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筋骨隆々!イケメン消防士カレンダーの表紙モデルに会いました

先週、スーパーマーケットの入口で2人の消防士さんがカレンダーを販売していました。目が合うと「お嬢ちゃん、ロリーいるかい?」と声をかけられ、飴につられてカレンダーを見に行くと、消防士のキャメロンさんとジェフさんが、笑顔で迎えてくれました。

おそらくオーストラリア国内で知らない人はいないだろうと思われる、この「Australian Firefighters Calendar」。「火傷で入院・治療している子どもたちに何か手を差し伸べたい」という思いから誕生したらしく、ムキムキマッチョな消防士が文字通り“ひと肌”脱いで、収益の一部を小児病院財団などに寄付するという、寄付先も、購入者も、そして出演者も、全員が幸せになれる慈善活動です。

もともとの制作テーマは「鍛え抜かれた肉体を持つ消防士」なのですが、何年か前に掲載された保護動物とのコラボ写真が「あまりにもかわいい」と大いに話題になり、伸びに伸びた収益で2017年はさまざまな慈善団体に加えて「RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)」にも寄付することができたとのこと。1993年から始まって現在まで総売上280万ドルの数字が、その人気ぶりを物語っています。


(個人的にこの2枚がツボでした)

そんなカレンダー誕生から25周年記念を祝した2018年は、気合を入れてさらにパワーアップ! 収益は病気やケガで傷ついた野生動物を救うべく、オーストラリア動物園併設の野生動物病院に寄付されることを前提に、オーストラリア全土から選び抜かれた消防士65人が集結。4週間をかけて撮影を決行。関係者が一丸となって「消防士&動物編」「消防士&子犬編」「イケメン消防士編」「NSW州編」「QLD州編」「VIC州編」と、合計6種類の異なるバージョンカレンダーを完成させました。

噂には聞いていましたが、改めてめくってみるとすごい、イケメン&マッチョ&アニマルのトリプルコラボ! 触れ合う動物たちは、オーストラリアの保護動物園で飼育されていたり、事故現場から助け出されたり、保護施設で暮らしていたりする子ばかり。見どころは「強さと優しさとセクシーさとかわいさ」、要するに2018年の「Australian Firefighters Calendar」にはすべてが詰め込まれているということですね。

「キャメロンさんとジェフさんも出演しているの?」と訊いたところ、キャメロンさんがカレンダーを指差して「この表紙が僕だよ」(上記写真の左下)とニッコリ。あっ、本当だ! 南半球の太陽に育まれた笑顔に目が眩みます!

キャメロンさんによると、カレンダーモデルの倍率はドン引きするほど高く、モデル選抜の様子がドキュメンタリー番組として放送されるほどだとか。見事選抜されたキャメロンさんもジェフさんもお疲れさまでした。ちなみに、私が話している間にも上品そうなおばさまたちが1部ずつ購入していました。

オーストラリアに来てから、ちょっとマッチョに目覚めた気がします。肉体を鍛えるのは性別関係なくいい……とにかく、オーストラリアのこういう「みんなハッピー」精神が好きです。

「Australian Firefighters Calendar」の購入方法

オンラインの他にアプリ版もある充実ぶり。イケメン・マッチョ・動物、どれか一つでも好きな方はチェック!

出典:Australian Firefighters Calendar

文:武田彩愛(編集部)

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