日本のパスポートの有効期限は、5年・10年の2種類です。そのため、オーストラリアの渡航タイミングによっては、滞在期間中にパスポートの有効期限が切れてしまうことがあるかもしれません。
この記事では、オーストラリア滞在中にパスポートの有効期限が切れた場合の更新方法を解説します。日本に一時帰国しなくても更新できる方法もあるので、ぜひ参考にしてください。
パスポートの更新および新規発行は、オーストラリアにある日本の大使館ならびに総領事館で行えます。在オーストラリア大使館は首都キャンベルに、総領事館はシドニー、パース、ブリスベン、メルボルン、ケアンズにあります。
更新の申請自体はオンラインでできるところもありますが、パスポートの受領は窓口でしか行えません。行ける範囲にある大使館・総領事館を選びましょう。
ここからはオーストラリア国内で行うパスポートの更新手続き(有効期限内の切替発給申請)の手順を紹介します。
申請は原則、本人が行いますが、事情があって日本大使館・各総領事館に来訪できない人や、未成年の場合は代理人が代理申請できます。ただし、新しいパスポートの受け取りは、本人のみしかできません。
オーストラリアでパスポートの更新に必要な書類は以下になります。
・一般旅券申請書 1通
日本国大使館・各総領事館のホームページからダウンロードできます。
・パスポート用顔写真 1枚
6ヶ月以内に撮影した正面を向いた写真で、縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしの無背景(薄い色)のもの
・現在所持しているパスポート
・有効な豪州ビザを確認する書類
最新のVEVO(Visa Entitlement Verification Online)を印刷したもの
このほか、記載事項に変更がある場合は戸籍謄本の提出が必要です。
上記の書類をそろえて、日本国大使館・各総領事館の窓口またはオンラインから申請すれば更新手続きができます。
なお、オンライン申請ができるのは、オンライン在留届電子届出システム(ORRシステム)で在留届を届出した人のみが対象となります。
オンライン申請の流れの詳細はこちらから確認ください。
■パスポートのオンライン申請(切替の場合)の流れ
申請受理後、交付予定日の通知がきたら、申請した公館の窓口で受け取ります。
パスポートは郵送・代理人の受け取りができませんので覚えておきましょう。
また、受領時に59~163ドルの手数料の支払いが必要です。有効期限の年数や申請の方法、未成年かどうかで金額が変わるので以下からチェックしてください。
2025年3月24日から、偽造や変造対策が強化された新しいパスポート「2025年旅券」の発給が始まっています。切替を含むパスポートの新規作成はすべて国立印刷所が担うことになったことで、以前よりも発給に時間がかかるようになりました。
これまでは数日で交付されましたが、今は申請から交付まで約2週間かかる場合もあります。余裕をもって申請しましょう。
以上、オーストラリア国内でおこなうパスポートの更新手続きの解説でした。
オーストラリアにいても、日本国内と同じような手順で更新できるので、覚えておきましょう。
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