シティに新しく開設！「シドニーこころの相談室」に行ってきました♪

2011.07.19

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シティに新しく開設！「シドニーこころの相談室」に行ってきました♪

今回JAMSスタッフが訪れた先は、シティの中心タウンホール駅から徒歩3分、シドニーでサイコロジスト（臨床心理士）として活躍される、やのしおり先生が新しく診療室をオープンした「シドニーこころの相談室」。

誰もが持つ「心の悩み」は生きていくうえで決して絶えないもの。自分の話を思い切り聞いて欲しいとき、誰にだってありますよね。かくいうスタッフUmiも来豪してもうすぐ一年。将来のこと、ビザのこと、家族のこと、英語のこと、友人のこと… 尽きない悩みに近頃ノックダウン気味。ワーホリ生活で積もりに積もった「心の悩み」を相談しに、JAMSスタッフが行ってきました♪

悩みを打ち明ける前に… カウンセリングの流れを知ろう！

室内は清潔感のある白塗りの壁がとても印象的。外音が遮断され、この部屋にいるだけで「心落ち着く」、そんな癒しの気に満ちた空間が広がっています。完成したばかりという素敵なロゴマークのポスターが白い壁面に眩しく映えています。はじめにカウンセリングに至るまでの一般的な流れを先生にお聞きしました。

『心の悩みを抱えていると少しでも感じたときは、まずはお気軽にお電話かメールでご連絡ください。どんな悩みをお持ちなのかをお伺いします。サイコロジストによるカウンセリングはほとんどの保険でカバーされる（！！驚き）ので、現在加入の保険についてお聞きし、保険でカバーされるためのやり方（先にGP一般医で紹介状をとってきていただきたい、など）をご説明いたします。またトライアル・カウンセリングや初回カウンセリングに直接いらした場合で、必要な場合にはGPへ状況を説明する紹介状もお書きいたします。』

カウンセリングの時間は通常、初回90分、2回目以降60分。

『現在JAMSをごらんの方に、初回無料45分間トライアル・カウンセリングを提供するキャンペーン中です。カウンセリングを受けることに興味があるのだけれど、どんな所かまずはトライアルを受けて、雰囲気や相性を見て、来て見たい感じかどうか確かめてみたい方は、「JAMSを見ました」とお気軽にご連絡くださいね。』とのこと。

とにかくじっくりと、状況や気持ちを聞いてくれるカウンセリング

さあ、やの先生！積もりに積もった乙女の悩みを聞いてください！と焦るUmiの前に差し出された一枚のカウンセリングシート。目に見える肉体の病気とは異なり、心の悩みは人それぞれ、千差万別。シートに記入された質問事項を15分～20分程かけ、可能な限りしっかりと埋めていきます。その後シートを読み返すかたちで、ゆっくりと静かに質問をはじめるやの先生。現在の心境や、抱えている悩みの種類、過去のカウンセリングの経験など、悩みの原因を細部に至るまでしっかりと特定していくため、質問形式のカウンセリングがしばらく続きます。もちろん、しっかりとした守秘義務のもとにカウンセリングが進められていきます。的確に、そして話し手の会話が妨げられるということなく、落ち着いた一定のトーンで親身になって話を聞いてくれます。

発したことばや気持ちの多くを先生は即座に理解して記録にしている

夢中になって喋り続けるスタッフUmi。

ふと我にかえると、悩みの多くは先生との会話のなかで「言葉」として発せられていることに気付く。先生をみると、恐ろしいほどの速さで書き留められたメモが手元に…。悩みの原因を特定するため、発言はとにかくメモに残していくのだそう。「おかげで速記の技術が身につきました。」と笑顔で語る、やの先生。

カウンセリングの基本はとにかく「聞く」こと。自分の考えを押し付けたり、自分の価値観で判断したりということは決してしません。相手の立場に立ち、自分を出して会話ができる状況を作り出してあげることが大切です。（やの先生）

うつ病対策、「自動思考」を理解しよう。

以下にあげるのは「自動思考」と呼ばれる、うつ病などの認知療法で多く見受けられる症状における6つの特徴。該当すると思う方は、カウンセリングを受けられてみてはいかがでしょうか。

自動思考6つの特徴

思い込み・決めつけ	自分が着目しているしていることだけに目を向け、根拠がまったく不十分なのに、自分の考えが正しいに違いないと決めつけてしまう傾向。
白黒思考	灰色（曖昧な状態）に耐えられず、ものごとをすべて白か黒か、良いか悪いかという極端な考え方でわりきろうとする傾向。
べき思考	「こうすべきだった」「ああすればよかった」と過去のことをあれこれ思い出して悩みを抱えてしまう傾向。
自己批判	良くないことが起きると、何であっても自分が原因だと考えて自分を責めてしまう傾向。
深読み	相手の気持ちを一方的に推測して、そうにちがいないと決めつけてしまう傾向。
先読み	自分で悲観的な予測をたててしまっている状態で、そのために自分の行動を制限してしまい、予測どおり失敗してしまうという傾向。

心の理解を深め気持ちをシェアするグループに参加しませんか？

✿考え事から心が自由になるマインドフルネス・メディテーションを学んでみませんか？✿ 私たちの心は、次から次へとほぼ常に考えごとをしています。

自分の心がこだわってしまっている過去や現在のこと、後悔、将来の心配…。

私たちにとっては現実の生活以上にその心の中での体験の影響がかなり大きくて、

それによってかなり気分が左右されてしまっているものです。

考えごとは人間のネイチャーでとめることはできないけれど、

いつもその嵐の中に、されるがままに翻弄されているばかりでなく、

それとの付き合い方、距離のとり方を学びましょうというのが、

マインドフルネスの考え方です。

プログラムには毎回、マインドフルネスを学んでいただくためのさまざまなエクササイズや、

瞑想の練習があります。それらの中でどんな体験をしていたのかということを、後でみなで話し合い、その体験がより個人の心の中で根付くことを目指します。

毎週木曜、金曜6時からと、水曜の昼間（参加者の希望によって曜日と時間は調整可能。ご希望をお知らせください）。約1時間半。Medicareや学生のOSHC保険をお持ちで、GPでHealth Care Planを作成済みの方は、保険カバーで自己負担はありません。

それ以外の方は、参加費一回＄20です。どうぞお問い合わせください。

✿ハンディ（障害）を持つ子の親のグループ✿

隔週月曜または水曜の11時から、約1時間です。（参加者の都合によってどちらの曜日も今のところ設定可能です）。参加者を募集中。

場所はタウンホール駅徒歩3分の私のオフィスです。

ハンディを持つ子との生活でたいへんなのは、あなただけではないこと。

日本語で思いきり話せる機会になること。

気持ちを共感しあえるグループになったらいいと思います。

ハンディを持つ子のお母さん、お父さん、ぜひご連絡ください！

Medicareや学生のOSHC保険をお持ちで、 GPでHealth Care Planを作成済みの方は、自己負担はありません。私費の方は参加費あり。お問い合わせください。

シドニーこころの相談室（臨床心理士　やのしおり）

日本語で安心な心のカウンセリング。保険カバーが幅広い。相談室はタウンホール駅徒歩3分。ノースブリッジとホーンズビーでも相談可能。永住者をはじめ、ワーキングホリデーや学生のカウンセリングの経験が豊富です。GPの紹介があれば、Medicare・海外旅行保険・学生さんのOSHC保険で、自己負担費用なしでの心のカウンセリングが可能。自分の話を思い切り聞いてもらって方向性を見出したいとき、お気軽にお問い合わせください。

TEL: 0416-006-835

ADDRESS:St James Trust Building, Suite 219, Level 2, 185 Elizabeth Street, Sydney NSW 2000

EMAIL: cocoroclinic@optusnet.com.au

WEB: http://cocoroclinic.com