美容/健康

ロックダウン明けの生活に再適応するには?焦らず習慣づけを

オーストラリアでも長きにわたったロックダウンが解除されて、外食や旅行、イベント参加など、徐々にできることが増えてきました。しかし、ずっと会えていなかった友人や同僚との再会は喜ばしいものですが、いざ学校や職場へ向かうとなると強い不安に襲われる…自宅で過ごす時間が長引いた人々にとって、そうした社会への再適応の難しさは珍しくありません。

もともと人間は、環境の変化をストレスや負担と感じやすく、ロックダウンによる自宅生活が長引くほど、学校や仕事への復帰後に、社会の変化に自分のペースで付いていき辛くなってしまう生き物。アフターコロナの社会にはどのような変化が待ち受けているのか、不安に思うのも当然のことです。

こうしたロックダウン明けの不安や無気力は、日本の「5月病」の症状と似ている部分があるそう。4月の新しい環境で必死にがんばり、5月のゴールデンウィークで一気に緊張の糸が切れたことで、それまでの疲労やストレスが押し寄せてきてしまうのです。また、南極探検家や帰還兵士に見られる「リエントリー症候群」という症状も、長らく離れていた環境に再適応する際に感じる心理的苦痛症状として共通するものがあります。周囲の変化がストレスとなると、メンタル疾患を生じやすくなってしまうのです。

新型コロナウイルスの影響によるロックダウンを経て、学校や職場に復帰する多くの人々が感じている不安や無気力、心理的苦痛。「自分だけの力ではどうにもならない」ほどの体調不良を感じている時、あるいは周りから自分がそういう状態にあると指摘された時には、まずは専門家に助けを求めることも、より良い回復のきっかけになるかもしれません。

シドニーの心理カウンセリングルームを20年以上運営し、オーストラリア在住の日本人のための心理カウンセリングの最前線を常に走ってきた「こころクリニック」では、日豪臨床経験30年以上のサイコロジストが一人一人の人生の物語に寄り添い、ストレスの多い状況下での現実調整の方法などをリラックスしながらじっくりと話し合います。マインドフルネスや認知療法、行動療法などを用いて自分の考え方との距離のとり方を学んでいき、日本人が海外生活において直面するストレスやトラブルなども改善。

ロックダウン明けの社会への再適合も、サイコロジストとの二人三脚で無理なく進めていくことができます。

「こころクリニック」は現在シドニーの中心地、ワールドスクエアにあるビジネスセンターの45階で運営中。新型コロナウイルスのパンデミック状況下、オーストラリア全土の94%の心理カウンセリングがテレヘルスを導入していますが、2021年の年末まで、テレヘルス心理カウンセリングを含めた遠隔医療サービスにもメディケアや学生保険による保険カバーが適用されることが決定(新年度についてはまだ発表を待っています)。クリニックまで行けない方やシドニー以外にお住まいの方も、遠隔の心理カウンセリングを受けることができます。

今回は、そんなロックダウン明けの社会への再適応について、一人一人の再適応をサポートする心理カウンセリングの「こころクリニック」についてご紹介します。

ロックダウン明けの社会への再適応とは

世界各国の研究から、新型コロナウイルスの影響によるロックダウンや自宅隔離は人々の精神状態にネガティブな影響を与えたと証明されています。世界的なパンデミック以後とそれ以前を比較した時、特に若年層に自覚されるストレスや怒りのレベルは著しく高まっているのだとか。

このように新型コロナウイルスの影響によって私たち自身が変わったことから、新しい未知の社会体制へ踏み込むことに対する不安を世界中の人々が抱えています。また、新型コロナウイルスに感染すること、ウイルスを拡散することに対する潜在的な不安もあり、周囲の人々との直接的な交流が急激に減ったため、そのような環境の中で再び人間関係を築くことの難しさを、大勢の人々が感じているのです。

そうした社会的不安の根源と向き合う時に大切なのは、少しずつロックダウン明けの生活に順応していくため、ちょっとした習慣や小さな自身への負荷を毎日のスケジュールに組み込んでいくこと。新たな経験を徐々に積み、その難易度を少しずつ上げて、無理のないかたちでアフターコロナの社会に復帰することです。

人間はトラウマの経験から学びを得ることができます。それは、新型コロナウイルスによる未曾有のパンデミックやロックダウンでも同じこと。以前の生活にいち早く再適応しようと焦る必要はありません。ロックダウン明けの外出を楽しんだり、友人や同僚と会ったり、さまざまなイベントにも参加できるようになるために、ゆっくりと時間をかけて、自分なりの新しい生活に少しずつ順応していくことが大切です。

ロックダウン明けの生活に順応していくために大切なこと

  1. 体力をキープする
    在宅ワークや自宅生活が長引くと、普段よりも運動量が少なくなって体力が落ちてしまいがち。少しの運動不足ならともかく、今までより極端に体力が落ちた場合、ロックダウン明けの急激な変化に体がついていかず、体調やメンタルの不調にもなりかねません。毎日のルーティンに散歩やエクササイズを入れるなど、今から積極的に体を動かす習慣を組んでいきましょう。
  2. 生活のリズムを整える
    在宅ワークは公私の区別を付けにくくなり、夜更かしをしてしまったり、朝寝坊してしまったりと日常リズムが乱れがち。他にも食事の時間がまちまちになってしまう、定期的な掃除をしなくなる、スマホを見ている時間が増えるなど、なんとなくダラダラと時間が過ぎてしまうものです。同じ時間にバランスの取れた食生活を心がけたり、日光を浴びる時間を設けたり、何か気が引き締まることをして、生活のリズムを整えてみましょう。
  3. 人との関わりを増やす
    外出規制などから人との関わる機会が急激に減ってしまった今。人と会えない孤独感からストレスを感じることもありますが、他人とのコミュニケーションは社会での適応力を高めるためにも大切です。時には自分のやりたくないことを人のためにしてあげたり、気乗りしなくても少し勇気を出して会ってみることで、会社や学校再開後への適応も比較的進みやすくなります。
  4. 一定時間、集中して取り組んでみる
    自宅で生活していると、毎日のスケジュールは自分の裁量で決定することができますが、楽しくて仕方がないことでも時間を決めて、一定時間だけ集中して取り組んでみましょう。筋トレのように自分に負荷をかけないと取り組めないことでも構いません。少しずつ慣らしてストレス耐性を落としすぎないことで、ロックダウン明けの会社や学校にも通いやすくなるでしょう。

ただし、ロックダウン明けの今現在、「自分だけの力ではどうにもならない」ほどの体調不良を感じている時、あるいは周りから自分がそういう状態にあると指摘された時には、まずは専門家に助けを求めることも、より良い回復のきっかけになるかもしれません。

そんな時にオーストラリアでは、心理カウンセリングを利用するのも一般的。心理カウンセリング自体、日本のように「深刻な悩みを抱えている人が行くところ」といった抵抗を感じるイメージは一切ありません。心理カウンセリングはオーストラリア人にとって身近な存在で、むしろ自分の悩みが深刻になる前に早めに相談するという、メンタルの健康維持のような位置づけであるとも言えます。

シドニーの心理カウンセリングルーム「こころクリニック」

心理カウンセリングのサイコロジストは、悩みを抱える人々が良い意思決定という形で行動できるようになることを援助してくれます。心理カウンセリングを受ける人は自分の状況や気持ちを話し、サイコロジストはそれを理解するために耳を傾けます。そのプロセスの中で、「わかってもらえた」「すっきりした」などの感覚と経験を得られること、そしてサイコロジストとの信頼関係の中で自分を客観視できるようになり、直面している問題に取り組めるようになることが心理カウンセリングの良いところ。

また、サイコロジストからの的確なサポートから自分の考え方や行動パターンを変えていったり、今後のストレスにどのように対処していくか、自分をどのようにマネジメントしていくか、といったことも習得していくことができます。このようなプロセスをサイコロジストと一緒に歩むことは、現状の問題の改善だけでなく、社会の中でその人があるがまま、美味しいものを食べた時のように楽しく明るい気持ちで、より良く生きることにもつながるでしょう。

このような心理カウンセリングの効果を生むためには、サイコロジストとの関係の質、用いる技法はとても重要なポイント。

「こころクリニック」のグリーフケア

グリーフケアには一般的に次のような4つのプロセスがあると言われています。

  1. 心の麻痺:それが本当に起こったということが、どこか実感できない。
  2. 探索と切望:探しまわり、亡くなった人や状況のことばかり考え、高い覚醒状態で怒る。
  3. 混乱と絶望:失ったものが取り戻せないことを確認して、うつ症状が続く。
  4. 回復と再編:アイデンティティ、外界把握の見直しと再編。変化を受け入れ活力が戻り、社会性が向上する。

このプロセスは一つ一つ進むものではなく、いくつか同時進行したり、前進したり後退したりしながら少しずつ進んでいくそう。このプロセスの進展に共感的な理解で伴走するのが、グリーフカウンセリングです。

「こころクリニック」の心理カウンセリングを担当するサイコロジストは、20年以上に及ぶ長い心理臨床活動の中で、グリーフカウンセリングの経験も豊富。グリーフを経験している方の中には「取り乱したところを見せて情けない。付き合わせるのも大変」と気にする方も少なくないそうですが、人生において大きな困難があった時、それを乗り越えて少しずつ前に進んでいこうとするプロセスに立ち会えるのは、サイコロジストとしては光栄なことなのだとか。

長い人生であるほど誰もが避けられないグリーフ。最愛の相手を失って深い悲しみを抱える人々に寄り添い、支えて、立ち直ることができるように全力でサポートしていくのが、「こころクリニック」のグリーフカウンセリングです。

「こころクリニック」担当サイコロジスト(臨床心理士)

「こころクリニック」には、日本とオーストラリアの両国の臨床心理士の資格と経験がある、経験の長い日本人開業サイコロジストやのしおりさんが在籍。Australian Psychological Societyの正会員歴20年以上、臨床経験は30年以上、シドニーの心理カウンセリングルームも20年以上運営しています。

オーストラリアのクリニックで心理カウンセリングや心理療法が可能な職種には、サイコロジスト、サイコセラピスト、カウンセラー、ソーシャルワーカーがありますが、その中でもソーシャルワーカーと並ぶ「医療資格」であり、心理カウンセリングと心理療法を専門とする職種が、サイコロジスト。

医療資格がなく学会員メンバーシップのみで働くカウンセラーやサイコセラピストよりも、サイコロジストの修業年数はさらに長く、その信頼性と専門性は医療保険カバーの範囲にも現れ、サイコロジストはGPの紹介があれば、ほとんどの保険で費用がカバー可能に。

心理カウンセリングの効果は実証研究でも確認されています。例えば、うつの症状に関しては、約50の厳密な研究を通して認知行動療法での明確な効果が示され、うつ症状の改善に寄与し、再発の予防にも寄与しています。

このように心理カウンセリングには的確な技法も求められますが、心理カウンセリングが効果を生むためには、サイコロジストがどのように関われるかといった信頼関係も重要になります。そのため、実績があり相性の良いサイコロジストとの出会いは心理カウンセリングの効果に欠かせないものとなります。

「こころクリニック」の心理療法は、共感的カウンセリングを基本としています。何より大切にしている治療の根本は常に「共感」であり、このサイコロジストの共感力が相談者の自己治癒力を高めることにも一役買います。何でも話せて、気持ちに共感してもらえる関係の中で、サイコロジストとプランニングした現実的なゴールに向かい、一人一人に合ったプロセスを進めていきます。

一回や数回のカウンセリングで終結するケースもあれば、さらに回数を重ねるケースもありますが、カウンセリングを必要としなくなった時が、ゴール達成の時です。サイコロジストとのセッションは終結しても、「こころクリニック」のカウンセリングで得られたことを胸に、現実世界の中で存分に羽ばたきましょう。

「こころクリニック」が専門とする相談内容

  • 大切な人を失った悲しみ
  • うつや落ち込み
  • よりポジティブな考え方を身につけたい
  • 不安
  • 悩みごとやストレス
  • カップルや夫婦間の問題、家族のコミュニケーションの問題
  • 子育ての悩み
  • 不眠
  • 過去や現在の体験について気持ちの整理をしたい
  • 対人関係、対人緊張、職場や学校でのストレス
  • ショックな経験の後で落ち込んでいる
  • 気分の波がある、イライラしやすい
  • 進路の問題、自分の方向性を明確にしたい
  • セクシャリティ(LGBTIQ+)の悩み
  • 生理前の月経症候群(PMS)

上記以外にも相談者に合わせた心理カウンセリングに対応しています。

予約時に「JAMS.TV見ました」と申し出ることで、初回無料のトライアル心理カウンセリング(約45分/テレヘルス含む)も受付中。

無料トライアルでも、自分のココロの状態や先生との相性、どのようにカウンセリングが受けられそうかなど、さまざまなことがチェックできます。海外生活で不安や悩みがある方は気軽に問い合わせてみましょう。

「こころクリニック」の主なカウンセリング方法

  1. 来談者中心療法/ヒューマニスティック・カウンセリング
    問題をレビューし、自分の気持ちや方向性に気づきや再確認をサポートする基本のカウンセリング。
  2. 心理教育/認知行動療法/対人関係療法/リラクセーション・呼吸法/マインドフルネス/アクセプタンス&コミットメント・セラピー
    気分の落ち込み、不安、パニックに対して、その症状に関係していると思われる要因を取り除くためのカウンセリング。
  3. 動機付け面接法/認知行動療法
    人や物に対する依存や行動への悩みを和らげるためのカウンセリング。
  4. 精神力動的精神療法/交流分析
    過去の親子関係の体験が現在の問題に影響していることが考えられる場合に、どんな親子関係の質でどんな影響を受けたのかを再認識し、ワークスルーの作業を進めるカウンセリング。
  5. ソーシャルスキルトレーニング/認知行動療法/交流分析
    自信が少ない、対人関係に悩んでいる、その問題が過去や育ちの問題から来ている、といった場合に一助となるカウンセリング。
  6. グリーフカウンセリング
    大事な人や状況を失った対象喪失後のグリーフの方のためのカウンセリング。

他にも子どものためのプレイセラピーや日本語の発達・知能検査を行った上での発達アセスメント、カップルまたは家族カウンセリングなども受付中。

メディケアや学生保険でのテレヘルス・カウンセリングも

また、日本とオーストラリアの心理カウンセリングの最大の違いは、医療保険カバー

オーストラリアにおけるサイコロジストは医療資格であるため、先に一般医GPの紹介があれば、ワーホリや留学生の海外旅行保険やOSHC(学生保険)、メディケアなどほとんどの保険で心理カウンセリング費用がカバーされます。メンタルケアの重要性を政府や社会が理解していることから、医療資格を持つサイコロジスト(臨床心理士)による心理カウンセリングにも医療保険が効き、永住者であればメディケア保険で診療費がカバーされます。

さらに、オーストラリアの国家資格を持つ「こころクリニック」なら、メディケアをお持ちの方は対面も遠隔もバルクビル(自己負担なし)で診察中。

新型コロナウイルスのパンデミック状況下、オーストラリア全土の94%の心理カウンセリングがテレヘルスを導入していますが、テレヘルス心理カウンセリングを含めた遠隔医療サービスにもメディケアや学生保険による保険カバーが適用されることが決定。クリニックまで行けない方やシドニー以外にお住まいの方も、遠隔の心理カウンセリングを受けることができます。

「こころクリニック」への予約・お問い合わせ

カウンセリングルームは、シドニーシティの中心部のワールドスクエアにある、Regusというビジネスセンターの中。45階の受付にて「サイコロジストのやのしおりに会いに来た」旨を告げると、カフェのように快適なラウンジに通してもらえます。このラウンジからのシドニーシティの展望も良く、それだけでも心が開放的になります。

臨床心理士・やのしおり
電話:0416-006-835(受付時間8:00-22:00 シドニー現地時間)
Email:sydney@cocoroclinic.com

「こころクリニック」新カウンセリングルーム
所在地:Suite 4543, Level 45, Regus, World Square, 680 George Street Sydney 2000

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シドニーこころクリニック

所在地:Suite 4543, Level 45, Regus, World Square, 680 George Street Sydney 2000
電話:0416 006 835(受付時間 8:00 – 22:00)
メール:sydney@cocoroclinic.com
営業時間:月~土 8:30 – 20:00(日祝要相談)※予約制
ウェブ:http://cocoroclinic.com
英語ウェブ:http://en.cocoroclinic.com
Facebook:www.facebook.com/SydneyCocoroClinic

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