20110312
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レインボーステイプロジェクト第2弾無事終了

2012年シドニーレインボーステイプロジェクト第2弾が無事終了。

2011年、東日本大震災発生3カ月後に発足した、レインボーステイプロジェクト。

この企画は、震災で被災した子供達をシドニーにホームステイ招待し、安全な環境の下、しばしの休暇を楽しみながら、現地の支援を肌で感じ、今後のエネルギーを充電してもらおうという主旨でスタートした。

また、広い世界を体験し、将来に向けての国際的視野を身につけてもらおうという狙いもある。

今回の第2弾は、8月6日〜8月15日までの10日間の滞在で、福島から9名の学生達と1名のボランティア付き添いが、シドニーを訪れた。

アボリジニ伝統儀式

お寿司交流会

ボンダイビーチで

お別れ会

滞在中は、アボリジニの伝統儀式や音楽を体験したり、現地校で料理研究家の出倉氏とお寿司の交流会を行ったり、郊外のカンガルーバレーでキャンプファイヤーをしたり、タロンガ動物園でコアラやカンガルーを見たり、CHATSWOODのIT業界最大手企業を訪れたり、シドニー湾でプライベートクルーズに乗船したり、と日々盛り沢山のアクティビティーを体験した。

今回のシドニー訪問が、初めての海外旅行という学生達がほとんどで、日本では体験したことのないアクティビティーに、毎日目を輝かせ楽しんでいた。

また、現地ラジオ番組や、TV局からの取材も入り、学生達は自分達の福島をアピールしたいと、しっかりインタビューに答えている姿が印象的だった。

最終日のお別れ会では、これまでお世話になった多くの方達に感謝の意を表し、学生達自らが司会を務め、出し物やゲームなどを行い参加者全員を楽しませた。

最後は、英語をもっと勉強したい、将来語学留学をしたい、また絶対シドニーに来たい!と全員が口々にして、現地で交流を深めたホームステイ家庭やスタッフ達との別れを惜しみながら、帰路についた。

滞在中は、彼らから感動や勇気や愛をたくさん受け取ったというスタッフがたくさんいる。

学生達の中にも、自分の実家に戻れない等、まだまだ厳しい福島の現状だが、そのような状況下でも、一生懸命前向きに生きる彼らの将来に幸あれ、と私達は願ってやまない。

最後に、このプロジェクトを1年間支えてくれた協力者、関係者に深くお礼を申し上げます。

誠にありがとうございました。

詳細は、こちら のホームページにも記載されています。

シドニーレインボープロジェクト実行委員

(シドニー日本クラブ(JCS)協賛)

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