【TAXリターン2026年受付開始】 スーパーアニュエーショ...
タックスリターン2026年度 受付開始 同時にスーパーアニュエーションの返金手続きも行いましょう! 「英語が不安」「手続き…

オーストラリアで日曜日に出かけると、カフェのレジ横に「Sunday surcharge 10%」という小さな貼り紙を見かけます。日曜だけ会計に上乗せされる、あの仕組みです。旅行者からすると「なぜ?」と思う習慣ですが、これはお店側が意地悪をしているわけではありません。日曜に働くスタッフの時給が、法律で大きく引き上げられているからです。
つまり裏を返せば、働く側にとって日曜と祝日は「稼ぎどき」ということになります。
オーストラリアには「Penalty Rates(ペナルティレート)」という制度があります。土日・祝日や早朝・深夜など、一般的に働きにくい時間帯に対して、時給の割増が法律で義務づけられているものです。日本の深夜割増(25%増)とは規模がまったく違います。
飲食業でパートタイム雇用の場合、2026年7月からの最低ラインはこうなっています。
土曜日:AU$33.05/時 日曜日:AU$39.66/時 祝日:AU$59.49/時
日曜に8時間入れば、それだけで約AU$317。祝日なら1日で約AU$476にもなります。同じ8時間でも、いつ働くかでこれだけ変わるわけです。
ここは誤解されがちなポイントです。時給が高いなら競争率が低いはず、と思いきや、実際は逆です。職場には自分たちと同じように働きたい留学生・ワーホリ生が多く、土日は人気のシフトのため、入って間もないうちはなかなか回ってこないのが実情です。
チャンスが生まれやすいのは、現地スタッフや長く働いているスタッフがまとまった休みを取りたがるイースターホリデーやクリスマス前後。この時期は「入れます」と言えるだけで代役の声がかかりやすくなります。それまでは平日シフトで信頼を積み、安定して入れる人だと認識してもらうのが、結果的に週末シフトへの近道です。
語学学校に通いながら働いている方も、まずは平日にしっかり入って実績を作り、休暇シーズンに週末枠を狙う、という組み方が現実的です。
ここで気をつけたいのが、給料から引かれるものの存在です。特にTFN(タックスファイルナンバー)を取得しないまま働くと、収入の45%が源泉徴収されてしまいます。時給AU$33の土曜シフトでも、手取りは実質AU$18程度。せっかく高い時給のシフトに入れても、これでは意味がありません。
TFNはオーストラリア税務局のサイトから無料で申請できます。到着して住所が決まったら、まず最初に済ませておきたい手続きです。
今回紹介したのは飲食業の土曜・日曜・祝日だけですが、実際には平日夜にも割増があり、小売業では飲食より基本時給が高いなど、業種によって条件がかなり違います。自分がどの基準で働いているのかを知っているかどうかで、1年間の貯金額は数十万円単位で変わります。
このあたりは、アイエス留学ネットワークのブログで数字つきで解説しています👇
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