医療/保険

重いカバン‥脊椎に影響は?

こんにちは!

Well Spineヘルスケアです😀

 

毎日毎日、仕事に家事に育児に忙しいお母様方!

 

今日は忙しい毎日でも、子供たちのために気を付けてほしいことについてお話します。

 

道行く学生たちを見ていると元気いっぱいで微笑ましいですが、

いつも1つだけ心配な点があります。

それはパンパンに詰まった重そうなカバンです。

 

オーストラリアの学校では、一般的にカバンは学校から提供されます。

このカバンは入れるスペースもたくさんあり実用的な部分も多々ありますが、

非常に大きくいつも重そうなため、子供たちの脊椎に悪影響を及ぼすのではないかと

最近では“カバンのサイズを小さくすべき!”という運動も行われています。

 

実際、低学年の子どもがカバンを背負って通学しているのを見ると、

どっちがカバンでどっちが身体なのか分からないくらいです。

カバンが身体を背負っているようにも見えますよね。

 

そのため学校指定のカバンではなくても、とても派手な物などでなければ

親が選んだカバンを使ってもいいと許可してくれる学校もあります。

 

一度お子様のカバンの中をチェックし、重すぎないか確認してみて下さい。

親がチェックしないと子供たちは「こんなものか」と思いそのまま通学しがちです。

 

今日は重いカバンが子供たちの脊椎にどのような影響を及ぼすか、お話していきます。

お子様のいらっしゃる方々の参考になればうれしいです!
 

子供たちにとってのカバン

統計資料によると、子供たちの脊椎の健康(首、腰、肩の痛み)に影響を与える

最も大きな要素は、学校のカバンです。

約79.1%の子供たちがカバンを重いと感じており、

65.7%の子供たちがそれによって疲れを感じ、

46.1%の子供たちが実際に痛みを感じています。

 

子供たちは学校生活にも多かれ少なかれストレスを感じているので、

親御さんが細かいところにまで気をつけてあげると、

子供たちのストレスを少なくしてあげることができます。

また今後発症する可能性のある脊椎側弯症や筋肉の痛みなどを

あらかじめ予防することにつながります。

 

 

 

親である私たちができることとは?

 

1. Buy the right size bag (正しいサイズのカバンを買いましょう)

 

“Australian spine”の最近の調査内容によると、

約80%の学生がカバンが重いと感じています。

これはすなわち、子供たちのカバンが体型と体格にあっているか

チェックしなければならないということです。

これから背が大きくなるはずだから‥と

少し大きいサイズのカバンを買う方も多いと思います。

しかしこれは子供たちの健康にとって正しい選択とは言えません。

 

カイロプラクター(脊椎神経の専門医)たちはカバン(リュックサック)の重さを

自分の体重の10%以下にしなければならないと言います。

 

それ以上の重さのものを背負う場合、

いつも重力に逆らっている私たちの身体はさらに強い圧迫を受けることになり、

身体が後ろに倒れないように首を前に突き出し、

肩を胸方向に巻き込んでしまい、

さらには頸椎や上部胸椎、肩甲骨の位置がずれてしまいます。

 

カバンを身体に固定する“紐”にも気を付けなければなりません。

紐を短くしすぎると、身体がカバンにぴったりと密着して肩の筋肉が圧迫され、

ひどい場合には神経に傷をつける場合があります。

反対に紐が長すぎてカバンがお尻の下にまで下がってしまった場合、

腰椎と腰の周辺筋肉にストレスをかけることになります。

 

特に肩掛けバッグなどは身体の左右の均衡を崩すだけでなく、

脊椎側弯症を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

 

またリュックサックを選ぶ時にも肩と腰部分にクッションやパッドがあり、

紐を調節できるもの、そして腰にベルトがあれば最高です👍

 

 

 

2. 入れ方に注意!

 

カバンに物を入れる時には最も重いものを

一番下に(ちょうど腰のあたりにくる位置)入れてバランスをとるようにします。

その上にランチボックスを入れましょう。

そうすれば子供たちがカバンを背負って動き回っても揺れすぎることがないため、

子供たちが感じる疲労感に違いが出ます。

 

この順序を守らないと、身体の重心が定まらないため疲れやすく、

将来腰痛や肩こり、首の痛みを引き起こす可能性があり、

最悪の場合には脊椎側弯症を引き起こします。

 

 

3. たくさん入れすぎない

 

先程もお話しましたが、カバン(リュックサック)の重さは

体重の10%以下に保たなければなりません。

すなわち、40kgの子供が背負う適切な重さは4kgまでです。

 

残念なことに、この重さは本を数冊と大きなランチボックス1つを入れると

すでに超えてしまうため、

多くの子供たちがこの適切な重さより重いカバンを背負っていることになります。

 

そのため親御さんが常にカバンの中身をチェックし、いらないものは家に置き、

毎日使う本や文房具は学校のロッカーに置くように話し、

適切な重さのカバンを持たせるようにすることが大切です。

 

 

 

 

小さな悪習慣も積み重なれば私たちの身体を蝕むかもしれません😥

しかし反対に、身体のために例え些細なことでも良いことをしていれば、

将来的に健康な体を維持できます!

 

今朝子供たちのカバンは重すぎなかったか、少し立ち止まって思い出してみて下さいね!

重すぎたな‥と感じた方は明日の朝から減らすようにチェックしてみてください😊

住所:Shop4 105 Longueville Rd Lane Cove 2066

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