イベント情報
アート

【日本語ガイドツアー有】ヒンドゥー教神ヴィシュヌの物語を辿る大規模展

イベント情報

日付 2026.06.20 〜 2026.10.05
料金 日本語ガイドツアー:無料/展覧会入場料:大人 35ドル、学生 32ドル、12〜17歳 10ドル 他
エリア Sydney
開催地 Art Gallery of New South Wales, Art Gallery Road, The Domain, Sydney NSW
ウェブサイト https://www.artgallery.nsw.gov.au

Picture: Installation view of the ‘Avatar: Forms of Vishnu’ exhibition at the Art Gallery of New South Wales, featuring Bangladesh, Dhaka, Shialdi, Pala dynasty (700s – early 1100s) ‘Vishnu with attendants’ early 1100s, National Gallery of Australia, photo © Art Gallery of New South Wales, Jenni Carter

シドニーのNSW州立美術館で、展覧会「Avatar: Forms of Vishnu(アバター:ヴィシュヌの化身)」が、6月20日(土)から10月5日(月)まで開催されています。それに伴い、7月19日(土)から8月23日(土)までの毎週日曜日には、無料日本語ガイドツアーも開催! 展覧会を巡りながら見どころを日本語で紹介してもらえます。

NSW州立美術館への入場と日本語ガイドツアーは無料ですが、展覧会「Avatar: Forms of Vishnu(アバター:ヴィシュヌの化身)」を観るには別途有料チケットが必要です。同展覧会のチケットを事前にご用意いただいて、来館当日に日本語ガイドツアーをぜひお楽しみください。

【特別展】Avatar: Forms of Vishnu(アバター:ヴィシュヌの化身)

「アバター」というと、SF映画、SNSのアイコンやゲームのキャラクターを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、その語源は、サンスクリット語で“神の化身”を意味する「アバターラ」。人が自分の分身を通して世界に働きかけるという発想は、実はインドで数千年前から語られてきたものです。

その壮大な源流を、圧倒的なスケールで体験できる展覧会が現在開催中。

NSW州立美術館の特別展「Avatar: Forms of Vishnu(アバター:ヴィシュヌの化身)」は、南アジア・東南アジア美術の精華を一堂に集めた、オーストラリア初のヴィシュヌ展。1500年以上にわたる信仰と芸術の歴史を、200点を超える作品でたどる、まさに“時空を超える旅”です。

古代の石像、精緻な絵画、神話を織り込んだテキスタイル、そして現代アートやインスタレーションまで、展示室を歩くたびに、ヴィシュヌが姿を変えて現れます。 魚のマツヤ、亀のクールマ、半人半獅子のナラシンハ、英雄ラーマ、愛と知恵のクリシュナ、そして唯一の女性形モヒニー。混乱が生じるたびに世界を救う“化身”たちの物語は、驚きと美しさに満ちています。

今回の展覧会のために、カンボジア、インド、スイス、イギリスなど世界の名だたる美術館が貴重な作品を貸し出しました。その多くはオーストラリア初公開。なかには、通常は国外に出ることすらない作品も含まれています。

特に注目したいのは、以下の2点。

  • 6世紀カンボジアの「ゴーヴァルダナ山を持ち上げるクリシュナ像」
  • 修復を終えたばかりの7世紀カンボジアの馬頭の化身像(ハヤグリーヴァ/カルキ)

さらに、現代アーティストによる新作も必見です。 デズモンド・ラザロが描く「乳海攪拌」の巨大絵画は、神々が世界を創造する瞬間を鮮烈に描き出し、ヴェネツィア・ビエンナーレ出展作家スマクシ・シンのレース作品は、神話を繊細な糸で“再生”するような美しさを放っています。

ぜひ美術館で「アバター」の原点に触れてみてください。限定期間の無料日本語ガイドツアーで、さらに深くお楽しみいただけます。

【Avatar: Forms of Vishnu(アバター:ヴィシュヌの化身)】
開催期間:6月20日〜10月5日
展示エリア:Naala Badu(ナーラ・バドゥ 北新館)地下2階
チケット:大人35ドル〜(オンライン販売中)
※混雑が予想されるので、入場券の購入はお早めに。

【無料日本語ガイドツアー】
開催日:会期中の7月19日〜8月23日の毎日曜日(7月19日、26日、8月2日、9日、16日、23日)
ツアー時間:午前11時より約1時間
料金:無料
参加方法:入場券要、予約不要
集合場所:Naala Badu(ナーラ・バドゥ 北新館)地下2階 展覧会入り口

【展覧会】2026年アーチボルド賞展(AWS展)日本語ガイドツアー

オーストラリアを代表する3つの公募展、アーチボルド賞展、ウィン賞展、サルマン賞展(通称AWS展)が、今年もNSW州立美術館で8月16日(日)まで開催されています。

今年のAWS展には応募総数2524点が寄せられ、その中から最終選考に残ったのは137作品。そのうちアーチボルド賞には59作品が展示されています。

注目の2026年度アーチボルド賞受賞者は、ファイナリスト6度目のベテラン・アーティスト、リチャード・ルアー(Richard Lewer)。モデルとなったのは、ピチャンチャラ族の長老であり、伝統的ヒーラー、そしてアーティストのイルワンティ・ケン(Ilwanti Ken)です。

今年のアーチボルド賞展には、シドニーを拠点に活躍する日本人ファッションデザイナー、五十川明氏をモデルにした作品も登場しています。タイトルは「ナナコロビ ヤオキ(七転八起)」。作品にはモデルご自身の直筆も取り入れられ、日本文化への敬意と人生観が織り込まれた肖像画です。

ウイン賞(オーストラリアの風景画、フィギュア彫刻)、そしてサルマン賞(歴史・宗教画、壁画など)の公募展も同時開催されており、アーティストたちの多様な作品を一堂に楽しむことができます。

日本語ガイドツアーでは、日本語による解説で今のオーストラリアを知ることができるアーチボルド賞展を、より身近に感じられます。

【2026年アーチボルド賞展】
開催期間:5月8日〜8月16日
展示エリア:Naala Nura(ナーラ・ヌラ南本館)地下2階
チケット:大人 30ドル(オンライン販売中)
※混雑が予想されるので、入場券の購入はお早めに。

【無料日本語ガイドツアー】
開催日:会期中の6月6日〜8月1日の毎土曜日(6月6日、13日、20日、27日、7月4日、11日、18日、25日、8月1日)
ツアー時間:午前11時より約1時間
料金:無料
参加方法:入場券要、予約不要
集合場所:Naala Nura(ナーラ・ヌラ南本館)地下2階 展覧会入り口

詳しくはこちら

【常設展】無料日本語ガイドツアー

また、NSW州立美術館では、無料の常設展をめぐる日本語ツアーも催行されています。

彫刻、絵画から写真やインスタレーション・アートまで、オーストラリア国内および海外からの美術作品が展示されているNSW州立美術館。オーストラリアの歴史が垣間見えるコレクションが収められたグランド・コートをはじめ、2022年の北館(新館)開設と南館(本館)リニューアルを経て、美術品の展示スペースはほぼ倍になり、連日多くの来場者を迎えています。

創設150周年を記念し、美術館の大々的な開発プロジェクト「シドニー・モダン・プロジェクト」の一環としてオープンした新館は、日本の建築家ユニット、妹島和世氏と西沢立衛氏を代表とするSANAAが建築設計デザインを手掛けました。オーストラリア・グリーン・ビルディング協会からグリーンスター6つ星を獲得した国内初の公共美術館で、環境にやさしい建物となっています。

第二次世界大戦中、海軍艦隊に燃料を供給するために建てられ、何十年もの間そのままになっていたオイルタンクも、壮大なアートスペースへと生まれ変わりました。音響も良く、スケールのあるインスタレーションの展示も可能なユニークなスペースです。

オーストラリアのアートを日本語のガイドで巡れるツアーは貴重なので、訪ねてみてはいかがでしょうか?

【Naala Nura(ナーラ・ヌラ 南本館)常設展ツアー】
開始時間:毎週金曜日 11:00
ツアー時間:約45分
料金:無料
参加方法:予約不要。美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。
集合場所:Naala Nura(ナーラ・ヌラ 南本館)インフォメーションデスク付近

【Naala Badu(ナーラ・バドゥ 北新館)常設展ツアー】
開始時間:毎週日曜日 13:00
ツアー時間:約45分
料金:無料
参加方法:予約不要。美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。
集合場所:Naala Badu(ナーラ・バドゥ 北新館)エントランス・パビリオンに集合

※直前に変更される場合もあるので、美術館のウェブサイトをご確認の上ご参加ください。皆さまのご来館をお待ちしています。

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