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シドニー発豪ドル見通し(2012年2月20日)

”シドニー発豪ドル見通し”(毎週月曜アップデート)

(米ドル円日足)

豪ドル米ドル日足)

(豪ドル円日足)

Joe Tsuda のプロフィール

東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在Junax Capital,AT FUND,Sydneyでファンドマネージャーを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。

豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。

趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ

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今週の主な予定、イベント

2/20(月)米国休場(プレジデンツデー)、日本1月貿易収支(1兆4,750憶円の赤字)、ユーロ圏財務相会合

21(火)RBA議事録、スティーブンスRBA総裁講演、EU財務相理事会

22(水)米1月中古住宅販売、英中銀議事録、メルケル独首相講演

23(木)独2月ifo景況感指数、米新規失業保険、EU欧州委員会経済見通し公表

24(金)RBAスティーブンス総裁議会証言、独Q4GDP、米1月新築住宅販売件数、バイトマン独連銀総裁講演、米地区連銀総裁講演(ウイリアムズSF、ブラード・セントルイス、プロッサー・フィラデルフィア、ダドリーNY連銀総裁)

マーケットの焦点

キーワード― 欧州債務問題(ギリシャ第二次支援と債務交換協議の行方―本日ユーロ圏財務相会合)、円安傾向―本日1月貿易収支大幅赤字

2/25G-20(メキシコ)

先週は週初欧州ソブリンリスクに対する懸念強く株・商品相場ともに軟調推移しましたが、週末にかけてはむしろ期待感が高まり、株・商品相場共に前週末比値を上げて終わっています。

特に原油価格はイランから仏・英への原油輸出禁止措置を受けて、1バレル105ドル台と約9カ月ぶりの高値を付けています。

週初はギリシャ懸念(第二次支援策実施の不透明感や債務交換問題の行方)根強く、第二次支援の延期観測など強まる中ユーロは一時1.30割れ、102円割れまで下落しましたが、結局本日のユーロ圏財務相会合でギリシャ第二次支援がまとまるとの期待感が強まって上昇に転じ、本日は1.32台前半、105円台後半まで大幅に上伸してスタートしています。ただギリシャ問題では過去何度も期待を裏切られていますので、本日のユーロ圏財務相会合が終わるまで油断は禁物です。

またドル円は先週末79円台半ばと10月末の政府・日銀円売り介入時の高値79.50近辺以来の高値を付けた後、今朝も79.90近辺と80円一歩手前まで上昇しました。

原因は複合要因であり、先週の日銀による金融緩和拡大策(インフレ目途設定や資金買い入れ基金の10兆円増額など)、日本の貿易赤字転落(今朝発表の1月貿易収支は1.47兆円の赤字)、原油価格の高騰と原発代替としての原油輸入量増大観測、米ドル買いサイドでは1月雇用統計大幅改善や米共和党と民主党が給与減税案で合意などなど多岐にわたります。

今後は3月期末にかけての日本企業の外貨資産円転の動き、いわゆるリパトリがどの程度円売り圧力を軽減させるかですが、日本企業の海外収益減少から従来ほどの円買い圧力は出ないとの見方が強いようです。

年初からここまで、ユーロ安やドル安が目立ちましたが、米経済の回復期待、ユーロ不安の軽減、円売り需要の増大など、通貨を取り巻く勢力図も変わりつつある点には要注意でしょう。

今週のユーロ圏財務相会合、週末のメキシコG20そして来月1日のEUサミットなどのイベントが注目されます。

 

豪ドルマーケット

先週の相場レンジ AUDUSD 1.0629-1.0799 AUDYEN 82.77-85.50

今週の予想レンジ AUDUSD 1.0550-1.0850  AUDYEN 84.00-87.00

今週の豪ドルは上値テスト後反落の可能性があります

先週の豪ドルは上記のように欧州不安が週初強いことから反落した後、週末にかけてはギリシャ懸念が後退したことから大きく反発する展開となりました。

また前週の非常に強い米国1月雇用統計など米経済指標が総じて堅調で、NYダウが上昇したこともリスク許容度を高めました。

更に木曜日に発表された1月の豪州雇用統計は、前2月のマイナスから一転して就業者数+46.3千人、失業率5.1%とこれまた非常に強い数字となり、結果的に豪ドルをサポートしました。

今週は明日のRBA議事録の発表やスティーブンスRBA総裁の講演、更には24日(金)のスティーブンス総裁の議会証言が注目されますが、大方の予想に反した2月金利据え置きの後に豪州銀行が軒並み住宅融資金利を引き上げており、RBAに対する批判も聞こえています。

過去の超タカ派から昨年後半にハト派に転向した同総裁が、今回の金利据え置きに対していかなる弁明(?)をするのか、非常に興味が持たれるところです。

豪ドルは足元調整反落から立ち直りつつあります。

ただ米ドルのセンチメントも改善していますので、対米ドルでは1.10まで再び上昇するのは容易ではないように思えます。

一方対円では、ドル円の底打ちが更に鮮明になる場合には、昨年の高値90円をターゲットに続伸する可能性も否定できません。

それではHave a nice week in advance!!!

Junax Capital, Sydney

Joe Tsuda

・豪ドルトレーディングにはFXマガジン「Joeの豪ドル道場」をお勧めします。 http://www.fxmagazine.jp/magazine_direct.php?uid=3Gl8j

サンプル例を添付させて頂きます。

「29_december_2010.pdf」をダウンロード

・現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当)

http://www.central-tanshifx.com/

・外為どっどコム社の動画担当(毎週金曜日)

http://www.gaitame.com/gaitame/

 

 

ご注意!

本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、

それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

 

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東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ


☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。

☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/

☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

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