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【生活情報】教育[第2回]保育サービスの種類

【シドニー生活情報】 教育について

子どもを持つ親にとって、教育は非常に大事なことです。

オーストラリアの教育について、知っておくべきこと、注意しなければならないことを、数回にわたって解説します。

[第2回] 保育サービスの種類

オーストラリアの義務教育では、通常は5歳から15歳まで学校に行かなければなりません。では5歳以下の場合はどうなるのでしょう。

未就学児童に対しては、さまざまな保育サービスがあります。義務教育の年齢に達していない幼児の場合は、この保育サービスを利用することになります。

0歳から5歳まではLong Day Careや、Family Day Careと呼ばれる保育サービスを利用します。3歳から5歳はPreschool(保育園)が利用できます。また、4歳半から6歳未満はKindergarten(幼稚園)に入ることができます。

●保育サービスの種類

(1)Long Day Care

(2)Family Day Care

(3)In Home Care

(4)Outside School Hours Care

(5)Occasional Care

(1)のLong Day Careは、小学校入学前の子どもを対象に、デイケアセンターが提供しています。センターにはおもちゃや遊具が備えられていて、子どもたちは楽しく学んだり、遊んだりして過ごします。全日保育から数時間の保育サービスなどがあります。

センターは、Child Care Centre、Early Learning Centre、Kindergarten、Preschoolなどと呼ばれることがあります。運営は、地元の自治体やコミュニティ団体、非営利団体から一般の会社までさまざまです。

(2)のFamily Day Careは、幼児教育の資格を持つ人の自宅で子どもを預かる家庭保育サービスです。保育時間はかなり自由が利きますので、一日や毎日数時間、週に数回など、あなたの都合に応じてお子さんを預けることが可能です。

(3)のIn Home Careは、子どものケアをする人があなたの自宅で、お子さんの相手をするものです。おもちゃやゲームで遊んだり、絵を描いたり、DVDを観せたりして、一緒に過ごしてくれます。通常の保育サービスが利用できない場合に便利です。

(4)のOutside School Hours Careは、学齢期の児童を、学校の時間外に預かるサービスです。場所も学校だったり、コミュニティーホールだったりします。学校の始まる前や、終わった後、学期間休暇の間など、基本的に学齢期の児童が対象になります。

(5)のOccasional Careは、急な事態で親が子どもの面倒を見られない場合に、単発的に利用するサービスです。定期的ではなく臨時に、必要な場合のみ、都合似合わせて利用できます。

これらの保育サービスは、Child Care Access Hotline(1800-670-305)に電話するか、My Childウェブサイト(www.mychild.gov.au)にアクセスすると、以下の内容を知らせてくれます。

(日本語通訳が必要な場合は、TIS(131-450)に電話して、「MyChild Hotline on 13-36-84」に電話するように伝えてください。TISは月〜金午前8時から午後6時まで)

* お住まいの地域の認定保育施設

* 保育サービスの種類と空き状況

* 政府による認定保育施設利用費の補助

* 障害児のためのサービス

* 異なる文化背景を持つ幼児のためのサービス

さて、第3回目は、これらの保育サービスに対して給付される政府の補助金についてです。(来週に続く)

 

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