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ビジネス

「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)29 April 2024

28 April 2024

<ポイント>
158
円台―ついて行けず(汗)


・先週はドル円が爆発。。。19905月以来の158円台。。。
155円台よりショートを作ってはストップロス、新高値で作ってはストップロスの繰り返し。金曜日も一瞬介入もどきか?ロンドン入り際155円割れがあったが、こちらは勤務中でレートチェックもできず、利食いももっと下に置いてあった(汗)
・年内に高値170円を見ているからこそのヤラレーよくあるパターン。
相場観と収益は一致せず。
・週末はSQで先ほど158円台で再びショート造成(しつこい)
・今週はFOMCに米4月雇用統計などゴールデンウイーク中だが材料満載。。
・ドルインデックス105台で別段ドル高でもなく、“円の独歩安”だが、ゴールデンウイーク中は介入も期待薄か?
これでRBAでもECBでもFRBでも委託介入が出れば、政府日銀の本気度が分かるし、それなりに効果はあるだろうが。
・しかしdaily chartRSI90%!!!
ショートで行くしかない。

 

◎<豪ドル相場>――米ドルがやや軟調となる中、65セント台を回復。対円ではドル円の158円台との相乗効果で2013年4月以来の103円台を付ける!


先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6421-0.6539   AUDYEN  99.27-103.48
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6400-0.6600    AUDYEN  100.00-105.00

・先週豪ドルは米ドルインデックスが105台に反落するなど、米ドルの頭が重くなる中、65セント台を回復。63セント台はいかにもunder valueとの見方は正解だった。イスラエル―イラン間の緊張がややフェードアウトしているのも好影響であった。

・対円では実に、「資源ブーム後半の2013年4月以来」の103円台まで上昇!!
豪ドルの反発は豪ドル円にリードされた形。
・ただ2013年には豪ドル金利は3%を上回っており(政策金利は2.5%)、また豪ドル円103円台の内訳も豪ドルドル=90セント、ドル円=115円であったわけで、足もとの円独歩安とはかなり様相が異なる。
・今週はFOMCや米4月雇用統計の発表があるが、FRBの利下げはあっても年後半で、これは潜在的な米ドルサポート要因だが市場は既に織り込み済だろう。
・一方前回非常に強かった米雇用統計がややスローダウン予想であり、暫く続いた米ドル堅調地合に調整が入る可能性がある。
・したがって対ドルでは豪ドル堅調、対円ではさすが103円台から調整反落しても不思議ではないだろう。年内の高値予想110円に一直線とはいかないだろう。

 

 

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Joe Tsuda のプロフィール

東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ


☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。

☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/

☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

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