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【生活情報】教育[第8回] 初等教育(下)

【シドニー生活情報】 教育について

子どもを持つ親にとって、教育は非常に大事なことです。

オーストラリアの教育について、知っておくべきこと、注意しなければならないことを、数回にわたって解説します。

[第8回] 初等教育(下)

1学年の授業は毎年、1月末(もしくは2月初め)に始まり、12月中旬まで行なわれます。

学期は、Term 1、Term 2、Term 3、Term 4の4学期制です。2015年の学期は以下の通りです。

■英語が話せない児童

ほとんどの州では、来豪したばかりで英語が話せない子どもは英語学校または英語センターに直接入学して集中英語プログラムを受講することができます。

新移住者のための外国語としての英語プログラム「English as an Additional Language/Dialect(EAL/D)」は、小学校や中・高校で集中的な英語の授業を行います。

学校にこのプログラムがない場合は、Intensive English Centre(IEC)で短期集中授業を受けることになります。(来豪後、6カ月以内に申請します。)

小学校の場合は児童対象のIECがないため、各学校での英語のサポートを受けることになります。

6年生(Year 6)の場合は、1学期終了後に、ハイスクールへの入学準備のためにIECのコースを受講できる場合があります。

■一時滞在者の場合

これまでお話ししてきた教育情報は、基本的にオーストラリアに永住している方のお子さんが対象です。ですから学校の授業料も原則として無料となっています。

ただし、ビジネスビザなど一時滞在ビザで長期にわたって暮らしている方のお子さんの場合は、同じ学校に通学して授業を受けることができますが、授業料は負担しなければなりません。

州によって異なりますが、ニュー・サウス・ウエールズ州の場合は、一時滞在者ビザの方には決められた授業料を課しています。(学生ビザの場合より割安になっています。)また、ビジタービザの場合と、親が学生ビザの場合は、それぞれ授業料が異なります。(下表参照)

次回は、中等教育(ハイスクール)についてです。(来週につづく)

※なお、このシドニー生活情報で取り上げてもらいたいトピックスがありましたら、お知らせください。

 

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