6月のシドニーイベント／世界的講演会「TEDx」がICCで開催！

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2018.03.21

イベント情報

日付	2018.06.15
時間	07.00 〜 18.30
料金	スタンダード 350ドル、コンセッション 175ドル（売り切れ）
エリア	Darling Harbour
開催地	ICC Sydney Theatre, 14 Darling Drive, Sydney
ウェブサイト	https://tedxsydney.com

今年もシドニーにTEDxSydneyがやってくる！

各業界の著名人を世界中からスピーカーとして招き、世界各地で人気を集める講演会「TED」が、今年も「TEDxSydney 2018」としてシドニーのダーリング・ハーバーにあるICC（インターナショナル・コンベンション・センター）内のシドニー・シアターで6月15日（金）に開催される。

TEDカンファレンスとTEDxとは？

TEDカンファレンスとは、カナダ・バンクーバーで毎年開催される大規模な講演会の名称。1984年に招待制のサロンとして始まったが、2006年に公演内容をインターネット上で無料配信するようになり、世界的に知られるようになった。

今回、シドニーのICCで開催されるのは「TEDx」。「TEDカンファレンス」と同じコンセプトのもと、TED本部からライセンス認証を受けた世界中のコミュニティー、組織、個人が独自に開催しているカンファレンスだ。

今年の「TEDxSydney」のテーマは「Humankind（人間）」

今年で9周年となる「TEDxSydney」のテーマは「Humankind（人間）」。日常生活への科学技術の介入がめざましい現代だからこそ、共有するべき価値があるテーマだろう。AIやロボットの進歩と、それにまつわる近未来のテクノロジーが人間に与える影響を考える。人間と科学技術を区別する「文化」や「人情」といったトピックを含め、いまだ結論の出ない「人間である意味」をTEDxSydneyで探っていく。

注目のゲストスピーカーは現時点で未発表

チケットの発売は開始されているものの、登壇するゲストスピーカーは現在のところ発表されていない。本家TEDのコンセプトである「ideas worth spreading（広める価値のあるアイデア）」を持った、各分野の最前線で活躍するユニークな人物がラインナップされることに期待したい。また、当日はプレゼンテーションだけでなく、パフォーマンスや短編映像、ディスカッションもあるので、そちらも見逃せない。

昨年の「TEDxSydney」の様子

昨年開催された「TEDxSydney 2017」の動画を一部ご紹介。「unconventional（型にとらわれない）」をテーマに、さまざまなバックグラウンドを持つスピーカーがユニークなスピーチで観客を沸かせた。

Living With High Functioning Anxiety
Jordan Raskopoulos

Jordan Raskopoulosとは

オーストラリアのコメディー寸劇番組「The Ronnie Johns Half Hour」や、コメディーロックバンドThe Axis of Awesomeのメンバーの一人としてマルチに活躍するコメディアン。

プレゼン内容

パーティーの席や電話で人と話すことが苦手なジョーダン。自身の経験から同じく不安障害に苦しむ人たちにエールを送る。

Physical Communication
Andy Dexterity

Andy Dexterityとは

メルボルンのダンス・オペラなどの芸術作品に対して贈られるGreen Room Awardにノミネートされたオーストラリアのアーティスト。そのパフォーマンス演出やダンスが高く評価されている。

プレゼン内容

歌と手話を使った自己紹介から始まり、体を使ったコミュニケーションについて探っていく。最後の6分ほどを歌と手話のパフォーマンにあて、観客の注目を集める。

Imposter Syndrome
Mike Cannon-Brookes

Mike Cannon-Brookesとは

Twitterやコカ・コーラ社、NASAなど68,000以上の企業が使うソフトウェアを開発しているAtlassianの創設者でありCEO。2017年には「Australian Business Person of the Year in 2017（オーストラリアのビジネス・パーソン・オブ・ザ・イヤー）」を受賞。