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ランナーに多いケガ ② くるぶし付近のすねの痛み

マラソンやジョギングを楽しんでいる方に多い疾患として、

 

脛骨過労性骨膜炎 (けいこつかろうせいこつまくえん)があげられます。

 

英語では一般的にShin Splints (シンスプリント)と呼ばれ、

くるぶしから約15cm以内のすねの内側または後側に鈍い痛みが発生する症状です。

 

主に、過度の走り込み、筋肉量にあった負荷以上でトレーニングを行った場合、

乱れたランニングフォーム、扁平足や足に合わないシューズなどが原因と言われています。

また、運動をほとんどしていなかった人や長期間運動からはなれていた人が、

急に激しい運動を始めた場合にもよく起こりえます。

 

この症状が出た場合、ランニングを一時中断し、きちんと脚を休息させつつも、

コンディションを保つため、自転車や水中ランニングなどを行うことが最適です。

基本的に、痛みがなければトレーニングを続けてもかまいません。

 

しかし、痛みを感じた場合は

(多くの場合はうずくような不快感から始まり、鈍い痛みで患者さん自身が大丈夫と判断してしまうこともおおいのですが)

出来るだけ初期の段階からフィジオのもとで、診察、治療、最適な運動療法を受けることによって

早期の回復へと導き、再発の防止につながります。

痛みを我慢し、トレーニングを続けていると疲労骨折につながる恐れもありますので、

痛みを感じている方は、一度きちんとした診察を受けられるとよいでしょう。

 

*ポイント* ランニングシューズのすてどき

古くなってクッション性のなくなったシューズはシンスプリントの原因にもなります。

どんなに高価なシューズであっても600km〜1000km走り込んだシューズは替え時です。

 

 

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