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今週の話題/ 「ポケモンGO」、世界ではじめての”ポケモンマスター”がシドニーで誕生!!

世界中で大人気のスマートフォン用ゲームアプリ「ポケモンGO」ですが、もうプレーしましたか?

 

出典:ポケモンGOオフィシャルサイト

 

7月6日のアメリカでの配信を皮切りに世界中で大人気となり、オーストラリアでも7月7日の公開直後から爆発的な人気を呼びました。ですが、プレーに熱中するがあまり、事故や不法侵入、苦情などのさまざまな問題も起きています。くれぐれも安全、かつマナーを守ったプレーを心がけたいものですね。

 

さて、その「ポケモンGO」ですが、8月5日、ついに世界ではじめてのポケモンマスター(ポケモンGOマスター)が誕生しました。ポケモンマスターとは、捕獲したポケモンのデータが登録される「ポケモン図鑑」を完成させた人のことを指します。その称号を得たブルックリン在住のニック・ジョンソンさん(28)は、技術者としてフルタイムで働き、終業後に毎日6時間以上をポケモンハントに費やしたそうです!

 

出典:BUSINESS INSIDER AUSTRALIA (Screenshot by Nick Johnson)

 

現在、通常のプレーで捕獲できるポケモンは全部で145匹とされており、ジョンソンさんは7月21日にアメリカ国内に生息する142匹のポケモンを最速で捕獲。ホテルグループ「マリオット・インターナショナル」や世界最大の旅行予約サイト「エクスペディア」が彼のスポンサーに名乗りを挙げ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアに生息する地域限定のポケモンをゲットする旅が始まりました。

 

7月31日にはパリで「バリヤード (Mr. Mime)」を、8月3日には香港で「カモネギ (Farfetch’d)」を捕獲。そして8月5日にシドニーで「ガルーラ (Kangaskhan)」を捕獲し、145種類すべてのポケモンをゲットしたのです!

 

経済情報サイト「BUSINESS INSIDER AUSTRALIA」の取材に対して、ジョンソンさんはシドニーでのガルーラ捕獲の際に相当苦労したと語っています。雨の中、ハイド・パークにてガルーラを探すこと5時間。ファンからスナップチャットで生息スポットを教えてもらい、いざウーバーでその場所に向かってみると、なんと工事により道路が封鎖。仕方なくウーバーを降りて全速力で走ること5ブロック、ついにジョージ・ストリート沿いにある「トミー・バハマ」の店の前でガルーラと対面することになったのでした。

 

日本発祥のポケモンが、世界中で社会現象を起こすほどに親しまれているというのは、やはり日本人としてうれしいですね。私自身、幼少期に姉や友人といっしょにポケモンのゲームで遊んだ記憶がありますが、そういった思い出が世代や国境を越えて共有されていることは感慨深いものがあります。

 

なお、ジョンソンさんは、近々登場すると言われているレアポケモンの捕獲を目指してプレーを続けるそうです。はたして、ジョンソンさんは今後も最速のポケモンマスターであり続けるのか?! もしかしたら、次はあなたの番かもしれませんよ。

 

参考:経済情報サイト「BUSINESS INSIDER AUSTRALIA」掲載の記事

http://www.businessinsider.com.au/pokemon-go-complete-worldwide-pokedex-2016-8?r=US&IR=T

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