39「和醸和楽」
日本には1000以上の酒蔵があり、今でも脈々と地域に根ざし、代々商売をしております。各県では酒造組合という組織をつくり、酒蔵が力をあわせてその地域の日本酒の需要を掘り起こしたり、様々なイベントを通して日本酒の良さを伝えています。
また、吟醸酒を熱心に造っている全国の蔵元が集まる「吟醸酒協会」や純米酒を熱心に造っている全国の蔵元が集まる「純粋日本酒の会」など、様々な集まりがあります。
そんな中、全国の酒蔵の若手蔵元と若手酒販店があつまり、本当に日本酒の未来を考え、活動を共にして行こうではないか、という集まりが出来ました。それが「和醸和楽」という団体です。
この和醸和楽は、「0杯を1杯に」という大命題を掲げています。先に話した酒造組合や各種団体ではすでに日本酒を好きな方で、その中でも「これが好き」というものを持っている方に2杯目、3杯目を飲んでいただく会ですが、和醸和楽は日本酒を飲んだことの無い世代、または昔飲んだけどおいしくない日本酒を飲んでしまい、今は飲んでいない方々など、0杯の方に、本当においしい日本酒を1杯飲んでいただき、さらなるファンを作り上げていく活動をしています。
立ち上がり初期には雑誌「日経EW」さんと手を組んで、立ち上げのイベントを開催させていただきました。
青森県の「田酒」の西田社長を会長に、今現在日本で最も評価される地酒の蔵元と、日本でも有数の地酒専門店の若き当主が集まっています。
今年も様々な活動をしていきますが、将来的に和醸和楽は海外での日本酒普及も視野に入れております。近い将来、和醸和楽という言葉が海外でも聞こえるときが来るかもしれません。そのときは、是非私達の活動を見に来てくださいね。
●和醸和楽ホームページ
http://www.wajowaraku.jp/index.htm
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