK。看護師になるためにオーストラリア留学を検討中の方もオーストラリア留学に関して調べたいことのある方も、最新のビザ情報に関するアドバイスから、永住権につなげるための学校案内、各種ビザの申請までトータルサポートを提供している「エミク」までご相談を。
「エミク」を通して学校申込みをされた方は、オーストラリア移民法に関するカウンセリングも就学中に無料で利用することができます。最初のステップとなるカウンセリングも無料で実施しているため、少しでも興味がある方は問い合わせをしてみましょう。
留学情報センター「エミク」では、常にオーストラリアのビザに関する最新情報をチェック、定期的にオーストラリアの永住権における変更内容の動向も発信しているので、オーストラリアの卒業生ビザの取得や学生ビザの延長を検討している方は、こまめにチェックしてみてくださいね。
電話:(02) 9264-1911
メール:emic@visanet.com.au
LINE ID:ausvisaemic
お問い合わせフォーム: http://emic.visanet.com.au/contact-us
※すべて日本語対応です。
※ご予約・お問い合わせの際は「JAMS見ました」とお伝えください。
オーストラリアの留学情報センター「エミク」は、オーストラリアの留学生やワーホリメーカーのライフパートナーとして役立つことを使命に、留学生一人ひとりが持つ力を最大限に引き出し、海外で成長する過程をプロデュースする留学エージェント。
オーストラリアのビザと学校のダブルカウンセリングを実施し、オーストラリアの移民法や語学・専門学校・大学・大学院など、最新情報に基づく裏付けされたアドバイスを丁寧に、そして無料で案内しています。現在は、対面と遠隔の無料カウンセリングを臨機応変に随時受付中!
オーストラリア全土の学校を紹介しているため、オーストラリア留学やビザに関する情報量の豊富さには自信あり。将来的なオーストラリアの永住権の申請や、オーストラリアで安心して働けるビザの取得を見据えたプランニングも承っています。
オーストラリア政府登録のビザコンサルタントも2名常駐。最新のビザ情報を基に一人ひとりの留学・ワーホリ・永住権の正確なアドバイスに間違いがありません。
また、「エミク」を通じて学校に申し込むと、就学中に通常のケースであれば経験豊富なビザコンサルタントから無料カウンセリングが受けられるサービスも。将来に繋がる各種ビザの申請まで、オーストラリア留学生を一括サポートしています。
オーストラリア移民法は頻繁に変更があります。オーストラリアで永住権を目指す方、学生ビザの申請や学生ビザの更新に不安のある方でも、お気軽にお問い合わせください。
各種ビザに関する最新情報はこちら
「エミク」の無料サポート内容はこちら
オーストラリアで永住権を取得するのは簡単なことではありません。特に現在は数年前に比べると厳しい状況になっており、永住権を取得するためオーストラリアに数年間滞在したが、願いかなわず日本に帰国する方は珍しくありません。
永住権を取得するためには、ビザに関する詳細な知識、変更するルールに対応する柔軟性、数年間を永住権のために捧げる覚悟が必要です。「エミク」を通してオーストラリアの永住権を取得された日本人留学生もいますが、英語力アップからスタートし、たとえ遠方でも希望する専門大学に通うなど、最終目標に向かってひたむきに努力を続けていくことが、オーストラリアの永住権取得につながることもあります。
オーストラリアの永住権を取得するためには時間を無駄にせず、出発地点から計画的にオーストラリア生活を過ごすことが重要。留学生活の楽しさだけでなく、将来のビジョンを描いた上で入念にプランを練り、より充実した留学期間を過ごしましょう。
永住権に関する詳しい情報はこちら!
内部リンク
所在地:Suite 29, Level 17, 327 Pitt Street, Sydney NSW 2000
電話:(02) 9264 1911(日本語対応)
メール:emic@visanet.com.au(日本語対応)
LINE ID:ausvisaemic
お問い合わせフォーム:http://emic.visanet.com.au/contact-us
※ビザエージェント登録番号:9792769、0208479
メンバー一同こころよりお問い合わせ・ご相談をお待ちしております。
JAMS.TVへのご相談はこちらからいまや便利な生活になくてはならない、スマホのアプリ。慣れない土地への留学・ワーキングホリデーでも、ぜひ活用したいツール…
観光・就学・就労ができる自由度の高いワーキングホリデーは、留学の方法の1つとして検討する方も多いでしょう。 しかし、日本…