旅行/観光

今日の話題/2016年5月6日〜8日の明け方に空を見よう!

ハレー彗星が宇宙に置いていった彗星のカケラ「みずがめ座流星群η(イータ)」は、ゴールデンウィークの時期に活発になる流星群で、今年(2016年)はWA州で5月6日の午前3時、NSW州、QLD州、ACT州、VIC州、TAS州では午前6時がピークになると予想されています。

ABCによると、観測に最も適した時間帯は5月7日と8日の午前4時から午前5時までの時間帯で、3分毎に流星を見ることができるだろうと予測されています。

 

この流星群は放射点の位置の関係で、北半球では1時間に10個ほどしか見ることができない流星が、南半球では1時間に50個程度も見ることができ、年間を通して一、二を争うほどに活発な流星群として知られています。今年は月明かりの影響を受けず、ここ数年で最高の観測条件だと言われているので、オーストラリアにいるからにはぜひとも見ておきたいものです。

ちなみに、みずがめ座に放射点のある流星群は7月にもあり(みずがめ座流星群δ)、区別するためにそれぞれの放射点近くにある恒星の名前を付けて呼ばれています。

 

南半球にあるオーストラリアでは、星の見え方が違うだけでなく、南十字星をはじめ日本からは見えない星座や天体を楽しむことができます。日常の喧騒から少し離れて、ゆったりと星空を眺めてみるのはいかがでしょうか? 

 

David Finlay/clearskiestv

 

参考:http://www.abc.net.au/news/2016-05-02/may-sky-guide/7356040

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

概要・お問い合わせ

その他の記事はこちら