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シドニーのセレブシェフが華樹林に集結し「Samurai 7」を開催!

9月26日(火)クローズネストの人気和食レストラン「華樹林」で開催されたディナーイベント「Samurai 7」にお邪魔してきました!今回はその日にサーブされた夢のようなお任せコース料理をご紹介します!!!

 

このイベントは、シドニーのセレブシェフ6人による「和と洋」のコラボレーションディナーと、日本人ワインメーカーが各料理に合わせて選んだワインを提供するという「マッチングワイン・ディナーイベント」です。シェフそれぞれのお料理だけで贅沢な一品なのに、それを全8コースとして一度に堪能できる、なんともゴージャスでまるで夢を見ているような夜となりました!

 

 

それではそのお料理の数々をとくとご堪能あれ!

 

 

とその前に、まず来店者に振る舞われたウェルカムシャンパンはこちら!

 

飲みくちがすっきりしていて後味もよく、食前にいただくには最高ですね🙂 内臓ががほどよく刺激され食欲も湧いて、今宵の贅沢ディナーをいただく準備完了です😄

 

それではまず1品目から😎

*シェフ名、お料理名、マッチングワイン名はその日配られたメニューからそのまま記載しています

 

1) Tatsuya Shinkai
Potato/Apple Jam Semi-dry carrot Cured Duck/Ume powder
Matching Wine: Charles Heidsieck Champagne Rosé Reserve

写真左:人参は旨味と甘みがギュギュっと凝縮されていて、その味わいはもちろん、セミドライの絶妙なしっとりとした歯ごたえも同時に楽しめます。ガーリックチップの香ばしさやテイストとも良くマッチしています。セミドライトマトは僕の好物なのですが、セミドライキャロットも好物の仲間入りに決定!

同中央:鴨は上品な質の良い脂がちょうどよいバランスで、鴨肉の旨味を絶妙に引き立てます。思わずもう一切れ食べたい!と思いました😅

同右:ポテトは大地の恵みをいっぱい吸い込んでいて、今までに食べたことのない超高級な味わいでビックリ😳りんごの甘~い味わいも品のあるアクセントになっています!

 

2) Tomoyuki Matsuya (Master Sushi Chef, HaNa Ju-Rin Japanese Restaurant)
Thinly sliced whitefish cured with Hokkaido Kombu, served with a sauce, based with Ponzu and Olive dressing
Matching Wine: Small Forest Veldelho 2016

昆布とゆずの和テイストとオリーブオイルの洋テイストが、素晴らしいハーモニーで白身に染み込み、身は歯ごたえがよく、適度な弾力を楽しめます。あえて函館産の昆布を使用したとあって、シェフのこだわりを感じる素晴らしい一品!昆布とゆずだけだと日本酒をいただきたいところですが、やはりオリーブの芳醇な香りが効いているので、提供されたヴェルデロのスッキリした味わいにピッタリでした!

 

3) Shota Sato (Executive Chef, Osaka Trading co and Tokyo Bird)
Kangaroo tartar, Soy cured Egg-yolk, Anchovies Mousse and Black truffle
Matching Wine: Small Forest Rose 2015

真ん中に鎮座するエッグヨークの濃厚な味わいにまず感激!何気に口に運んだのですが、口中がとんでもなく贅沢な味わいに包まれて、あっ、失礼しました、と心でつぶやいたほど😅 カンガルーのお肉もとても柔らかで、全く癖がなく美味しくいただきました!

このディッシュはまさに宝箱のようで、一皿で何度も感動しました!食材同士やソースとのバラエティーにとんだ組み合わせ。そしてそれらが織り成すハーモニー。シェフの想像力にセンスを感じます。食す人にとってもいろいろな楽しみ方がある一品ですが、僕は黄身をメインにいろいろな組み合わせを楽しみました😋

 

4) Hiroshi Manaka (Sous Chef, LuMi Bar Dining)
Ravioli ‘Bottoni’ filled with potato and Koji butter, serve with smoke potato dashi
Matching Wine: Small Forest Chardonnay 2015

料理が運ばれてから出汁が注がれるパフォーマンスで、まずは目で楽しめます🙂

スモークされたポテトの香ばしさが漂う出汁が、ラビオリを優しく包み込みます。ほどよくスープがからまったラビオリを口に運ぶと、今まで味わったことのない芳醇なスープが口いっぱいに広がり、しばらくただただ目を瞑りその深い味わいを堪能。鼻から抜ける香ばしい香りの余韻に浸りながら、手は思わずマッチングワインのシャルドネのグラスに。この繰り返しが至福のひとときをもたらしてくれます。お見事!👏

 

5) Hideki Okazaki (Head Chef, Le Trader French Restaurant)
Roasted Quail Wrapped in Prosciutto with Quail Egg, Cauliflower Puree, Moromi Miso Sauce & Yuzu Milk Foam
Matching Wine: Small Forest Shiraz 2014

ローストされたウズラとカリフラワーのピュレの相性が抜群な一品。ウズラの柔らかな身はす~っとナイフが入り、プロシュートの塩味が旨味を際立たせ、もろみ味噌の甘みがアクセントになっています。まさに和と洋のコラボ料理!イタリアンやフレンチの技が光るベテラン日本人シェフだからこそ織り成せる一皿です。写真左の豚の皮をバリバリにフレークした一品も美味しかったです!😆

 

ここで振る舞われた生純米吟醸。

お米本来の旨味と甘味が感じられ、心は一気にお米モード😊

次のお料理、鮨の握りが待ちきれません😅

 

6) Tomoyuki Matsuya (Master Sushi Chef, HaNa Ju-Rin Japanese Restaurant)

Swordfish Belly with Wasabi Leaves sauce, Wild blue Fin Tuna Chu-Toro Belly, Seaurchin(Uni) Sushi and Imperado Bone’s Clear soup
Matching Sake: Gassan Muroka Nama Junmai Ginjyo

ウニの味が濃厚!まず舌にミルキーな味わいが伝わり、そのあとシャリの旨味が襲ってきて、最後に磯の香りが鼻を抜けます。さすがです!ここで一度ガリで口中をリセットしてからメカジキの握りを。ひょいとつまんでほお張ると、その丁寧な仕事ぶりが一瞬で伝わってきます。一仕事どころか、さらに手をかけたベテラン鮨職人による渾身の握り。口中がお祭り騒ぎです😋 ここでもう一度ガリで仕切り直してから最後の中トロを。口中の熱でジュワ~ととろけ出す最高級のネタは、その旨味が細胞を通じて体に染み渡る感覚。お隣の席の人と思わず目が合い、無言で「もう言葉が要らない美味しさですよね~」と語り合いました😆

 

7) Shui Ishizaka (Senior Sous Chef, Bennelong Restaurant)
Frozen Amazake and Sudachi mousse, Dekopon Mandarin curd, Cumquat Marmalade, Yuzu, Vanilla, Almond
Matching Wine: Thistlehill Organic Riesling 2016

こちらもまさにイベントのテーマ「和と洋のコラボ」を表現したデザート。日本の柑橘系フルーツの爽やかな香りがお皿いっぱいに漂います。押し付けがましくなく、日本的なさりげないあっさりとしたフレーバーの中にも、西洋のムースがしっかり主張していて最後まで飽きさせない美味しさ!甘酒のテイストも抜群のアクセントになっていました😍

 

そして本日最後のプレートです!

 

8) Cheese Platter (Hunter Belle Dairy Co)
BELLEROAR (Raw milk semi hard cheese), GOLDENBELLE (washed rind cheese)
Matching Wine: Journeys End Vineyards Coonawarra Cabernet Sauvignon 2010

この時点で満腹だったのですが、イチジクの自然の甘みとチーズの塩気が妙にマッチして、気づけば箸が止まらない、いや失礼、フォークが止まらないプラッターでした😄

 

いかがでしたか?夢のようなお料理の数々の美味しさ、皆さんに伝わりましたでしょうか?

えっ?写真と文章だけでは伝わらない?😅

そういった方に朗報です!このイベントは今後もシリーズ化されるそうですので、次回はぜひ皆さんの目と鼻と舌で、直接その素晴らしさを味わってみてくださいね😎

 

最後に挨拶されたSamurai 7の皆さんとイベントを主催した華樹林のオーナー、西浦テリーさん。

左から順にTomoyuki Matsuya (Master Sushi Chef, HaNa Ju-Rin Japanese Restaurant), Hideki Okazaki (Head Chef, Le Trader French Restaurant), Shui Ishizaka (Senior Sous Chef, Bennelong Restaurant), Tatsuya Shinkai,  Hiroshi Manaka (Sous Chef, LuMi Bar Dining), Terry Nishiura(Owner, HaNa Ju-Rin Japanese Restaurant), Atsuko Kobayashi (Winemaker, Small Forest Upper Hunter Valley), Shota Sato (Executive Chef, Osaka Trading co and Tokyo Bird)

 

テリーさん、Samurai 7の皆さん、美味しいお料理とお酒の数々ありがとうございました!これからもシドニー在住のグルメな皆さんを楽しませてあげてくださいね!😃

 

HaNa Ju-Rin JAPANESE RESTAURANT
Phone 02-9966-5833
Shop1 / 300 Pacific Highway Crows Nest NSW 2065

http://www.jurin.com.au/hana_jurin/

 

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