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GO!豪!!メルボルン ジオス メルボルン校 マーケティングコーディネーター 二川原 潤香さん インタビュー

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ジオス メルボルン校 マーケティングコーディネーター 二川原 潤香さん インタビュー

 

【プロフィール】

二川原 潤香 Nikahara Junka

北海道出身。

GEOS Melbourne College of Englishマーケティングコーディネーター。

大学の時にアトランタの大学に交換留学し、卒業後ジオスに就職。

2006年よりメルボルン在住。

 

 

 

 

インタビュアー:岩本英恵・倉地亜矢美

 

オーストラリアで今現在何をされていますか?

現在の役職名はマーケティングコーディネーターというもので、業務は多岐にわたるのですが主にGEOS Melbourneに興味のある生徒さんへのご案内や、メール電話などによる問い合わせ、エージェントさんへの学校情報の更新など、日本を含むアジアの国々を中心に行っています。あとは日本人の生徒さんへのカウンセリングを担当しています。より多くの方にGEOS Melbourneという学校の魅力を知っていただき、学生生活がより充実するためのお手伝いをさせていただくことが仕事です。

カウンセリングですか? 例えばどういったことでしょうか。

色々ありますが、VISAのこと、授業や勉強の仕方についてはもちろんのこと、海外で生活するのが初めてという方は、ホームシックになることもあるかと思います。そういった方のお話を聞き、少しでもポジティブに考えてオーストラリアでの生活を楽しんでもらえるようにアドバイスすることを私自身心がけています。

メルボルンで働くようになったきっかけは何ですか?

転勤ですね。もともと、海外で働きたいという希望があったので日本のジオスで働いていた時から希望は出していました。たまたまメルボルンに空きがでて、幸運なことに海外出向という形で配置されました。オーストラリアはまだ住んだことがなく、さらにメルボルンはオーストラリアの都市の中で一番興味があった都市でもあり本当にラッキーだったと思っています。

ジオスに就職したきっかけは何ですか?

やはり、英語が使える仕事がしたいと考えており、講師として働くか、大学でも勉強したマーケティングができる仕事にするかで悩みました。最終的に将来、海外で働くというチャンスがある会社ということで現在の会社への就職を決めました。小学生くらいから「自分は絶対に海外で働くのだ」と勝手に(笑)決めていたので、イメージトレーニングのようにそれを常に念頭において行動していました。こちらに来る前は2年半、札幌のジオスでスクールマネージャーとして働いたのですが、先生や生徒さんにも本当に恵まれ、それが無かったら今ここに来ていないと思います。私がメルボルンに立つ前に学校のスタッフ・講師からもらった色紙はいまでもオフィスに飾ってあり、なにかつらいことがある時はいつも眺めるようにしています。生徒さんの中では今でも手紙やメールをくれ、実際にメルボルンで勉強しに来てくれた方もいて…。嬉しかったです。

ということは、やはり日本のジオスから生徒さんが定期的に来るといったことがあるのでしょうか? ジオスは日本の会社なので、日本のジオスからの生徒さんがいっぱいで日本人が多いイメージなのですが。

やはり、みなさんそういったイメージをもたれる方が多いかとおもうのですが、学校に着いたらびっくり。日本人はとても少なく、クラスにも1・2人です。もちろん、元々日本のジオスに通っていたという生徒さんもいますが、ほんの一握りですね。

それでは日本とこちらのジオスの大きなちがいとは何ですか?

ジオスはもともと日本の会社で、母体、CEOがこちらと同じではありますが全くシステムも違い、ここは現地法人という形で、一つの語学学校・会社として成り立っています。また、日本のジオスは、お仕事の後などに週1、2回来る方など、ヨガに行こうか、英会話に行こうかという様な習いごとの選択肢の一つですが、こちらの場合は出席率も厳しいフルタイムの学校ですので、“勉強する場所”という位置づけです。生徒さんにとっての学校にくる目的が大きく違いますよね。だからこそ、その分私自身の働く立場も変わります。日本と違うのが、まず勉強だけではなく生活一般のケアが生徒さんに必要なことです。その分お手伝い出来ること、アドバイス出来ることが多くやりがいがあります。日本では営業色の強いポジションですが、こちらではそれよりも良い授業、生徒さんの生活・勉強の助けなど質を重視したサービスを提供することに力を入れています。教育機関としての色が強いので売ればいいということではなく、将来のプランに沿ったカウンセリングを行った上で、生徒さんに本当に合うものを勧めています。

他の学校との差別化を図るためにジオスがマーケティング的に気を使っている、打ち出していることはありますか?

当校は大学の付属でもなく、専門コース(福祉・ツーリズムなど)もありません。その分、“英語コース”に特化しており、コースの充実、またクラス数・レベル分けなどの細かい設定と、英語コースのスペシャリストとして“英語”をとにかく学びたい方に対し、高いクオリティの授業を提供しています。やはり大学付属だとそのまま大学にエスカレーター式で入学できると言う利点がある反面、ある一定の国から来た、永住権や進学目的の生徒さんに絞られてくるので国籍も偏りがちです。その点当校では、進学する人、短期で英語の勉強に来ている人と様々なので自然と色々な国から生徒さんが集まります。日本人が多いというイメージだとは思いますが、実際は全体の5-10%というのが平均です(7月現在7%)。今現在約600人生徒がいる内、一般英語が一番生徒数の多いクラスではありますが、ケンブリッジ、IELTS、進学英語などレベルの高い人でも満足して頂けるクラスを充実させていますので、目的・レベルにあったコースをご紹介できることが強みです。目標のIELTSのスコアがとれた、目標の大学に進学することができたなど、目標を達成していく生徒さんを目の前で見ることは本当に刺激になります。

では潤香さんが実際に働いてみて感じた、日本とこちらで働くことの大きな違いは何ですか?

こちらでは、仕事は仕事、プライベートはプライベートとメリハリがすごくあり、決められた時間で仕事をこなすことに重きが置かれています。だから遅くまで残っていると、日本とは逆に時間内で終わらせられない・効率的でない人だという印象を与えてしまうということを教えられました。ここに来て最初にマネージャーに「ここでは日本のようにWork harderではなくてWork smarterだ。」と言われ、良い言葉だなぁと思いました。こちらでは、5時5分前になるとなんとなくみんなソワソワしだして、5時にはいなくなります(笑)。だからこそ次の日に元気に仕事に来ることが出来るし、職場の雰囲気もすごく良いです。本当にみんな働き者で、てきぱき仕事をこなし、時間内に終えていく。またスタッフ間のコミュニケーションもよく取れていますね。家族やパートナーよりも過ごす時間が多い職場の人との関係ってすごく大事だと思いませんか。そういうところがメルボルンでこの学校が成功できている理由の一つなんじゃないかなと思います。

では、沢山の生徒さんと接してきたことで、こういう生徒さんは伸びる、伸びないなどやはりわかるものですか?

そうですね。わかります。日本でもそうでしたが、この仕事をしていると毎日沢山の人に会うことになります。もうそれが今年で6年目ですから、出会いはたくさんありました。そこで分かったのは、本当に基本的なこと、でもあまりにも基本で忘れがちなこと。学校に入ったから伸びるのではなくて、結局のところ自分の努力が必要だということです。だから、私達の仕事は先生も含め、それをいかに手助けできるか、つまりモチベーションを上げることができるか、なんですね。モチベーションを常に高く持って勉強に取り組んだ生徒さんがやはり伸びる生徒さんなんだな、と見ていて実感します。あとは、すごく基本的なことですが、予習復習をする生徒さんですね。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃではなく、お金をかけて学校に来ているわけですから、授業内容を重点的に勉強することが一番だと思います。特に初級レベルであるなら、それだけでも時間がかかることです。そして慣れてきて時間の余裕が出来てきたら、そこでやっと次は日記を書いてみる、など幅を広げていくことができると私は考えています。あと個人的にしていたのは、新しい表現を習ったら、帰宅時にそのシチュエーションとその表現をノートに書いていました。本当に伸びた生徒さんでは、半年から8カ月で、Pre-intermediateからケンブリッジまでレベルが飛躍した生徒さんが何人かいました。ステップとしては、Pre-intermediate→Intermediate→Upper-intermediateそして、FCEのプレテストに合格してケンブリッジのコースを修了されました。最初は銀行にもついていってあげるような状態だったんですよ! 生徒さんの目を見張るような進歩を見ることが出来るのがこの仕事の醍醐味でもあります。

モチベーションの維持って本当に難しいですよね。一人で本買って勉強するのってなかなか続きませんし…。

そうですね、そのためのツールとして学校があるのだとも思います。学校だと勉強しなくてならない環境になりますし。モチベーションという意味では、語学学校はただ漠然と入るのではなく、この期間でこれだけの成果を上げたいという具体的な目標をもって、講師、カウンセラーとも相談しながら、それを達成するよう努力するというのが効果的な使い方だと思います。私も実は一年目、自分の英語力の不足により、どれだけ他のスタッフに影響を与えてしまうかということに気がつき、仕事のあとにビジネス英語のクラスに通っていました。仕事の後なのでジオスではないのですが(笑)。日本でも先生とのやり取りなど、ある程度の英語を使ってはいましたが、こちらでは電話のやり取りから書類の作成などすべてが英語で、今でももちろん日々勉強中ですが、最初は本当に苦労しました。日本から転勤になったとはいえ、ここでは新米。まず認めてもらうにはコミュニケーションをとること、仕事をこなすこと。それには何より英語が必要ということを切に感じました。

そうなんですね! コースは実際役に立ちましたか?

メールのやり取りなど勉強になる点も沢山ありました。その他に特に、自分と同じように海外から来てオーストラリアで働く同じような立場の友人がたくさんできました。ウォルト・ディズニーで働いているブラジル人がいたり…。彼らとは今でも仲良くしています。あと「学校ってこんな感じなんだ」「友達ができるってうれしい!楽しい!」と改めてわかり、自分の仕事に活かすことが出来ています。

学校って人と出会えるのもいいですよね。私もメルボルンの学校で出会った友達とは今でも仲が良いです。それでは、日本から最初に来た際、研修はありましたか?

最初シドニーで2週間の研修がありましたが実際はもうやりながら覚えていくといった感じでしたね。それこそビザのことなど最初は恥ずかしながら全然わからなかったので猛勉強で。実際仕事が始まったら、「私も来たばかりでわかりません」なんて生徒さんには言えませんから(笑)。最初は遅くまで残ったりしたので精神的に疲れ果てて、ホームステイ先では毎日9時ぐらいに寝ていました。ホームステイ先の人も「死んでるんじゃないかと思った」と、よく笑っていました!

大体何カ月ぐらいで慣れましたか?

どのくらいでしょう…? 1年はかかりましたね。ものすごく辛いのは約3か月で、その時は忙しすぎてホームシックにもならないですが、それを過ぎて自分に余裕が出来てくると、最初は孤独との戦いというか、「あ、ホームシックだ!」「友達がいない!」とか考えだしますよね。特に生徒さんは英語が出来なければ出来ないほど強く感じることだと思うので、生徒さんと接するときはその時感じた気持ちを忘れないようにと心がけています。お金をATMで下ろすことにしろ、慣れてしまった人には「そんなことぐらい…」と思われがちですが、たくさんボタンがあり(笑)それだけでも最初は大変な訳ですよね。

赴任された最初は慣れるのが目標だったとは思いますが、最近の目標は何でしょうか?

昔からの目標が“海外で働く”ことだったので、それが達成され、今では段々自分の仕事の幅も広がっていて日本人マーケットのみならず他の国の生徒のマーケティング活動も任されるようになってきました。それをどれだけ広げられるかですね。そのためにも英語などの必要な勉強にもっと力を入れていこうと思っています。

こうやって聞いていると、とてもやりがいのある仕事のようですが、今までで困ったことなどありますか?

困ったこと…。結局は、自分の力ではどうしようもない・何にも出来ないことが生徒さんに起きたときですかね。英語力などの面でクラスの希望に添えない時や、例えば、クラスに問題があって、日本人は先生に直接言えない人が多いのですが、こちらの先生からしてみれば、どうして直接言わないのかと、むしろ失礼なことだと捉えられてしまうことがあります。狭間に入って少し大変ですが、そういった文化の違いの橋渡しも私の仕事になります。そのぐらいですかね。本当に日々勉強です。

これからメルボルンやジオスに来る方にメッセージがあればお願いします。

メルボルンに来る方は、おそらくこの街が好きになるだろうなと思って来る人が多いと思うのですが、それを絶対裏切らない街だと私は思っています。住み始めて3年近くになりますが未だに行ったところがないところもまだありますし、発見が多い街ですよね。各サバーブで色も全然違いますし。物質的には、日本の方が恵まれていると思いますが、こちらの人は週末の過ごし方など、人間らしい生活というものをしっかり持っていると思います。週末はホリデーハウスで過ごし、とにかくゆっくり、友人や家族と話すなど、そういった日本ではなかなか出来ないことが経験できると思います。勉強面では、ジオスはきちんとした授業を教育機関として真面目に提供している学校です。そして、世界各国から来た生涯の友達を作り、英語の必要性を感じ勉強意欲をさらに高められる場所でもあります。私が英語を初めに勉強したいと思ったきっかけも、「いろいろな国からの友達ができて、その人のこと・国のことをもっと知りたい、そのためには英語が必要だ!」と感じたことです。是非皆さんにメルボルンで充実した留学生活を送っていただきたいです。

GEOS Melbourne College of English

URL:http://www.geos-mce.vic.edu.au

住所:Level 1, 277 Flinders Lane, Melbourne VIC 3000

TEL:(03) 9650 0710

Email:info@geosmelbourne.com.au

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