オーストラリアでは留学生やワーホリの方が公的医療保険(Medicare)を使えないため、無保険で病院にかかると医療費が全額自己負担になります。救急搬送1回で約9万円、入院すれば1日で数万円〜十数万円かかることもあり、保険は必須です。
ただ厄介なのが、ビザの種類によって加入すべき保険が異なる点です。ここを間違えるとビザ申請でつまずくこともあるので、まず自分のビザに合った種類を把握しておきましょう。
学生ビザ → OSHC(加入必須)
学生ビザで渡航する場合は「OSHC(Overseas Student Health Cover)」への加入が義務付けられています。治療・手術費、レントゲン検査、救急車搬送費、入院費、処方箋代までカバーされます。ビザ申請時に加入証明が必要なので、申請前に加入と支払いを完了させる必要があります。ただし盗難・破損や個人賠償責任はカバーされないので、海外旅行保険を併用する留学生も多いです。
ワーキングホリデービザ → OVHC・海外旅行保険
ワーホリではOSHCは使えません。医療費補填に特化した「OVHC(Overseas Visitors Health Cover)」か、盗難・賠償責任までカバーする日本の海外旅行保険のいずれかが主流です。費用を抑えたいならOVHC、補償の幅と日本語サポートを重視するなら海外旅行保険という選び方が基本になります。
観光ビザ(90日以内) → 海外旅行保険・クレカ付帯保険
短期滞在でも医療・盗難・パスポート紛失などに備えて海外旅行保険への加入がおすすめです。クレジットカード付帯保険を使う人も多いですが、「利用付帯」か「自動付帯」か、補償期間が滞在日数をカバーしているかは必ず確認しましょう。
混同しやすいOSHCとOVHCの違いは、対象ビザです。OSHC=学生ビザ、OVHC=ワーホリ・就労ビザ向けと覚えておけば間違いありません。名前が似ているので申し込み時に取り違えないよう注意しましょう。
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