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オーストラリアでアキレス腱や膝を痛めたらフィジオで治療を

シドニーは冬を迎え、朝晩は特に冷えこむ時期です。秋冬はスポーツやマラソンの季節でもありますが、本番に向けていきなり荷重の高い練習を始めたり、身体のどこかに痛みを感じながらも無理をして練習を続けていると、深刻なケガの原因になってしまいます。

特に注意したいのが、故障。急に体を動かした場合に起こりやすい故障には、膝の痛み、アキレス腱の痛み、股関節の痛みなどが挙げられます。

例えば、トレーニングを始めてから走る距離もタイムも順調に伸びていたけれど、ある日ランニングの最中にアキレス腱に鋭い痛みがあった。トレーニングを1週間ほど休んでから再開してもやっぱり痛む。アキレス腱周辺を見ると腫れて少し熱を持っている。このようなアキレス腱や膝周辺の痛みに覚えはありませんか?

そんな人は、オーストラリアの医療治療「フィジオセラピー(Physiotherapy)」に気軽に相談してみましょう!

フィジオセラピーは日本語で「理学療法」と呼ばれるもの。さまざまな要因によって低下した身体・運動機能を根本的に改善・維持させていく身近な治療法です。

オーストラリアではちょっとした身体の不調を感じたり、健康を気にしたりしている場合にも利用されています。ワーホリのファーム帰りや飲食店の力仕事などで痛めたところ、オフィスワークの腰痛や肩こりや腰痛、スポーツでの軽いケガなど、慢性的な不調から突然の痛みまで、オーストラリアではジムのように気軽に通う人が多くいます。

そこで今回は、急性の炎症からくる足首の腫れや膝の痛みとその改善方法についてご紹介します。

目次

  1. 急性の炎症からくる足首の腫れや膝の痛み
  2. ケガを悪化させないための第一歩
  3. フィジオセラピーはケガ予防にぴったりの療法!
  4. フィジオセラピーは保険適用!
  5. シドニーのクリニック「メトロフィジオセラピー」
  6. オーストラリア国内外から受診できる「デジタルヘルス」

急性の炎症からくる足首の腫れや膝の痛み

トップアスリートの場合は、肉体を酷使し続けたことから起こる筋肉疲労や骨折などで故障しますが、久々に運動を再開した人やまだ身体の使い方をよくわかっていない人の場合は、運動に必要な準備が足りないまま無理やり動かそうとするために故障が起こりがちです。

アキレス腱には下肢にかかる荷重を吸収する役割がありますが、加齢や運動不足によって知らないうちに退化・変性してしまうので、腱にミクロの小さな亀裂が入ったり、腱膜が炎症したのち太くなってしまう結果、そこから痛みが引き起されるそうです。アキレス腱の柔軟性が落ちてバネが弱くなっているため、急に運動を始めるとアキレス腱周辺に炎症を起こしやすかったり、アキレス腱線維が部分的に切れやすかったりするのは、普段から運動をしていないと起きてしまう故障の典型というわけです。

普段あまり運動をせずに座っている時間が長い人は特に、下半身の筋肉や腱の柔軟性が失われてしまいます。その運動不足を解消するにも、急にマラソンやスポーツを再開してしまうと、今ある柔軟性や弾力性の許容を超える大きな負荷がかかるため、筋肉や腱の線維が断裂したり炎症を起こしやすくなるのです。

ケガを悪化させないための第一歩

アキレス腱や膝を痛めた場合、応急処置で我慢をして症状を悪化させる前に一度フィジオセラピー(理学療法)を受けてみましょう。

フィジオセラピストが、急性時の炎症からくる腫れや痛みを抑える治療を最優先にして、アキレス腱に必要以上に負荷がかかっていないか診察後、今の症状が悪化しないよう慎重にマッサージやストレッチを施してくれます。特にふくらはぎ、太ももの裏辺りが硬直している方が多いため、柔軟性を向上させるために針を使用することも。なかでも、太ももとふくらはぎの筋肉の強化はとても重要なので、徐々にアキレス腱やふくらはぎに荷重をかけてリハビリしていくことになります。

この予防策としては、運動前にはストレッチ、運動にはクールダウンをしっかり取り入れるなどすることで、痛みを感じることなく楽しく続けられることでしょう。再発予防がお望みであれば、根本原因を解決することが大切です。そこで、弱っている筋力の強化を指導します。病理を理解しているフィジオセラピストがケガ予防しながら効果的に強化する方法をコーチングしていきます。

その効果が認められているからこそフィジオセラピーは、スポーツやダンス、または仕事上のケガの予防や治療として用いられ、オーストラリアにおける様々な場面で人々の生活を支えています。

今ある身体的なトラブルを改善することに加えて、根本的な原因を探ってリハビリしていくことで、そのトラブルを起こしにくい身体づくりを目指すのが、フィジオセラピー。オーストラリアではスポーツ選手への正しいフォーム指導や効果的なトレーニング指導も担当しています。

日本ではリハビリだけのイメージが強いフィジオセラピー(理学療法)ですが、オーストラリアでは身近な医療手段として活用されている療法なので、なるべく身体に負担をかけないまま症状を根本から改善していきます。また、スポーツでのケガの他にも、腰痛、肩こり、それに伴う頭痛、背中の痛み、腱鞘炎のほか、顎関節症、首から来る目まいなど、様々な体の不調を診察し治療することができます。

身体の痛みや不調にお悩みの方は、以下の電話番号またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

メトロフィジオセラピー
電話:0414 272 440(日本語対応)

メール:info@metrophysiotherapy.com.au

フィジオセラピーはケガ予防にぴったりの療法!

診断結果から、一人ひとりの症状に合わせた最適なエクササイズや姿勢の整え方のアドバイス、運動機能の回復や関節の可動域を向上させるトレーニングも指導しながら、身体の患部の痛みを取り除き、身体の痛みが再発しづらい身体づくりを手助けします。

日常的に身体の不調を感じていなくても、フィジオセラピーに定期的に通うことで関節や筋肉の正しい使い方を知ることができ、オーストラリア生活中の健康増進に役立ちます。

ジムに慣れてくるとトレーニングが自己流になり、正しくない姿勢や方法で続けているうちに身体を痛めることも。スポーツやマラソンのために身体づくりをするにしても、フィジオセラピストによる正確な指導のもと自分自身で習慣化することができれば、筋肉の機能を正しく使えるようになり、身体本来のスムーズな動きが可能になると日々の生活が格段に楽になり、ケガや痛みの予防にもつながります。

また、オースストラリアのフィジオセラピーは、老化による運動機能低下に伴う介護状態をフィジオセラピーの運動療法により未然に防ぐなど、介護予防に活用することもできる、一生使えるスキルを身につけられる場でもあります。

フィジオセラピーは保険適用!

オーストラリアでは、フィジオセラピーには保険が適用されます。

ワーホリで来ている方が加入している海外旅行保険(Overseas Student Health Cover=OSHC)などの場合、シドニーにある「メトロフィジオセラピー」ではキャッシュレスサービスにも対応しています(要GPの紹介状)。

オーストラリアの市民権または永住権所持者のメディケアなど、ローカルの保険はキャッシュレスサービスには対応していない反面、指示書なしで治療可能です。

身体のどこかを痛めた場合、無理をせずにフィジオセラピーのクリニックを受診してみましょう。本番に充分な力が発揮できるように、身体のチューンナップも兼ねて、早めの検診をおすすめします。

仕事や学校で長時間同じ姿勢が多い人はもちろん、スポーツやパフォーマンスなどで筋肉を酷使しがちな人も、フィジオセラピーを通して原因となる要素を症状が出る前の軽い段階から治しておくことで、さまざまな身体の不調の予防につながりますよ!

身体の痛みや不調にお悩みの方は、以下の電話番号またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

メトロフィジオセラピー
電話:0414 272 440(日本語対応)

メール:info@metrophysiotherapy.com.au

シドニーのクリニック「メトロフィジオセラピー」

シドニーのタウンホール駅より徒歩2分にある「メトロフィジオセラピー」では、専門性の高い技術が必要とされる頭痛やアゴの不具合も治療の実績多数の日本人フィジオセラピスト、奥谷先生が、最も治療効果が高いと言われる手技・マニュアルセラピーと運動療法を中心に、一人ひとりに合った効果的な治療を提供しています。

奥谷先生は、学術的にも臨床的にも特に高い教育レベルを要求される「オーストラリア理学療法学会(APA)」認定の筋骨系スペシャリスト。一般人はもとより、プロスポーツ選手やパラリンピック選手の身体の治療、パフォーマンス向上なども手がけている、ベテランフィジオセラピストです。

JAMS.TVでは、過去にも「メトロフィジオセラピー」を直接取材し、奥谷先生と一緒に不調に悩む人々の相談に乗ってきました。カテゴリー別のお悩み解決方法は、以下の過去記事からチェック!

オーストラリア国内外から受診できる「デジタルヘルス」

デジタルヘルスは、通常の診察、診断、運動療法など、クリニックと同じサービスを自宅で受けることが可能で、来院して手技を受けない分、割安でコンサルテーションが受診できます。

遠隔コンサルテーションで待ち時間もなしに自宅でゆっくりと初診を受けたのち、症状の診断によっては触診や手技の施術のために来院する手順がおすすめ。時間も費用も節約しながら慢性的な体調不良や身体のコンディションを整えることができます。

フィジオセラピストの遠隔指示のもと、家族や恋人などその人の側にいるパートナーがフィジオセラピストの指示に従ってマッサージを施す「Physio with My Partner」も実施。手技のプロであるフィジオセラピストからマッサージのテクニックを習えば、今後また症状が出た場合でも、パートナーは覚えたテクニックを生かすことができます

「メトロフィジオセラピー」へのご相談・お問い合わせ

  • 新型コロナウイルスの影響で身体のコンディションが整わない方
  • リモートワークや在宅による身体の痛みが辛い方
  • スポーツや力仕事などで身体をどこか痛めた方
  • 健康大国オーストラリアのフィジオセラピーで今ある健康を維持したい方
  • 自宅で習慣化できる自分に合ったストレッチなどを身につけたい方

その他、身体の痛みや不調にお悩みの方は、以下の電話番号またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

メトロフィジオセラピー
電話:0414 272 440(日本語対応)

メール:info@metrophysiotherapy.com.au

会社概要

担当:奥谷匡弘(ただひろ)
シドニー在住のフィジオセラピーの第一人者。学術的にも臨床的にも高い教育レベルを要求されている「オーストラリア理学療法学会(APA)」に認定された頭痛や腰痛など、筋骨格系のスペシャリスト。専門は顎関節。頭痛の治療技術も高く評価。
所在地:Suite 406a, Level 4, 250 Pitt Street, Sydney

電話:0414 272 440
メール:info@metrophysiotherapy.com.au
営業時間:予約制/日祝休
ウェブ:metrophysiotherapy.com.au

カラダの部位別!「メトロフィジオセラピー」お役立ち情報

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