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東京フィエスタ開催

11月2日(金)に、マーティンプレイスにて東京都主催のイベント「東京フィエスタ」が行われた。

 
このイベントはシドニー市民に観光地としての東京をPRして、東京への旅行を推進する目的で開催された。

午前10時半からメディア向けに山口一久副都知事の記者会見が行われ、メディア関係者20名ほどが参加した。

会見中、既に世界7都市に設置されている東京観光レップという観光案内所を、ここシドニーでも来年4月を目処に設置する予定があるという発表があった。また山口副都知事はスピーチで、
「現在、日本を訪れるオーストラリア人の数は年間約20万人で、オーストラリアを訪れる日本人の65万人と比べると小規模になるが、豪ドル高によって“東京の物価高”というイメージを除く事ができれば、更に観光人数は増えるであろう。」
と述べ、今回のイベントへの意気込みを語った。東京都では2016年の外国人観光客1000万人(現在480万人)を目指して、大規模なアピールを各海外都市で行っているとのこと。

「山口副都知事がお奨めする観光スポットは?」
という弊社記者の質問に、副都知事は、
「自分は産まれも育ちも会社も東京という根っからの東京っ子で、東京の良さは人一倍分かるが、その中でも特に私が薦める観光スポットは伝統工芸などが体験できるツアー。外国の方にも是非とも参加してほしい。」
と答えた。

2016年のオリンピック、パラリンピックの候補地として名を挙げている東京都は更なる外国人観光客の招致を目指している。

午後からは午前中の雨がやや弱まったこともあってか、たくさんのシドニー市民が会場に集まり、伝統工芸に触れたり3D映像やパフォーマンスを鑑賞したりして、東京の魅力に触れた。

 
会場の様子

 

 
今回力を入れて用意したという3D映像
特製のメガネをかけて見ると東京のプロモーションビデオが3Dで楽しむことが出来た。スタッフのSayakaさん(写真左)・Hisakoさん(中央)・ Hitomiさん(右)は「午前中は非常に忙しく、立ち見客が出るほど好評でした。映像が飛び出す3D映像でより身近に東京を感じて頂けているようで す。」とコメント。

 
伝統工芸 江戸組紐の展示 (有)川勝組紐店の川勝新市氏

 
伝統工芸 袋物の展示 藤井袋物の藤井直行氏

 

 
東京を背景にした記念写真ブース
来場者に無料で写真を撮り、その場でデータをポラロイド化してプレゼントするユニークな展示にたくさんの来場者が集まった。スタッフのHarryさん(写 真左)・Ryokoさん(中央)・Reikoさん(右)は「すでに3時の時点で50名以上の方が写真を撮られました。楽しんで頂けている様で嬉しいで す。」とコメント。

 
折り紙のブース
体験用に英語で書かれた折り方説明が配布された。

 
書道家れん氏による書道ブース
英語名を漢字にして来場者に無料でプレゼントをした。

 

 
ダンススクール「Dancekool」によるダンスパフォーマンス
東京の若者のモダンカルチャーとしてのストリートダンスを、映像と合わせてストーリーふうに表現した。夕方5時以降のパフォーマンスでは仕事帰りのシド ニー市民が集まり、ステージ前の客席からだけでなく、マーティンプレイス路上からもたくさんの人々が立ち止まってパフォーマンスを鑑賞していた。

東京都公式ウェブサイトホームページ http://www.metro.tokyo.jp/

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