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ダーリング・ハーバーに純白の天使舞い降りる。

Sydney Bridal Expo / 4月16日@Sydney Exhibition Centre, Darling Harbour

大雨だった。でも心はウキウキだった。なぜなら、この日(4月16日)はダーリング・ハーバーで待ちに待ったブライダル・エキスポが開催されるから♥日本のブライダル・フェアにも何度か足を運んだことがあるけど、あういうのってめちゃくちゃ夢ふくらむんだよなぁ……かくいう私、実は既婚者なんです。結婚式も経験しました。「ならなんでYOUが行くのさ?」という声も社内から上がっていました(←完全無視)。いやいや、女子はいつだってウエディングに憧れるんです。神田うのなんて7回もやってる。既婚者だって(また)憧れを抱いたっていいじゃないかっ!!隣でブーブー言ってる同僚を押しのけ、ブライダル・エキスポに行ってきました。

会場に着くと、なんとな〜く蒸し暑くて、自分が妙〜に小さく感じることに気づく。さらに、会場の入り口で並んでいるお客さんたち、なんやらデカイおみやげを手に抱えてる。なになに?それ参加特典的なもの?私も欲しい〜ねぇどこで手に入るのさぁ〜、……ん?プ、プロテイン…?

気がつくと、ちょうどそこはブライダル・エキスポのお隣でやっていたマッチョさんのためのスポーツ・イベント「Australian Fitness and Health Expo」の入り口だった。彼らが手にしていたのは会場で販売されていた“プロテイン”。マッチョなオージーたちがムンムンの熱気でもってハッスル!ハッスル!(失敬!)、会場付近をたむろしていたのだった。ぎゃ〜!私、とんだ“EXPO”違いしてました。あはは(苦笑)。

さて、気を取り直したところで、ブライダル・エキスポの会場に入ると、まぁそれはそれは華やかなこと、会場の至るところにウエディング用のゴージャスなリムジンカーが止まっていた。クラシックなタイプからモダンなデザインまでいろいろ種類があって、シドニーのハーバーブリッジなんかを優雅にスィ〜っと走れたらいいなぁ…なんて想像してました。(夕方の渋滞につかまったら話にならんが)

  

会場には約90もの小さなブースがズラリと並び、フォトグラファー、メイクアップ専門店、ヘアーサロン、結婚式場セッティング会社、ウエディングケーキ専門店、ウエディング用下着専門店、リムジンのレンタル業者、リゾート・ウエディングを手配する代理店、ハネムーンを扱う旅行会社、花屋、船上ウエディング会社など、ブライダル関連の企業が集結していた。

    

いくつか気になったブースに入って実際に話を聞いてみたところ、オーストラリアと日本では結婚式においていろんな違いがあることを発見。例えば日本だと、会場が決まったら料理をはじめ、ドレスショップ、花、フォトグラファー、司会、ヘアー&メイク、招待状にいたるまで会場と提携した業者があり、それらを利用することがほとんど。(それ以外の業者を使うとたいてい持ち込み料などの追加料金がかかる)。一方、こちらはそれぞれの業種が個々に存在していて、各自のサービスを自分自身で選択して契約できるようになっている。写真は有名フォトグラファーに、ブーケは友だちの手作りがいい…なんて人にはオージースタイルがいいかも?

 

一通りブースを廻った頃、ウエディングドレスのファッション・ショーが始まった。まずはブライズメイド*や一般客用のドレスが披露された。こちらのドレスは全体的にカラフルで大人っぽいのが私の印象。(着る人の問題?)

 

 

お次は純白のウエディングドレスが登場。まぶしいくらいキラキラしてて美しかった~!!ドレスの裾が大きく広がっているふわふわタイプは人生に一度は着ておきたいけど、縦長シルエットの筒型タイプもアダルトな魅力があって捨てがたい…これなら年齢問わず着れそうだ。

  

ぽっちゃりさん仕様のドレスも豊富に揃うところはオーストラリアならでは(?)。

 

  

イケメン花婿さん登場。(こんな花婿だったら式で主役の座が奪われそう)

 

ウエディングドレス着用時に着る下着。女性は体型をあれこれうまく工作するために(笑)コルセットなるものが必要なんです。ちなみにどういうわけか男性用の下着も披露されていた。

 

日本で多くのブライダル関連業者を渡り歩いた私(笑)としては、手取り足取りなきめ細やかさは日本の素晴らしいところだと改めて実感。だけど、サービスなど細かいところに至るまで自分たちで選べて、自分たちで結婚式を作り上げるこちらのシステムは、満足度も高いだろうし、式後には達成感みたいなものがあるかも。まぁとにかくどちらにもそれぞれの良さがあってイイということだ。オーストラリアでも式を挙げたくなった私。今夜、旦那に相談しよっと。

◆海外のウエディング用語解説◆

*ブライズメイド:花嫁の付添人および立会人のこと。一般的に、花嫁の友人や姉妹など、花嫁と近しい未婚の女性が務め、花嫁の身の回りの世話をする。なかでも代表に選ばれた女性を「メイド・オブ・オナー」と呼ぶ。

グルームズマン:新郎の付添人および立会人のこと。ブライズメイド同様、新郎の友人や兄弟など、新郎と近しい未婚の男性が務め、新郎の世話や挙式進行のサポートなどをする。なかでもグルームズマンの代表を「ベストマン」と呼び、選ばれることは非常に名誉なこととされる。

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