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世界尺八フェスティバル 2008 シドニー

シドニーを拠点に活躍する尺八大師範、Riley Lee氏が主催する「世界尺八フェスティバル2008シドニー」(WORLD SHAKUHACHI FESTIVAL 2008 SYDNEY)が、7月4日〜8日までシドニー中心部で開催される。それに先駆け、メディア向けの試演が7月4日午後、The Conservatorium of Musicで行われた。1994年、岡山県での第一回国際尺八フェスティバルを皮切りに、アメリカ・コロラド州、東京、ニューヨークと続き今回5回目、 オーストラリア初で史上最大の尺八の祭典となる。

 

 

虚無僧の衣装に身を包み尺八を演奏する、日本から来豪の演奏家たち。会場内は神秘的な音色に包まれた。

「WORLD SHAKUHACHI FESTIVAL 2008 SYDNEY」の主催者である尺八大師範のRiley Lee氏からのコメントをいただきました。「尺八の音楽は日本人の心の中にある。もし自分のことを深く知りたいと思ったら、是非コンサートを聞きに来てく ださい。」

虚無僧の衣装で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた、琴古流尺八らんぽ社の辻村師範(前列中央)とお弟子様、演奏家の方々。

日本国内外で活躍する尺八演奏家の柿堺香氏と、スウェーデン在住の演奏家Gunnar Jinmei Linder氏。「日本の伝統が意外なところで花開いています。今回の祭典が日本の価値を再認識する良い機会になれば」と、柿堺氏よりコメントをいただきました。

名古屋市立大学尺八&オカリーナアンサンブルの皆様。今回の祭典では、手作りの塩化ビニール管尺八での演奏を行うとのこと。どんな音色がするのか非常に興味深い。

取材に来ていたABC Radio Nationalのプロデューサー、Geoff Wood氏。2年前、尺八と禅のラジオドキュメンタリー撮影のため日本を訪れたとのこと。「シンプルながらも複雑な音を奏でる尺八はとても素晴らしく尊敬しています」と語ってくれました。

 

7 月4日〜8日までの開催期間中、人間国宝である青木鈴慕師をはじめ、百数十名の日本人演奏家、世界各国から約400名の尺八愛好家が参加し様々なコンサー トやワークショップが行われる。尺八界の重鎮たちによる日本の伝統的な音楽をはじめ、オーストラリアで活躍する太鼓グループ「TaikOz」やシドニー子 供合唱団、クラッシック四重奏など様々なジャンルとのコラボレーションまで、バラエティ豊かで魅力的な内容となっている。開催場所は、City Recital Hall Angel Place やVerbrugghen Hall SCM などシドニー中心部。

コンサートやワークショップの詳細は www.worldshakuhachifestival108.com

チケットの申し込みは www.cityrecitalhall.com をご覧ください。

 

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