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椎間板ヘルニアの手術…すべき?

こんにちは!

Well Spineヘルスケアです😀

椎間板ヘルニアに苦しむ方々のもっぱらの悩みは、“手術をすべきか、しないべきか”ということだと思います。

今日は椎間板ヘルニアの治療と扱い方について、話をしていきたいと思います。

 

椎間板ヘルニア、手術はすべき?してはダメ?

 

結論から申し上げると、脊椎疾患の患者様10名中8名以上が

手術をしなくても改善していくことが可能です!

 

そのため、急いで手術を決めるのは良い選択とは言えません。

まずは手術以外の治療法を試し、それでも良くならなかった場合もしくは悪化した場合には

手術を考えることをおすすめします。

 

33個の円柱形の骨が組み合わさっている脊椎の間には、

衝撃を緩和させ動きを円滑にしてくれる椎間板があります。

 

 

 

 

髄核 (Nucleus pulposus)と繊維輪 (Anuulus fibrosus)でできている椎間板が、

老化によって変形したり、猫背などの悪い姿勢または事故などによって破裂し、

髄核の一部もしくは全体が飛び出して神経を圧迫し痛みを引き起こすのが、

いわゆる“椎間板ヘルニア”です。

 

 

 

飛び出た椎間板が神経を圧迫するため、腰だけでなくお尻から足の先にかけて痺れたり

引っ張られるような感覚を持つようになります。

 

当院に来院された60代の女性の方は、このようにおっしゃっています。

 

“ふくらはぎが痛いなと思っていたら、腫れ始めたんです。

腫れるし痛いし引っ張られるような感じはするしで本当につらかった。

経験したことのない人には分からない痛みですね。

痛すぎて泣いたこともあります。

その後少ししたら、足が自分の足じゃないみたいな感覚になりました。

靴を履いているのか靴下をはいているのか…感覚がなくなってしまったんですよね。

本当につらすぎて大変でした。”

 

この患者様は、3つの椎間板が飛び出た多発性椎間板ヘルニアを抱える方でした。

 

 

椎間板ヘルニアになったら、すぐ手術が必要?

症状が多少ひどくても、薬や物理治療、カイロプラクティックなどの

身体に傷をつけない治療をまず初めに試すことをおすすめしています。

 

椎間板ヘルニアは一度発生すると、

初期には炎症反応が起こって神経が刺激され、痛みがひどく感じられます。

 

しかし初期を越えると、痛みは落ち着く場合が多いです。

そのため椎間板ヘルニアは、必ず手術が必要なものではないのです。

一部の稀なケースとして、痛み発生時に麻痺が起こったり

お手洗いをする時に上手くできなかったりしますが、

そのようなケースを除いては一般的に始めは手術以外の治療を試すのが

基本の流れとなっています。

 

たとえ椎間板が飛び出てしまっても、ゆっくり休養したり物理治療をしたり、

注射を打つことなどで、大部分の飛び出た髄核は元に戻ります。

しかし一度破損した椎間板は再生しないため弱くなり、

また飛び出る可能性は高くなります。

 

 

それなら手術はどんな必要なの

手術以外の治療を3-6か月行っても痛みがあり、

その痛みのせいで日常生活に支障が出るようなら、次の段階として手術を考えなければなりません。

 

一般的に70-80%の脊椎疾患の患者様は、手術以外の治療法で良くなります。

残りの10-20%の患者様は、残念ながら手術でのみ改善する状態です。

 

また年を取ると椎間板内の水分保持力が衰え、椎間板も飛び出しやすくなります。

 

腰の筋肉はそのために非常に重要なのです。

 

腰の筋肉 (コアマッスル)が強くなれば、身体の組織に多少傷がついても

特に痛みもなく日常生活を送ることができ、

椎間板にかかる圧力も減らすことができるので、

脊椎疾患の予防に非常に効果的です。

 

 

 

 

全ての痛みには原因があります!

正確な診断と一人ひとりに合わせた治療が必要です。

痛みには安全で効果的な身体に傷をつけない治療が、最も理想的ですよね?😊

 

手術をするかで迷わず、まずはWell Spineヘルスケアまでご来院ください。

 

専門知識と熟練した技術を持つドクターが、あなたの痛みを丁寧に診察・治療します。

ご予約・お問い合わせは

02 9420 0009 まで👍

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