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フィジオの妻のマタニティライフ 10:歩く時のポイント

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こんにちは。

今回は病院のChanging Shape Class でウィメンズヘルス・フィジオに教えてもらった歩く時に気をつけることをシェアしたいと思います。

 

妊娠中はホルモンの影響で靭帯が柔らかくなります。子宮は骨盤底筋をハンモックのよう上から乗っかっており、そして靭帯はハンモックの両端のフックのような役割だとイメージできます。すると、妊娠週数が進むにつれ、子宮がおおきくなるのでハンモックの役割をしている骨盤低筋と靭帯は絶えず伸びていて、また揺れやすくなります。そのため、妊婦さんは股関節や腰、お尻に痛みを感じるようになるそうです。

大事なのは、子宮を支えてくれているハンモックの役割をしている骨盤低筋とその靭帯をあまり揺らさず、負荷をかけないようにすることだそうです。

 

 

妊婦さんが歩くときに気をつけるべきポイントは

 

・  歩幅は小さく、ゆっくりと歩く

・  平坦な道を歩く (坂道・階段などはなるべく避ける)

・  歩道など、舗装してある道を歩く (でこぼこ道は避ける)

・  急に身体をねじらない、方向転換は一歩ずつ少しずつ

・  長時間歩きすぎない、痛みが出たら休む

 

だそうです。全て納得です。

私は普段はわりと歩幅も大きく、歩くのが早い方でしたが、自然と小さな歩幅でゆっくりとしか歩けなくなりました。

 

Changing Shape Class の講師のフィジオは、妊娠中のジョギングは骨盤底筋に負荷がかかりすぎるのでおすすめしないと言っていました。クラスの受講生は、普段エクササイズに早歩きBrisk Walkingをしているがしてもいいか質問していましたが、おすすめしない、普通のウォーキングにした方がいい、と言われていました。

 

シドニーでは今、いろいろな所で工事がおこなわれています。また、舗装されているはずの歩道が、繰り返し掘り起こされて、つぎはぎだらけででこぼこ...というのもしょっちゅうです。

足下には十分に気をつけてくださいね。

 

 

*  この記事はあくまでも一個人の体験を基にしており、医療アドバイスを目的としてはいません。個人の症状にあったアドバイスは専門の医療機関を受診してください。

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