エンタメ/スポーツ

「子供向け」の意味がわからなくなったオーストラリアのアニメDVD

図書館のDVDコーナーをあさっていると、「Aussie Animal Friends」という子供向けのアニメを発見。「オーストラリアの子供向け料理番組の仕上がりがひどい」という記事でご紹介した番組がなかなか衝撃的だったので、「オーストラリアの子供向けア二メはどんな感じなんだろう?」と、興味本位で借りてみました。

 

おまけがいろいろ入っていますが、メインのコンテンツは、オーストラリアを代表する動物であるコアラ、カモノハシ、エミュー、カンガルーがそれぞれ歌って踊るという、キッズに向けた王道とも言える内容です。きっとキャラクタライズされた愛らしい動物たちが登場するのでしょう……と思って再生し、画面に最初に現れたエミューがこちら。

 

 

嘘でしょう? 怖すぎませんか?

 

 

続いてのコアラも、顔こそかろうじて可愛げがありますが、柔軟性に富んだ動きと限りなく人間に近い手足の指がなんとも不気味です。

 

 

お次は周囲の背景と一体化した、青いカモノハシ。カモノハシって、カメレオンみたいな擬態能力ありましたっけ……?

 

 

そしてラストを飾ったのは、カンガルー。目が死んでます。

 

このアニメを見ながら、オーストラリアの子供は楽しく一緒に歌って踊るのでしょうか。「子供が好きなのはかわいいキャラクター」という固定概念はグラグラと揺すられ、「子供向け」の意味を見失い、見終えた後にしばし画面の前で愕然としたのでした……。

 

文:天野夏海(編集部)

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