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42「意外な国で日本酒が飲まれている その1 ドバイ」

42「意外な国で日本酒が飲まれている その1 ドバイ」

 

日本酒は今や世界中で愛飲されるようになってきました。しかし、まだまだ世界中全ての地域で飲まれているわけではありませんが、ここ近年、今まで日本酒の輸出が出来るのかな?と考えてしまうような地域にも私たちのお酒は輸出されるようになりました。

そんな国の紹介をしてみたいと思います。

まず、最初は中東の国「ドバイ」です。中東というとイスラム教の国ですし、アルコールは飲めないのではないか、と考えてしまいますが、決してそんなことは無いようです。

実際にドバイには日本食レストランが10数店あり、これからも店の出店計画があります。

私も行ってみて驚きましたが、ドバイは中東の超高級リゾートで、世界一高さの高いホテルの建設なども行われていました。また日本ではすでに無くなってしまいましたが、屋内スキー場まであり、どこまで発展していくのかと、驚かされるばかりでした。

そんなドバイで、今、日本酒の需要が高まっています。アルコールを扱う免許を習得するには星の数が多いホテルに入っていないと厳しい現状もあり、ほとんどがホテルの和食レストランでの日本酒の提供となりますし、和食のレストランもほとんどがホテルの中に入っています。そして、それらの和食レストランでも早くから地酒に興味を持ち、メニューにたくさんそろえているのがメリディアンホテルに入っている「KIKU」という和食レストランです。ここでは南部美人でKIKUオリジナルのお酒を造っていますし、それ以外にも出羽桜などの地酒が数十種類冷蔵庫で管理されており、ドバイの日本酒好きに提供されています。料理もフュージョンというよりは純粋な和食を提供しています。まさに今1番ドバイで安心して日本酒を飲めるレストランだと思います。

KIKU以外にも、喜作レストランというお店が最近は人気で、こちらも地酒を多く取り揃え始めました。南部美人もメニューに入っておりますし、寿司も江戸前でしょう油を使わなくても食べられる寿司が出てきますし、おつまみ関係も大変充実しています。

これからドバイでは色々な和食レストランが出店を予定しています。中東で日本酒が飲まれるほど、日本酒は少しずつですが世界へ浸透しております。皆さんもドバイで地酒を飲んでみてはいかがでしょうか。

 

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